2025年11月21日
敦賀発電所2号機の追加調査現場を公開
敦賀市議会は昨日、「議会報告会」ならびに「敦賀高校生との意見交換(模擬請願審査)」の最終回を終えました。
議会報告会は市内の全公民館で計9回、模擬請願審査は3日間に亘り開催。
まずもって、参加いただいた市民の皆さま、高校生に感謝申し上げるとともに、裏方でお支えいただいた議会事務局の方々に御礼申し上げます。
今後は、頂戴しました貴重なご意見について、取り扱いを協議するとともに、それぞれの反省点など、追って議会内で取りまとめのうえ、次回に反映してまいる所存です。
なお、本日は、令和7年第4回(12月)定例会の告示日。
12月1日から今年最後の定例会がはじまりますので、モードを切り替え臨んでまいります。
さて、話は変わり、「はや1年経ったのか」と感じるのは、マイプラントの日本原電敦賀発電所2号機(以降、敦賀2号)。
昨年11月13日に開催された原子力規制委員会において「日本原子力発電株式会社敦賀発電所の発電用原子炉設置変更許可申請書(2号発電用原子炉施設の変更)に対する処分の案」が議題に供され、結果、発電用原子炉設置変更許可をしないことについて、いずれも規制委員会「全会一致」で決定されたことを思い返すところ。
その後、再申請に向けた追加調査計画を公表のうえ、9月16日からは敷地内のボーリングや岩盤までの掘削など、調査に着手したところ。
なお、追加調査の概要や進捗については、日本原電の広報誌や11月4日付けのお知らせ(HP公開)「敦賀発電所の近況について」にてお伝えしています。

【追加調査の概要(11月4日付「敦賀発電所の近況について」より抜粋引用)】
そうしたなか、11月19日には追加調査現場を報道陣に公開。
20日付けの福井新聞1面に掲載されていました。
記事の一部引用となりますが、調査に関しては次のように紹介されていました。
<記事抜粋引用>
追加調査は9月16日に着手した。原電によると、2号機原子炉の北約200メートルののり面で10月中旬までに深さ、7、8メートルのボーリング4本を終えた。現在は集めた地質データを分析、評価している。原子炉建屋北側の試掘溝で見つかり、規制委の審査で焦点となった「K断層」の活動年代を特定する考え。
原子炉の北約150メートルの「ふげん道路ピット」と呼ばれる場所では、地下5メートルの岩盤面を露出させ、K断層が原子炉直下まで延びているかを確認する。
再申請にはK断層だけでなく、敷地内にある他の破砕帯(断層)の活動性を全て否定することが求められている。原子炉建屋付近に地下約30メートル、延長約200メートルの調査抗(地下トンネル)を新たに掘る方針で、現場公開で位置を説明した。
原電は再調査は順調に進んでいるとし、田中正樹・敦賀発電所副所長は「追加調査で必要なデータを整えた上で、再申請、稼働に向けて誠実に進めていきたい」と話した。
<引用終わり>
このような紹介文の上にあったタイトルは、「審査再申請へ道遠く」。
確かに2年以上という調査期間を考えれば、まだまだ道のりは遠いかもしれませんが、ひとつ一つのデータを蓄積していくことによって、一歩一歩、着実に近づいているのは確か。
私の好きな野球漫画「球道くん」(水島新司著)の主人公 中西球道君が、亡き父からの教えであり、彼そのものと言える言葉に「球けがれなく道けわし」があります。
この言葉には、人生という道は険しいが、純粋な心(球)で野球に打ち込むことで乗り越えられるというメッセージが込められており、敦賀2号に当てはめれば、道けわしくとも信念をもって、けがれなき真実(活断層でないこと)を証明することではないかと。
さらにその先にある本来目的は、原子力発電をもって日本のエネルギー需給に貢献する「再稼働」であり、通過点であるこの審査を何としてでも突破するため、前に進むのみであります。

【漫画「球道くん」の表紙より。ボールは亡き父が遺したもの。】






