2025年8月30日
敦賀市民歴史講座 シリーズ「戦後80年」第2講を開催いたします
自身が活動に参画する敦賀の市民歴史団体「気比史学会」。
昭和52(1977)年に会を設立後、昭和60(1985)年に開講したのが「敦賀市民歴史講座」であり、以来、体系的な年間テーマのもとに、歴史を学ぶ楽しさを市民と共有しながら連年開催をし、今年で第41期となります。
活動の中心を成す本講座においては、今期、二つのシリーズテーマ(各3講づつ)による全6講を企画。
一つは、日本海側で最初の“敦賀空襲”と、“太平洋戦争”終結80年に因む『戦後80年』シリーズ。
いま一つは、近世・近代における敦賀のまち形成の礎を築いたとされる最後の敦賀城主・大谷吉継にまつわる『大谷吉継生誕460年』シリーズ。
既に各1講目を終えたところですが、これら二つのテーマは、その時代と歴史的背景は大きく異なるものの、それぞれの分野における多彩な講師陣により展開される歴史ストーリーは、主催する側としても大変興味深く、多くの市民の方々に参加いただくことを期待するところです。

【再掲:昭和20(1945)年7月の敦賀空襲により、焼け野原となった敦賀市内】
さて、このように前置きをしたうえで、本日は14時より、シリーズ「戦後80年」の第2講を開催いたします。
テーマは『私が出会った三人の昭和の偉人たち』。
講師には、戦後50年、戦後70年の当会講座に続き、元NHKプロデューサーの山登義明(やまとよしあき)氏をお招きし、報道の立場、またジャーナリストとしての視点から戦後、そして「昭和」という時代についてお話しいただきます。
なお、山登氏は、敦賀のご出身。
簡単にプロフィールをご紹介しますと、1948年に敦賀市で生まれ、敦賀高校、金沢大学卒業後、1970年にNHK入社。
テレビディレクターとして大阪、東京、長崎で勤務し、プロデューサーとして広島、東京、NHKエンタープライズで、NHK特集「黒い雨 〜広島 長崎 原爆の謎〜」、ETV8「シリーズ・授業」など主にドキュメンタリー番組を制作。
親交が深い大江健三郎氏関係では、NHKスペシャル「響きあう父と子 −大江健三郎と息子光の30年」(1994年)は、国際エミー賞を受賞するなど大変高い評価を受け、その後も、ETV特集「大江健三郎・ノーベル賞の旅(1)・(2)」、他にも、「最後のひばり〜」や「冬のソナタ」の特番など、ジャンルを越えた幅広い社会派番組も数多く担当された方。
本日の講演で、山登氏が「昭和の偉人」と称する「三人」とは、向田邦子(作家、脚本家)、大江健三郎(作家、ノーベル文学賞受賞者)、河合隼雄(臨床心理学者、文化庁長官)。
三氏とも昭和ヒトケタ世代で、戦後の日本文化の土台を築いた人たちであり、敦賀との繋がりもあるとのことで、講演では、三人の生き方を見つめ、なぜ偉大なのかということを考えるほか、山登氏がロケする中で見せた各人の素顔のエピソードなどを映像も交えて面白く伝え、最後に、三人の死についても触れられるものと思います。
事前に山登氏と資料のやり取りをする中では、さすがプロデューサー。
三氏の素顔や生き方が浮かぶ動画も準備いただいており、どんなお話が聞けるのか、自分自身も楽しみが募るところです。
こうした内容で開催する市民歴史講座。
あらためまして、本日は14時より、敦賀市立図書館3階の研修室にて開催いたします。
まだまだ残暑厳しい折ではございますが、一人でも多くの皆様と一緒に、「戦後80年」を振り返り、そこから未来思考の何かをつかめれば幸いに存じます。






