やまたけ一般質問は本日6番目

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「途切れ途切れの街頭演説は迷惑でしかない」
 
毎週月曜日の朝に実施している「粟野交番前」での街頭演説ですが、今週は祝日にあたることから、昨日(火曜日)にスライド。
 
三連休明けは元気良く!と話し始めましたが、次第に拡声器から出る音が途切れ途切れに。
 
マイクの電池は交換したばかりでしたので、確か車のトランクに積んであったと、拡声器の電池(単1×8本)を交換し、再スタートしたものの、状況は一層ひどいことに。
 
交換した電池は「使用済み」のものでした…。
 
意気消沈したのと、この時点で7時50分ということで(いつもは8時まで)、この日の街頭活動を早目に切り上げましたが、予備電池を準備しておくことは街頭に立つ者の基本であり、今後の教訓にしておきたいと思います。
 
こうして、若干情けないスタートとなりましたが、気を取り直して今週も頑張ります。
 
さて、敦賀市議会の一般質問ですが、初日の昨日は5名の議員が登壇。
 
私の質問順は「11番」につき、昨日は終日、他の質問者と理事者のやり取りから学ばせていただいた次第です。
 
質問では、公立幼稚園の必要性や内水氾濫等に対する防災・減災、性的マイノリティ政策の今後、金ケ崎周辺整備、敦賀まつりなどなど、多様な視点からの質問がされました。
 
このうち、「市職員の給与」について質問された方の話しを聞いていると、質問は民間事業者の給与、経済活性化に向けてと展開し、結婚を躊躇するそもそもの原因は水準の低い給与にあると主張されるなど、まさに国民民主党が掲げる「給料が上がる経済の実現」に通ずるものと感じた次第です。
 
他にもあった多くの気づきは、しっかりメモに残しましたので、また今後の活動の糧にしていきたいと思います。
 
一般質問2日目の今日は、質問順6番の豊田耕一議員からスタート。
 
10時の開会から、順次予想していくと、私の出番は15時半か16時頃になるのではと思います。
 
なお、通告した私の質問項目は以下。
 
1.次期総合計画について
(1)計画策定に向けた基本的考え方等
(2)検討体制、スケジュール
2.保育士のより良い職場環境づくりについて
(1)人員体制
(2)業務の負担軽減
 
市長が交替されたこと、国の地方版総合戦略やデジタル田園都市構想とも相まって、今年度内に策定する(見直す)としている次期「総合計画」について、社会的な課題ともなっている「保育士のよりよい職場環境づくり」の2項目について意見してまいります。
 
再掲となりますが、本会議場での傍聴はもとより、嶺南ケーブルネットワーク議会チャンネル(CH093)、敦賀市議会インターネット中継にてご視聴いただけますようお願いいたします。
 

【市役所中央玄関のデジタルサイネージ。お時間ある方はぜひ、議場までお越しください。】

議会は今日から一般質問

ブログ 敦賀市議会

初戦のチリ戦を快勝で飾ったラグビーW杯の日本代表。
 
昨日は早朝より、1次リーグ2戦目となるイングランド戦が行われるということで、ブログを早目に仕上げてテレビ観戦。
 
日本は、過去にW杯優勝1回の強豪イングランドの強力FWを粘り強く食い止め、9-13で前半を折り返し、後半の逆転劇を期待しましたが、結果は12-34で敗れ、1勝1敗に。
 
後半14分に松田のペナルティゴールで1点差に迫ったものの、直後にイングランドがパスミスからのこぼれ球を拾ってトライを奪取。
 
世界最高峰のW杯では、ミスひとつが勝負を決めることを痛感しましたが、次は29日のサモア戦。
 
もう「番狂せ」ではないレベルにあると思いますので、次戦に勝利し、再び「旋風」を巻き起こすことを期待する次第です。
 
さて、こちらも真剣勝負(議論)となりますが、敦賀市議会では今日から21日(木)にかけて一般質問が行われます。
 

【今日から3日間、一般質問が行われる本会議場】
 
この週末も、打ち合わせや庁議など、理事者の皆様におかれては、答弁確認のため対応いただいたことと存じますが、こうして熟議のうえ臨まれる場ですので、質問者である議員としても、通告した内容を基に、一問一答でしっかりと、深みのある議論をしていかねばと気を引き締めるところです。
 
なお、今回質問に立つのは15人。
 
再掲となりますが、以下に15人の発言通告一覧をリンクしますので、関心のあるテーマ、議員をチェックいただければと思います。
 
 →令和5年第4回(9月)定例会の発言通告一覧はこちら
 
私は「11番目」ということで、進み具合にもよりますが、出番は明日20日(水)の午後になる予定です。
 
お時間のある方は、議会傍聴はもちろんのこと、嶺南ケーブルネットワーク議会チャンネル(CH093)並びに敦賀市議会インターネット中継にてご覧いただければ幸いです。

地域の魅力は「ロケーション」と「人」にあり

ブログ

9月8日には、草花に朝露がつき始める頃という意味の「白露」に入りましたが、朝散歩していても「露」どころか、ムシッとした生ぬるい風が吹く今日この頃。
 
「夏に逆戻りやね」が合言葉のようになっていますが、昨日の最高気温は33.9℃。
 
23日の「秋分」頃には、暦通りの気温になって欲しいものです。
 
さて、そうした中ではありますが、東浦地区では、福井県の無形民俗文化財に指定されている「赤崎の獅子舞」や「阿曽の相撲甚句」、市内各地では収穫祭など、それぞれ地域の慣わしが行われたところ。
 
私はといえば、同じ東浦地区でも、父の出身地、大比田区の八幡神社例大祭(秋祭り)にお声掛けいただき、お昼からの御輿巡行に参加してきました。
 
大比田区では、前日に宵宮が行われ、昨日午前中にはお宮さんでの神事、14時からはお祭りの最後を飾る御神輿ということで、集会場に向かう道路脇には、近所の皆さんが神輿の出発を楽しみに待っておられる姿がありました。
 
実は、お祭りの様子を覗かせてもらう程度でしたが、地区の皆さんにあたたかく迎えていただいたうえ、神輿を担ぐことを勧められ、「では喜んで」と法被をお借りした次第。
 
その後、集会場に子ども達から大人までが集い、祝詞をあげての出発式。
 
ちょうどそのタイミングで米澤市長がお越しになり、一言ご挨拶されるなど、良き雰囲気のなか神輿巡行がスタート。
 
ご存知の方も多いと思いますが、大比田集落の道は狭く、上り坂下り坂だらけで、気を使いながらの神輿巡業で大変でしたが、「わっしょい!」の掛け声とともに、汗かく担ぎ手、綱を引く子ども達、その姿を見守る保護者の方やお年寄りなど、皆さんの一体感は最高でした。
 

【下り坂を進めば海が見える。このロケーションの神輿巡行はなかなかないのではと。】
 
途中、休憩を挟みながら、約2時間の巡行でしたが、さほど担いでいない私でさえ汗びっしょり。
 
皆様、大変お疲れ様でした。
 
平均年齢が65歳を超える大比田では、以前には青年会、壮年会とあった町内の組織も、今は壮年会だけとなっていることや、子どもの数が著しく少なくなっているなどの状況もお聞きしましたが、区外に出た若い世代が、ふるさとに戻ってお祭りに参加される(関係人口とでも言うのでしょうか)など、皆が地域の行事を大切にされていると感じた次第です。
 
一方、近年では、茨城県と新潟県から移住者がある大比田。
 
ちょうど移住されてこられた方とお話しする機会がありましたが、その理由は、このロケーションと人だと。
 
この言葉を聞いて大変嬉しく思った訳ですが、その方々がこうして地域に溶け込み、お祭りに参加されている姿自体が、地域コミュニティのお手本だと、どこか心満たされ会場を後にした次第です。
 
今朝の新聞では、65歳以上の高齢化率で世界トップ、10人に1人が80歳以上の時代に入ったとありましたが、これを悲観するのでなく、ここ大比田のように、知恵と工夫、自分が住むまちに誇りを持って、コミュニティや地域行事をいかに維持していくかが大事なこと。
 
その原動力となるのはやはり、シビックプライドとポジティブ思考であり、昨日体感したことを糧に、人口減少・高齢化社会における地域のあり方を考えていきたいと思います。
 

【海岸線を進む神輿。この景色も古から変わらぬ「地域の宝」】

敦賀城主 大谷吉継公遺徳を偲ぶ会

ブログ 敦賀の歴史・文化

契りあれば 六つのちまたに 待てしばし
遅れ先だつ ことはありとも
 
これは、関ヶ原の合戦において、家臣 平塚為広が「お先に敵陣に突入します」と、大将大谷吉継に書き添えて送った死別の歌に対し、吉継公が使者に手渡した返歌。
 
いわば、吉継公の辞世の句ですが、句の大意は「為広殿は武勇も和歌も感じるに余りある御仁である。わしも早々にあの世で逢おうぞ」とあり、同じく吉継公も既に、死を覚悟していたことが分かります。
 
9月15日は関ヶ原合戦の日ですが、昨晩は戦いで自害した敦賀城主 大谷吉継公の菩提寺である永賞寺(敦賀市栄新町)にて「遺徳を偲ぶ会」が営まれ、私も参列してまいりました。
 
会では、読経、供養奉納吟に続き、絵語り「大谷吉継 関ヶ原に死す」が催され、改めて「義の武将 吉継公」の生き様は、敦賀の誇りと胸に留めた次第です。
 

【偲ぶ会が営まれた永賞寺】

【丸山誠氏の「絵語り」には聞き入ってしまいました】
 
ここで吉継公をあまりご存知ない方のために、簡単に紹介しますと、大谷吉継は1565年(永禄8)の生まれ。
 
母親は豊臣秀吉の妻(お祢、高台院)の侍女で、東殿(ひがしどの)と呼ばれた女性(父親は判明していない)。
 
幼少期から、秀吉のもとで石田三成、加藤清正らと競い合いながら成長したと言われ、本能寺の変ののち、秀吉が天下人となると、吉継は優秀な実務官僚として豊臣政権を支えました。
 
1585年(天正13)、秀吉は関白になり、吉継も刑部少輔(ぎょうぶのしょうゆう)に任じられます。
 
吉継公が「大谷刑部」と呼ばれるのは、これに由来します。
 
敦賀城主として、1589年(天正17)に敦賀の領主となり、敦賀を「城のある港湾都市」に作り変えたことにより、敦賀は京都・大坂に物資を供給し、朝鮮出兵など戦争の折には兵粮、船、操船者を整える拠点としても機能することになります。
 
江戸時代の敦賀湊の繁栄の基礎は吉継の時代に作られたといえます。
 
この後は、ご存知のとおり、秀吉が没すると、次第に徳川家康が政治の中心となり、これに抵抗した石田三成に、劣勢と知りつつも「義を貫き」、味方して戦った関ヶ原合戦(1600年/慶長5)で敗れ、吉継は自刃します。
 
敦賀城も、1615年(元和元)の一国一城令で廃城となりました。
 
これが、吉継公の生涯ということになりますが、吉継自らの菩提寺である永賞寺の境内には没後9年後、1609年に造立された慰霊の九重塔(石造・敦賀市指定文化財)が残っているほか、毎年9月にはこうして、地元有志らによる「遺徳を偲ぶ会」(供養祭)も行われ、県外からも吉継ファンが足を運んでいます。
 
昨夜も県外からお二人が参列されていましたが、死を覚悟で三成への義を通した吉継公は、特に女性からの人気が高く、あの芦田愛菜さんも一番好きな武将は吉継公だとか。
 
改めて、今日の敦賀の礎を築かれ、発展に尽くすとともに、まさに武士道を貫いた吉継公の生き方に感銘を受けるとともに、また来年もこの会に参列し、供養の念をお送りすると誓った次第です。
 
最後に、会の詩吟で詠われた和歌に、「関ヶ原軍記を読む」と題した、かの西郷隆盛公の句がありましたのでご紹介いたします。
 
東西一決関ヶ原に戦う 嗔髪冠を衝く烈士の憤り
成敗存亡君説くことなかれ 水藩先哲公論あり
 
<大意>
東西に分かれ雌雄を決する天下分け目の戦いが関ヶ原で行われた。従軍の列士の憤は髪の毛が冠を衝き破るほどだった。成功、失敗を議論する必要はない。家康に大義名分がないということを水戸藩の先哲(水戸光圀)が大日本史で公正に論じている。
 
壮絶な天下分け目の戦いとは何だったのか考えさせられるとともに、合戦の地関ヶ原に、近いうちに足を運ぼうと思った次第です。
 

【大谷吉継公に「合掌」】

永久閉鎖した「パリセード原子力発電所(米)」の再稼働を決定

ブログ 原子力

19日からの一般質問を前に休会中の敦賀市議会ですが、昨日午前中は広報広聴委員会を開催。
 
11月に開催する「議会報告会」の意見交換テーマやその後予定している「出前報告会」について協議しました。
 
1期目の4年間も属した本委員会は、フランクに建設的な意見を言い合える場。
 
この日も自由闊達な議論がされましたが、大事な広報広聴活動であり、前例踏襲ではなく、市民にとってより身近な議会となれるよう、委員の皆さんと知恵を絞り、改善を重ねていきたいと思います。
 
さて、ここ福井県嶺南地方にある関西電力の原子力発電所ですが、昨日は高浜発電所2号機が原子炉起動。
 
これで、関西電力が保有する廃止措置プラント以外の全7基が再稼働を果たしたことになりますが、この間のすべての関係者の皆様のご努力に心より敬意を表する次第です。
 
国内ではこれで12基目の原子力発電所再稼働ということになり、我が国の低廉な電力安定供給はもとより、地球温暖化対策に貢献するため、今後も順次、粛々と運転プラントを増やしていくことが必要と考えるところです。
 
さて、こうした国内の状況と照らし、一歩も二歩も先を行くのが米国。
 
原子力産業新聞では、米国のホルテック・インターナショナル社が9月12日、ミシガン州で2022年に永久閉鎖となったパリセード原子力発電所(PWR、85.7万kW)を再稼働させるため、子会社を通じて、同原子力発電所が発電する電力を州内のウルバリン電力協同組合に長期にわたり販売する契約を締結したとの記事がありました。
 
「永久閉鎖」した原子力発電所を再稼働させること自体、今の日本では考えられないことですが、ホルテック社は今年2月、同発電所の再稼働に必要な融資依頼を米エネルギー省(DOE)に申請。
 
米原子力規制委員会(NRC)のスタッフとは、すでに複数回の公開協議を通じて、同発電所の運転再認可に向けた規制手続について議論を重ねており、「パリセード発電所は閉鎖後に再稼働を果たす米国初の原子力発電所になる」と強調。
 
再稼働を必ず実現させて、ミシガン州の各地に無炭素エネルギーによる未来をもたらしたいと述べたほか、長期停止中の原子力発電所を数多く抱える日本や脱原子力を完了したドイツでも、同様の流れになることを期待すると記載されていました。
 

【閉鎖後の再稼働を決めたパリセード原子力発電所】
 
なお、ホルテック社で原子力発電と廃止措置を担当するK.トライス社長は、「パリセード発電所を再稼働させることで、ミシガン州は今後のエネルギー需要を満たしつつ地球温暖化の影響を緩和できるほか、高収入の雇用を数百名分確保し地方自治体の税収を拡大、州経済の成長にも貢献できる」と指摘しています。
 
日本で同じことを言ったら、「金のために閉鎖した危険な発電所を動かすのか!」と即座に反応するであろう姿が目に浮かびますが、さすが「超」がつくほどの「現実主義」の米国。
 
国も自治体も、そして規制側も、環境負荷や経済性を踏まえ判断していることが分かります。
 
この点に関しては、「文化の違い」で片付けてはいけませんので、エネルギーは国力の源とすればまず、いま持っているポテンシャル(停止している原子力発電所)をフルに発揮すること、さらには次世代革新炉の開発、実装を急ぐことに他ならないと考えます。
 
皆様方におかれましては、世界の「現実」を睨みながら、「理想論」では決して国益を利することはできないことを、ご理解いただければ幸いです。

阪神が18年ぶりの「アレ」を決める

ブログ 人生観

岸田文雄首相は、国民民主党に所属していた矢田稚子(わかこ)元参院議員を首相補佐官に起用する方向で調整に入ったとの驚きのニュース。
 
即座にこれを「連立」の呼び水と揶揄する声も挙がるなか、国民民主党の玉木雄一郎代表は14日のインターネット番組で、「そういう(補佐官の)話が出たことは基本的に(矢田氏)ご本人の問題。党としてどうこうということではない」、「矢田氏の能力を政権として評価したということではないか」と指摘したうえで、「仮にもし(補佐官に)なったら元仲間としてこれまでの経験や知識を生かして活躍してもらいたい」とエールを送りました。
 
先の国民主党代表選後、新体制となった8日以降、矢田氏は支援団体の連合や党役員も外れていますので、問われれば、私も玉木代表の言葉通りお答えしたいと思います。
 
さて、驚きのニュースに続き、喜びの昨夜。
 
プロ野球セントラル・リーグでは、甲子園球場で行われた巨人との対戦に4-3で勝ち、阪神が18年ぶりの「アレ」を決めました。
 
今季の阪神は岡田彰布監督が15年ぶりに指揮を執り、若手が主体のチームを率いながら、5月は球団の月間最多タイ記録となる19勝をマーク。
 
セ・パ交流戦は負け越したものの、8月も18勝を挙げると、なんと9月は負けなしの11連勝を飾り、一気に頂点へ上り詰めました。
 

【6度目のリーグ制覇ということで、胴上げ回数も6回。岡田監督が宙に舞いました。(自宅のテレビ画面を撮影)】
 
なお、皆様ご存知のことと思いますが、「アレ」とは、岡田監督が「優勝」を表現する代わりに使う言葉で、「ライバル球団に隙をみせるフレーズで、刺激を与えたくない」というのが理由。
 
実は、オリックス監督時代の2010年、選手に交流戦の優勝を意識させないように使い始めたのがキッカケ。
 
今季のチームスローガンは「A(Aim=目的)」「R(Respect=尊敬)」「E(Empower=パワーアップ)」を組み合わせた「A.R.E」(エー・アール・イー)ですが、もちろん語源は岡田監督の「アレ」からきています。
 
「即物的な『優勝』という言葉ではなく、選手の想像力と自発性を引き出した『アレ』は間違いなく流行語大賞だ」とまで評価されていますが、当の岡田監督は、優勝後の記者会見で、コーチ(2003)・監督(2005)として優勝を経験した時と今回とを比較し、次のように述べています。
 
「(2003、2005年と優勝した時は)ある程度完成されたチームというのがあったのでね。あんまり言うことというか、コミュニケーションとか会話は少なかったですね。今年の場合はやりたい野球というか、その辺でちょっと変えないといけない部分がある、一番はとにかく守り重視でいくということなんですけど、前回よりは選手と話す機会というか、それはだいぶ増えましたね。自分のこういう野球をするというのを伝えないといけないのでね。ずっとユニホーム着てた前回と、今回は着てなかったので、その辺の違いはあると思いますけど」
 
この言葉を聞いて、今年の強さの要因は、トップリーダーである岡田監督の考え(ビジョン)が選手に浸透したからだと理解すると同時に、それができたのは、リーダー自らの、積極的な会話とコミュニケーションにありと認識した次第です。
 
昭和60年、甲子園での巨人戦で放った、バース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発は、今でも脳裏に焼き付いていますが、5番岡田は、時を経て名将として返り咲き、チームを優勝に導きました。
 
天国の星野仙一さんもさぞかし、目を細めて見ているのではと思いますが、この先のクライマックスシリーズ、そして日本シリーズを勝ち抜き、再び「アレ」を決めてくれることを期待し、イチファンとして静かに応援したいと思います。

皆で支えよう日本の「水産物」

ブログ 政治

空に秋を感じる昨日でしたが何のその。
 
水曜朝は恒例の辻立ちでしたが、時間が経つにつれ気温が上昇し、仲間と汗を拭いながらの活動となりました。
 
とは言え、この日のベタ凪で透き通る海と青い空のロケーションは気持ち良く、思わず敦賀湾をバックに撮影。
 
引き続き、季節の変化や景色を楽しむ余裕を持ちながら活動にあたってまいります。
 

【青空と青い海。心落ち着く景色です。】
 
さて、この敦賀湾で獲れる水産物ですが、聞くところによると、中国による水産物輸入停止措置を受け、アワビなどの価格に影響が出ているとのこと。
 
こうした影響は福島や東北のことと思いがちですが、中国が採る措置は「全面停止」であり、我がまちの水産物に関しても把握しておかねばと、認識し直したところです。
 
既に政府においては、水産物の保管経費などを支援する風評被害対策300億円、漁業継続支援500億円の計800億円の基金を既に設置したほか、中国の全面停止への対策として、200億円程度の支援策を追加し、中国に代わる米国や東南アジアなど輸出先の開拓や、輸出が止まった養殖の水産物の出荷調整を後押していますが、これに関し昨日、ネットニュースで青森県の取り組みを目にしました。
 
ニュースによれば、青森県は13日、東京電力福島第一原子力発電所の海洋放出を巡り、県産ホタテを買い上げて学校給食として提供するなど支援策を発表。
 
中国による水産物輸入停止措置を踏まえ、台湾やタイへの販路拡大も後押しするほか、宮下宗一郎知事は記者団に「在庫をしっかり流通させ、利益が出る流れをつくる」と述べたとのこと。
 
青森県によると、給食は政府が風評被害対策のため設けた基金を活用し、小中学生8万人程度への提供を見込むとあり、販路拡大では海外に加え、県内外のスーパーや量販店に取扱量を増やすよう求めるとあり、県民皆で支えようとするナイスアイデアと感じた次第です。
 
なお、日本貿易振興機構(ジェトロ)の青森事務所によると、令和4年の県産ホタテの輸出額は約44億4千万円で、このうち中国向けが66%を占めていると、影響の大きさも知ることとなりましたが、未だALPS「処理水」を「核汚染水」と呼び、IAEAの調査結果も認めない中国に決して屈してはいけませんので、まずは内需を拡大し、国内の水産物を後押しすること、さらには、中国以外の販路拡大を機に、中国への輸出依存度を下げることは、今後の日中関係を考えるうえにおいても大変重要なことと考えます。
 
ついては、私たち国民ひとり一人にもできることは、水産物を「買うなら国産」ということかと思います。
 
とはいえ、買い物に行くのはほぼ、奥様の家庭が多いかと思いますし、ご多聞に漏れず我が家もそうですので、妻にもしっかり伝え、内需拡大に少しでも貢献したいと考えます。

一般質問の発言通告を終える

ブログ 敦賀市議会

原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場を巡り、昨日、長崎県対馬市議会が文献調査の受け入れ促進を求める請願を賛成多数で採択しました。
 
賛否が拮抗する中での採択でしたが、先送りせず、議会の意思を明確に示されたことに敬意を表するところです。
 
近く市長が判断するとのことですが、最終処分場は廃棄物を安全な形で地層処分するとともに、国が原子力政策の柱として使用済み燃料を再利用する「原子燃料サイクル」を継続的に回すため不可欠の施設であることを踏まえ、前向きな意思表明を期待する次第です。
 
さて、話しは変わり、敦賀市議会は昨日13時に、19日から行われる一般質問の発言通告を締切り、15名が通告。
 
前回の質問者17名から2名減ということですが、私が通告した質問項目は以下のとおり。
 
1.次期総合計画について
(1)計画策定に向けた基本的考え方等
(2)検討体制、スケジュール
2.保育士のより良い職場環境づくりについて
(1)人員体制
(2)業務の負担軽減
 
今回は、市長が交替されたこと、国の地方版総合戦略やデジタル田園都市構想とも相まって、今年度内に策定する(見直す)としている「総合計画」について、社会的な課題ともなっている「保育士のよりよい職場環境づくり」の2項目を取り上げました。
 
ご参考まて、質問者全員の通告一覧は以下リンクよりご覧ください。
 
 →発言者15人の発言通告一覧はこちら
 
また、通告書の全文までは掲載しませんが、私が質問する両項目の発言趣旨(通告書原文のまま)を以下に記載いたします。
 
【発言趣旨】
 
<次期総合計画について>
令和5年第3回(6月)定例会において、本市の総合計画を見直すことを明らかにするとともに、新たな計画においては、環境の変化に柔軟に対応できる機動性を持たせるとともに、市が何を目指し、そのために何をするのかが市民や現場の職員にも分かりやすい計画にするとの考えが示されています。
また、具体的な進め方に関しては、市民とのワークショップやプロジェクトの関係者に直接意見を伺う機会を設けることを予定するなど、より幅広い方々との対話や意見集約を充実させていきたいとしています。
こうした考えを踏まえつつ、市の最上位にある総合計画の見直しは、今後の敦賀の羅針盤ともなることから、国の総合戦略との整合性の観点を含め、この断面での進め方等について確認すべく、以下質問いたします。
 
<保育士のよりよい職場環境づくりについて>
近年の社会経済情勢やライフスタイルの変化によって、小学校就学前の教育・保育に対するニーズが多様化するなか、本市においては、子どもを持つすべての家庭が、子育てに対する不安や負担を抱え込むことなく、ゆとりを持って子育てができるよう、よりニーズに沿った幼児教育・保育環境の充実を図るとしています。
その一方、これを支える保育士に関しては、全国的に慢性的な人手不足や高い離職率が叫ばれており、本市でも同様の課題があるものと認識するところです。
より安心して子育てができ、子どもを預けられる保育環境を構築するためには、保育士の処遇改善をはじめ、地域の実情を勘案した大所高所から総合的な施策を講じなければならないと考えますが、まずは子どもと最も近い場所にいる保育士がより、ゆとりとやりがいをもって業務に従事できる環境を構築することが不可欠との思いのもと、改善に向けて以下質問いたします。
 
なお、2項目に関しては、お盆明け以降、計4回実施した保育士(主任クラス、若手)との意見交換をもとに、現場実態を踏まえた内容としています。
 
こうして通告を終え、恒例のガラポンで決めた質問順は「11番」。
 

【恒例のガラポン。さすがにドキドキ感はありませんが、初心忘るべからずです。】
 
一般質問は、9月19日(火)から21日(木)に掛けて行われますが、私の出番はおそらく、20日(水)の夕方あたりになろうかと思います。
 
自身18回目の質問となりますが、従前と同様、是々非々且つ建設的な議論を心掛けて臨む所存です。

街頭活動、補正予算審査から定期大会挨拶まで「充実した一日」

ブログ 働く仲間とともに 敦賀市議会

週明けの昨日。
 
朝は街頭演説、日中は議会の予算決算常任委員会、夜はJR西労組敦賀地区支部定期大会と充実した一日を過ごすことができました。
 
街頭演説では、敦賀まつりや学校祭気分から抜け、通常通り登校する中高生達の姿、車中からは会釈で挨拶いただける方もおられ、元気をもらいながら約30分間、思いを伝いました。
 
その後は市役所に向かい、10時から補正予算審査のための予算決算常任委員会に出席。
 
議長以外の全議員が委員となっている予算決算常任委員会ですが、全体会では、事前に発言通告の通告のあった50件について順次質疑。
 
市側の部局を入れ替えながら、14時半過ぎまでに全質疑を終え、その後は分科会へ。
 
私が委員長を努める文教厚生分科会では、所管する教育委員会、福祉保健部、市立敦賀病院に関する予算案について審査しました。
 
分科会では、
 
◉私立認定こども園物価高騰対策事業費(46万1千円)
 物価高騰による経費増加に対し、高騰分の一部を補助(対象:1園)
◉障害者福祉施設改修事業費(今年度:124万7千円、令和8年までの改修費用合計:11億2477万円)
 老朽化や入居者の高齢化に伴う「やまびこ園」の改修
◉すみずみ子育てサポート事業費(397万7千円)
 一時預かりや子育て家庭におけるサポート事業
◉子育て世帯「ふく育ポイント」発行業務関連経費(254万8千円)
 県が実施する事業に係る事務の一部受託
◉一時預かり等事業費(294万9千円)
 仕事と子育ての両立等を支援するための一時預かり事業(松原保育園にて)
◉病院事業会計繰出金(902万円)
 物価高騰(電気代)による経費の増加について、県の補助スキームを参考に敦賀病院に対して補助
 
など、様々な事業に対し、多角的な審査ができたのではと認識した次第です。
 
その後、正副委員長と事務局にて、審査報告に向けた打ち合わせをし、終わったと思ったらもう17時前ということで、会派控室で書類整理をし、次はあいあいプラザへ。
 
第33回を迎えたJR西労組敦賀地区支部の定期大会では、日頃のご支援に対する感謝、北陸新幹線敦賀開業を3月に控える中において、並行在来線の運行や、金沢開業で経験した開業後の課題を皆さんからお伺いし、尽力していく旨、考えをお伝えしました。
 

【あいあいプラザで開催されたJR西労組敦賀地区支部定期大会の様子】
 
また、先週土曜日にJR西日本の社員さんとともに参加した、本町第3公園での「SLを磨こう!」に触れ、蒸気機関車の運転経験がある国鉄OBの方の「機関士の士は、武士の士と思い運転していた」との言葉を紹介。
 
まさに命懸けで鉄道を事業を支えてこられた先輩方の思いは、今も皆さんのスピリッツとして継承されているのだと、敬意を込めてお話しした次第です。
 
いずれも欠かすことのできない、ライフラインを守る電力と鉄道事業を守るJRとは、どこか仲間意識を持つもの。
 
今後も引き続き、敦賀地区支部の皆さんと連携を深め、活動にあたっていく所存です。
 
こうして充実した一日が過ぎ、議会のほうは、本日13時が一般質問の発言通告締切。
 
完成した通告書を今一度読み返し、早目に提出したいと思います。

大いに笑い、語った「敬老会」

ブログ 地域コミュニティ

22年前の今日あったのは「9.11」米同時多発テロ。
 
以前にも紹介したことがありますが、この事件のちょうど1年前の2000年に、初の海外業務出張でニューヨーク(GEの工場)に行き、その帰りにワールドトレードセンターに寄ったことがある私。
 
その関係もあって、事件発生の際には、衝撃的な映像を見て本当に驚いたのと、もし出張が1年後だったらと思うと、ゾッとした記憶が蘇ってきました。
 
この事件を境に、国内においても米国関連施設や原子力発電所等重要施設のテロ対策が強化された訳ですが、大規模自然災害と同じく「脅威」として、忘れてはならない日であると胸に刻む次第です。
 
さて、話しをガラリと変え、昨日は町内にて、ひと足早めの敬老会を開催。
 
コロナ禍もあって、4年ぶりの開催となることから、どれだけの方に集まっていただけるか心配していましたが、その気持ちをよそに、結果、会場が満杯になるほどの参加をいただきました。
 

【満員となった町内会館のホール】
 
敬老会では冒頭、区長に続き、私もご挨拶の機会をいただき、日頃のご支援に対する御礼と久々のこの場を大いに楽しんでくださいと言葉を掛けました。
 

【前回開催は初当選の後でしたので、皆さんの前では久しぶりのご挨拶。あたたかい拍手に感謝です。】
 
また、この日集ったお年寄り中の最高齢は〝100歳”と伺ってましたので、その方をご紹介。
 
皆の拍手で百寿のお祝いもでき、幸せな空気に包まれた気がしました。
 
会のほうは、事前に練習してきた、子ども達の歌やクイズに始まり、ギターアンサンブル、カラオケに続き、ビンゴ大会など大変盛り上がりました。
 
お帰りを玄関でお見送りすると、「今日は本当楽しかった!」との言葉が多く聞かれ、おもてなしした側にとっても大変嬉しかった訳ですが、同時に、こうして皆で集い、笑い、語らう場の大切さを感じた次第です。
 
日々、楽しみがあるというのが長生きの秘訣とも思いますが、大先輩の皆様におかれましては、今後もイキイキと健康でお過ごしくださいね。

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