「Act Now for the Future 〜未来のための今〜」福井県医師会会長のご講演から得たこと

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新たなことへの挑戦や新たな知見を得ることは、前に進む力が生まれるもの。
 
昨日はまさに、2つの前進する活力を得た1日でした。
 
まずひとつ目は、午後に開催された敦賀市議会の広報広聴委員会。
 
こちらのほうでは、今年度の「議会報告会」の進め方と「議会だより」の内容確認を協議した訳ですが、とりわけ「議会報告会」については、コロナ禍に鑑み、これまでの集合形式を止め、初の議会チャンネル放映とYouTube掲載にて開催することとしており、この日は収録・編集をご担当いただく嶺南ケーブルネットワーク(RCN)さんにお越しいただき打ち合わせを行いました。
 
RCNさんとは細かな収録方法などを確認した後、パワーポイントでの報告資料作成後、1月中旬には各委員会ごとの収録、2月中旬に放映、YouTube掲載することまでを確認しました。
 
市議会基本条例にも年に1回以上開催するとしている「議会報告会」ですので、コロナ禍とはいえ簡単に止めるだけではいけないと新たな試みを提案したものであり、各委員会、議員各位の協力のもと具現化に向け、引き続き進めていきたいと考えます。
 
ふたつ目は、18時30分より福井ユニオンププラザで開催された「2020・F-TOP21講演会」。
 ※F-TOP21とは「福井総合政策フォーラム21」の略称
 
講師に福井県医師会会長の池端幸彦氏をお招きし、「福井県における新型コロナウイルス感染症のこれまでの経緯と今後の対策 〜いかにして福井県の医療崩壊を防いだのか〜」と題した講演を聞けるということで、福井県の新型コロナ対応に関し、いわば第一線で修羅場をくぐられた方のお話しとあって大変楽しみに出席をしました。
 
4月の第1波ピーク時には、一歩間違えれば医療崩壊の危機すらあった福井県内医療において、リーダーシップを発揮され福井県・各医療機関との連携のもとその危機を回避した実体験と医療のプロとしての知見を聞くことが出来たことは、私にとって目から鱗の内容ばかりでした。
 

【ご講演される福井県医師会の池端会長】
 
ここでは要約して記載しようかと思いましたが、このお話しは皆さんにも是非お知り置きいただきたいとの思いから、私が疑似メモとして記録したものをそのまま掲載することにさせていただきます。
 
以下、乱文はお許しいただき、お読み取りいただければ幸いに存じます。
 
◉感染症・新型コロナ全般
・医療を守るためには経済が回らないといけない、経済を回すためにも医療を守らなければならない。即ち、医療と経済は両輪。
・感染症にゼロリスクはない。ゼロリスクを求めるのであればロックダウンするしかない。
・COVID-19(コービッドナインティーン)と呼ぶのが医師流。
・コロナ=王冠。突起を持った形のウイルスであることから「コロナ」と名付けられた。
・最近のウイルスは変わり身が早く、捉えにくいという特性がある。
・ウイルスと細菌の違い。細胞膜、細胞質、核がそろったものが細胞。ウイルスは細胞ではなく、核酸の回りをエンブローブと呼ばれる膜で覆われている。
・細胞は一人で生きていけるが、ウイルスは寄生しないと生きていけない(いわゆる寄生虫)。
・ウイルスは単独では増殖できないので、人の細胞の中に入り込んで増殖することでしか生きられない。
・SARS-1は威力が強すぎて、人が死んでしまうため失敗した(ウイルスの立場で言えば)。人とともにウイルスも死ぬため消滅した。
・COVID-19は、その反省からか(ウイルスの立場で言えば)比較的弱いため、寄生しやすくなっている。
・来年のオリンピックまでに撲滅させることは不可能と考えており、コロナとは上手に付き合っていくしかない。
・Go-Toを批判してもCOVID-19は死なない。正しく怖がることが重要。
・ワクチンは人体実験もしないといけないので、少なくとも2年は要する。
・子宮頸がんワクチンを例にすると、副作用をどこまで考えるかが問題。日本ではワクチンを止めてから子宮頸がんは増えている。
・スペイン風邪は4,000万人死亡。エボラ熱で1万1,000人が死亡。5〜10年に1回はこうした新たな感染症が発生している。
 
◉福井県の新型コロナウイルス 感染症第1波を振り返って
・3月18日に福井県第1号発生。
・4月10日のピークでは病床占有率が72.1%まで上昇し、本当に医療崩壊の危機になる可能性もあったが、検査の分担をするなど県内医療機関の協力体制のもとその後低下させることが出来た。
・4月12日に開設した「入院コーディネートセンター」で管理を一元化できたのも効果的であった。
・4月15日からは、県医師会長、看護協会長、DMAT、県担当者による定例ミーティング(隔日)にて意思決定スピードを早めた。
・医療関係者を守るためにも情報は開示すべきとの思いで記者会見も行うこととした。報道関係者の認識を正す意味合いも含め、質問対応は徹底的に。正直に話すことで途中からは良い関係性のもと、事実そのままの記事が掲載されるようになった。
・医療科学の世界は確率の問題であり、ミスがあれば必ず引くという勇気が必要。
・福井県は全員入院が基本。実態として、人工呼吸器管理などが必要な重症者は全体の5%。軽症のまま治癒が80%。
・全国ではECMOで2〜3割を救うことが出来たが、福井では3名に使用したが救えなかった。
 
【第1波を振り返ってのまとめ】
・初動の遅れは致命的であったかもしれないが、情報共有の重要性、多職種の意思疎通の重要性、D-MAT(入院コーディネーター機能)と「福井県感染制御ネットワーク」の活躍、風評被害への対応などにより、厚労省内でも「福井県はよくやった」と言われる対応が出来た。
・出口戦略を含む今後の課題、広報活動の重要性とそのあり方、コロナ禍後の医療機関の経営の見通しなどについては、現在進行形で考えている問題。
 
◉今後の取り組み
・医学統計的にはまだ言えるまでにないが、ウイルス弱毒化の可能性はある(若年層は重症化しないなど感染状況の傾向から)
・感染症法における入院勧告等の権限の運用見直し(軽症者の自宅療養など)がされたが、福井県は原則入院を続ける。
・検査体制の抜本的な拡充として、一般の医療機関等がPCR等行政検査委託契約を締結。県内全医療機関(530)の約半分にあたる246医療機関が協力してくれたことは大変ありがたいこと。これにより各地域のかかりつけ診療所や地域外来・検査センターに電話予約のうえ、相談・検査することが可能となる。
・PCR検査をすることで医療機関も安心できる。
・検査する医療機関については、風評を懸念し公表していないが、地域の医師会にて把握のうえ、患者に迷惑が掛からないよう(たらい回しなど)相互に紹介する医療機関は決めてある。
 
◉まとめ
・感染率が低い集団のスクリーニング検査(全員PCR検査)の功罪。感染率については、全世界で約0.435%、日本国内は約0.068%、福井県内では約0.033%。県内人口を全員検査したとすると感染者総数763人、PCR検査陽性者数534人、偽陽性者数229人、偽陰性者数763人となり、統計的に試算される偽陽性者、偽陰性者の数に鑑みた意味合いを考えなければならない。
・コロナで死ぬ人をなくすことが大事で、コロナの人を見つけることは本質ではない。
・何も感染リスクのない人を全員検査することはナンセンスである。
・これからは、「あれはダメ、これはダメではなく」、「ここまではいいよ」と示唆をしていくことが重要。
・感染症を制するものは経営を制する。
・CHANGE!or DIE!!など、COVID-19感染対策の極意
 

【前カルビー社長の松本晃氏の「経営学語録」を池端会長が改編したもの。確かに経営と感染症対策は通ずるところありですね。】
 
こうしてお話しを聞き、COVID-19との付き合い方について一層理解することが出来ました。
 
さらに前を向いて、進む力を与えてくれた池端会長、医療関係者の皆さん、この場を設定いただいたF-TOP21にこの場を借りて感謝申し上げます。
 
最後に、池端会長が大切にしているとお話しされたこの言葉に、私自身元気付けられたことから、そのことをご紹介し、本日のブログを閉じさせていただきます。
 
「Act Now for the Future 〜未来のための今〜」
 
あらゆる「今」は「未来」につながっている、「今」を懸命に生きれば、明るい「未来」はあると。
 

【福井に向かう途中の杉津パーキングからの眺め。夕陽の沈んだ敦賀湾を照らす立石岬灯台の灯りは未来へと導く道標か。】

福井県は新型コロナ「感染拡大警報」を解除

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福井県は9月25日午前0時に、新型コロナウイルスに関する「県感染拡大警報」を解除。
 
新規感染者の発表がないのは9月9日から17日連続(25日時点)、入院患者4人、確保病床数の占有率は1.9%。
このうち重症者は2人で、ICU占有率は8.3%とともに注意報レベルの10%を下回っていることなど、県独自の感染拡大注意報レベルを下回ったことを踏まえ判断されたものです。
 
これに伴い「県民行動指針」も見直されたところですが、この指針も「ver.11」となっており、この改定番号からも状況に応じてきめ細やかに改定されてきたことが分かるところ。
 
今後はインフルエンザとの同時流行の恐れがあることなどから、県医師会と県は、新型コロナの検査体制を拡充するための研修会を開催するなど次の感染拡大に備えた準備を進めているともあります。
 
福井県においては、「第2波、第3波は必ず来る」として、県内横断的な医療体制により徹底した対応をされてきていると受け止めていますが、福井新聞ホームページにあった県内の新型コロナ累積グラフを見ると、その様子が一目で分かります。
 

【福井県内の陽性患者公表者数と累計】

【県内市町村別の発症者数(人口比で見ても圧倒的に嶺南が少ないのは何故か?)】
 
3月から4月末にかけての第1波、しばらく発症者ゼロが続いてからの7月から9月中旬までの第2波、そして今現在は17日間連続ゼロで横ばいのグラフを見るに、またどこかでこの波が立ち上がる(第3波)ことは容易に予想されます。
 
ただし、第2波でクラスター化した「昼カラ(オケ)」を見ても分かるよう、「マスクなし」、「大声で話す(歌う)」、「換気なし」などの基本的ルールを無視した行動さえしなければ、発症をゼロに抑えることも可能と考えるところですし、仮に発症したとしても「波の高さ」を可能な限り低く抑えることこそが、県内医療機関と医療従事者の負担を減らすことになることから、その点を意識のうえ「新たな生活様式」にシフトしていきたいものです。
 
さて、コロナはコロナでもプロ野球界に話しを移すと、誠に残念なニュースが。。。
 
私の贔屓チームでもある阪神タイガースにおいて、キャプテンの糸原選手、中継ぎの岩貞選手など、選手5人とスタッフ2人の合わせて7人が新型コロナウイルスに感染したとの発表。
 
福留選手など濃厚接触者を含め、阪神は急きょ10人の1軍の出場選手登録を抹消して2軍から9人を昇格させ、神宮球場でのヤクルト戦は予定通り開催したものの、バタバタのチーム事情を表すかのように3-6で敗れたとのニュース。
 
球団の会見によれば、ルール遵守から逸脱しての「会食」が原因と容易に想像できるとのことであり、プレーすることで給料をもらっている以上、そこはやはりプロとしての自覚が足りないと言われても致し方無いこと。
 
同じプロでも、昨日書きました「キング・カズ」なら絶対にあり得ないことであろうとも思ったりもしたところです。
 
プロと言えば、何もスポーツ業界だけではありません。
 
公共インフラを守る産業のみならず、この社会にある産業全てにお勤めの方は、それぞれその分野の「プロ意識」を持ってお過ごしかと思います。
 
「GoTo〜」と言われても何か蚊帳の外で、公的立場にある私としても、我慢や節制の続く毎日が続く気持ちは良く分かりますが、愚痴や嘆いていても仕方ありませんので、その土地土地のルールを遵守のもと、そんな中でも新たな楽しみ方や方法を見つけ前向きに頑張りましょう!
 

【こちらも福井新聞HPにありました県内の職業別発症者数。分析はそれぞれにお任せいたします。】

スポーツの力もコロナを乗り越える原動力

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気づくと溜まるのは書類ということで、昨日はある程度カテゴリー分けをしながらの資料整理。
 
これから必要なものも多分にあるため「断捨離」という訳にはいきませんが、これは廃棄、これは確認すべき課題などと言いながら分類しているとやはり、自然と頭の中も整理されるというもの。
 
今週は、議員説明会や9月定例会前の議会運営委員会などが目白押しであり、さらに思考整理のうえ対応していきたいと考えます。
 
日の落ち掛けた頃、こちらも大事な健康管理のため、野坂の麓を軽くジョギング。
 
気付けば稲刈り間近の稲穂は夕陽に照らされ金色、空は夕焼けに飛行機雲と、「田舎の宝物」の景色に心も洗われつつ汗を流しました。
 

【思わず振り返り撮影した野坂の田園と夕焼け空】
 
さて、私の軽運動つながりで恐縮ですが、ニュースや新聞誌面を見ると、一時とは比べ物にならないほどアマチュア・プロ問わずスポーツの記事が満載となってきています。
 
プロ野球やJリーグなどリーグ戦形式のものに加え、昨日は、陸上のゴールデングランプリ。
 
オリンピック会場の東京・国立競技場で開催されたこの大会では、桐生祥秀選手が男子100mを10秒14で、女子1500mでは田中希美選手が14年ぶりに日本記録を更新する4分5秒27で優勝するなど、コロナ禍で大会開催が極めて少ない中、しかも無観客の環境にあっても高いパフォーマンスを発揮するアスリートのモチベーションには驚くばかりであります。
 
ちなみに、田中選手の出した記録は、恥ずかしながら陸上部で中長距離選手であった私の高校時代のベストタイムとほぼ同じです(言いたかっただけですのでスルーのほど)。
 
先般の高校野球ではありませんが、スポーツが与える感動や元気というのはどの競技であっても関係なく、素晴らしいもの。
 
本日8月24日は、東京パラリンピックまであと1年になるそう。
 
「こんな状況でオリンピック開催なんか無理だ」とお考えの方も多くいらっしゃるかと思いますが、人生を懸けて準備をし、開催を望むアスリート、そして競技する姿から得られる感動や前に進む力、とりわけこの世界中がコロナ対応をしている今を思えば尚のこと、ここは簡単に諦めてはいけないものであり、「どうすれば開催出来るか」考え得る最善の方法を検討していくべきと思うところであります。
 
そう考えれば、規模は違えど身近なスポーツであっても同じことであり、競技者ひとり一人には「懸ける思いや努力の成果を発揮する場」、保護者にとっては「子の成長を見守る」という、かけがえのない貴重な場であることを認識しておかなくてはなりません。
 
この敦賀で言えば、この夏に行われる予定であった小学生から高校生までが一同に会す「野球フェスティバル」を始め、秋には、トラックやフィールドの改修を終えた敦賀市総合運動公園陸上競技場の「こけら落とし」になる予定であった「敦賀マラソン大会」も中止となっています。
 
行政が主催するものについては、慎重に判断せざるを得ないことは重々認識のうえで、高校野球やオリンピックと同様、これからは「どうすれば開催出来るか」の視点で考えていくことが重要なことと考えます。
 
この点に関しては、6月定例会で一般質問した「イベント」と同じく、「コロナを乗り越える原動力」になるとの思いを持って、引き続き取り組んでいきます。

熱中症とコロナ。ダブル対策の合言葉は「3トル」!

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2020年甲子園高校野球交流試合は昨日、計6日間の全日程を終え閉幕しました。
 
日本高野連会長の「(コロナとの)共存社会下での高校野球運営につながる貴重な経験を積むことができた」との言葉が表すよう、各県の独自大会と同じく、今回は控え部員や保護者らしか入場を認めない「原則無観客」としたうえで、移動や長期滞在によるリスクを低減するため「各校1試合」とするなど、普段の甲子園とは全く異なる環境下とはいえ、出場権を得ていた32の「選抜出場校」が「聖地」のグランドを踏めたことは本当に良かったと思います。
 
印象に残った試合は、10日の明徳義塾(高知)の逆転サヨナラ勝ち、16日の帯広農業(北海道:21世紀枠)のハツラツプレーでの勝利などでありますが、やはり「甲子園の熱戦」は見ているものに力と感動を与えてくれるもの。
 
コロナ禍にあっても、この甲子園の存在が今後も球児たちの目標であり続けることを始め、他の学生スポーツ競技の全国大会開催への機運を高めることとなるよう切に期待をするところです。
 
さて、話しは変わり、同じ「熱さ」でもこちらは天候の「暑さ」。
 
悲しいかな、最近では豪雨や台風時期の「観測史上最大」の言葉が当たり前になってきているところですが、昨日は「気温」でもマークされました。
 
一昨日「40度越え」を記録した浜松市が、昨日は何と埼玉県熊谷市が平成30年に記録した国内最高気温とタイ記録となる「41.1度」を観測。
 
何でも、太平洋高気圧が日本列島に張り出しているうえ、大陸からのチベット高気圧がその上を覆い、高気圧が二重に列島に被さる「2階建高気圧」になっているからだそう。
 
2階建となっているだけに簡単に取り除けるものではないようであり、この暑さは今週一杯続くとのこと。
 
敦賀では、朝方の時間帯は25度程度まで下がり、若干過ごしやすくなりつつはあるものの、それでも昨日の日中の最高気温は33.7度。
 
これで涼しい方と思うことが、既に感覚が麻痺してますね。。。
 
今年は熱中症に加え、コロナのダブルの対策が必要となっていますが、合言葉は「3トル(距離をトル、マスクをトル、水分をトル」となっています。
 
屋外でも屋内でも、朝でも晩でもくれぐれも油断することなく、あと暫しの夏を安全に乗り越えられますようご留意ください。
 

【日暮れの松原海岸は夏の終わりを感じさせるのですが・・・】

【速報】敦賀市内5例目の新型コロナ新規感染者を確認

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本日、敦賀市において5例目となる新規感染者が確認されました。
 
これを受け、14時より福井県の会見が行われましたので、公表された内容を取り急ぎお伝えいたします。
 
【県の会見内容(ポイント)】
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◉60代女性。
◉8/4に行ったPCR検査では陰性。
◉4例目の女性と濃厚接触者(近しい同僚)であったため再検したところ陽性と判明。
※発症までのタイムラグの関係であり、1回目PCR検査の誤りなどでは無い(県の説明あり)。
◉女性は無症状。
◉同居の家族2名(旦那さんと息子さん)が濃厚接触者。
◉会社も休業、本人は自宅待機しており、ご家族以外の濃厚接触者は無い。
◉感染源、感染経路については引き続き調査をしている。
 
◉企業側(奥井海生堂さん)には大変協力的に対応いただいている。
◉敦賀の感染者が増えてきているが、全県下の医療機関で対応することとしているため問題は生じていない。
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保健所の方に対しての誹謗中傷が見受けられているとのことです。
称賛、支援されるべき医療関係者に対して何故そのような行為が出来るのか憤りすら覚えますが、ここは冷静に、感染対策と併せて応援の声を挙げていきましょう!
 

【会見にて、ホワイトボードを用い福井県式のPCR検査の流れを説明する県職員】

【速報】敦賀市内4例目の新型コロナ新規感染者を確認

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本日、敦賀市において4例目となる新規感染者が確認されました。
 
これを受け、14時より福井県の会見が行われましたので、公表された内容を取り急ぎお伝えいたします。
 
【県の会見内容(ポイント)】
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◉60代女性。
◉奥井海生堂さんの従業員。
◉一昨日の2例目50代女性の同僚。
◉2例目の方とは同じフロア、比較的近くで仕事をされていた模様(べったり隣ではない)。詳細は調査中。
◉ご本人の行動歴等は調査中。
◉7/28に37度台の発熱があったもののその後低下、8/4時点で濃厚接触者となり検査を実施。
◉関係者39名をPCR検査をした中で、この1名以外は陰性の結果。
◉現在までの4例の関係性(誰が先かの前後関係など)や感染源に関しては、もう少し調べる必要がある。
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会見の中で県は、「お盆のシーズンを迎えるにあたり、ウイルスは身近にあるとの認識で、より徹底した行動をお願いしたい」と呼び掛け。

【速報】敦賀市内3例目の新型コロナ新規感染者を確認

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既にご存知の部分も多いかと思いますが、本日、敦賀市では3例目の感染者が確認されました。
 
昨日の2例目女性の続報も含め、14時から行われた福井県の会見における発表内容をお伝えいたしますのでご確認ください。
 
くれぐれも誤った情報が流布しないようにとの観点で、公式に発表された内容をシェアするものですので、その点ご留意のほど。
 
【福井県の会見内容】
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【2例目の50代女性(8/3確認)について】
◉調査の結果、女性の勤務先の濃厚接触者は17名。
◉濃厚接触者17名は、同じ作業場内で作業されていた方。
◉上記を含む39人について、本日PCR検査実施予定。
 
【3例目の60代男性(8/4確認)について】
◉60代男性、会社員。
◉2例目女性の濃厚接触者(同居のご主人)
◉2週間以内に、滋賀、京都、島根、石川に滞在歴あり。
◉いずれも仕事で1人で滞在。
◉全て日帰り、社有車での移動と聞いている。
◉感染経路はまだ不明。
◉男性の発症は4日目と見ている。
◉濃厚接触者と特定される前の8月2日以前は会社に出社。
◉男性の職場はほぼ1人作業であり、今のところ濃厚接触者は無し(現在も聞き取り中)。
◉県外感染か2例目の奥さんからの感染かはまだ不明(前後関係を調査中)。
 
☆県としては、2例目のPCR検査の結果等を踏まえ、感染源の特定をしていくとの考え。
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以上、引き続き、感染防止対策の基本を遵守のうえ行動していきましょう。

「公表」する勇気と「受け入れる」勇気

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昨日は、敦賀で二人目となる新型コロナ新規感染者との発表。
 
福井県の会見を確認しましたところ、50歳代の女性、2週間以内の県外滞在歴なし、濃厚接触者は同居の1名。
 
ここまでは通常通りですが、勤務先の企業から公表することの許可を得ているとのことで、女性は「奥井海生堂」の工場に勤務、その工場に勤める約50名のうち濃厚接触の可能性などについては調査中とまで発表されました。
 
また、この奥井海生堂さんは、自社のホームページにも「弊社における新型コロナウイルス感染者の発生とお詫び」と題し、確認出来ている陽性確認の状況に加え、保健所の検査に全面的に協力し今後の感染防止対策に努めることなどが掲載されています。
 
この対応を見て思い出すのは、以前に嶺南地域で初となった若狭町での感染発症の際、陽性確認者と同居の兄が勤める「カモコン」(美浜町)さんの対応です。
 
「カモコン」さんは、関係性があると見るや否や、会社にとってマイナスイメージになるかも知れない恐れに捉われることなく企業名を公表し、同じように自社ホームページにも掲載するなど、地域住民に対し、「迅速に知らせる」ことを最優先した対応を採られました。
 
企業名を伏せず、逆に公にすることで広く地域住民にお知らせすることは、誤った情報や推測による混乱を防止するとともに個々の感染防止対策の意識を高める観点から有効であり、これぞ地元に根ざす企業の責任感ある対応だとこのブログでも称賛した訳ですが、これに続き、今回は奥井海生堂さんのこの対応。
 
明治4年(1871年)創業、昆布の老舗として140年以上の伝統を持ち、近年では通販サイトなどでも販路を拡大している地元企業のその名前は、市民にも広く浸透しているところであり、驚かれた方も多かったことと思います。
 
このコロナに関する「公表」に関して、福井県においては、7月の専決処分において、新型コロナウイルス感染に伴う従業員のPCR検査や施設名(企業名)・所在地の公表に協力したり、公表しなくても利用者名簿を提供した事業者に50万円を支給、さらには、14日間を基本に一定期間休業した場合、法人は50万円、個人事業主には20万円を加算する「クラスター防止協力金」制度を創設しています。
 
杉本福井県知事は、この「クラスター防止協力金」について「経済活動全体を止めるのは影響が大きい。個別企業に区切って休業を要請し、感染者を早く見つける」と制度趣旨について述べています。
 
今回の奥井海生堂さんが、どこまでの対応を行うかまでは把握しておりませんが、私は先に述べた自身の考え並びに協力金の制度趣旨に則る対応であると評価するところであります。
 
あとは、この公表を狙い通りの感染防止対策に結びつけられるかどうかは、社会全体の認識ひとつ。
 
福井県内においては、病院なども含めると、公表した企業、団体、施設は5月のGW明けの時点で40以上に上っていましたが、会社や社員たちが誹謗中傷や差別的な対応に遭うケースが相次いだとの記事が以前の福井新聞にも掲載されていました。
 
同新聞記事によれば、企業や社会の危機管理に詳しい横浜国立大の野口和彦客員教授は「企業が顧客や社会を守ろうと迅速に情報を開示することは重要」とした上で「企業の公表に対して社会や市民がどういう反応をするかも、社会運営にとって極めて大事」と指摘しています。
 
また、「感染症対策を怠っていたなら批判されても仕方ない面はあるが、公表したことに関しては評価されるべきだ。市民はその視点を誤ってはいけない。公表したことで企業が誹謗中傷に遭うと、事実を公表しなくなってしまう」と警鐘を鳴らすと同時に、「今回のウイルス禍は初めてのことで、企業も社会も市民も学んでいく必要がある」と話しています。
 
まさに今回の場合もこれに学び、「公表をプラスに」生かさなければいけない訳であり、私はそれが出来る「市民力」が、この敦賀市にはあると考えるところです。
 
奥井海生堂さんのホームページにある現社長の挨拶にはこうあります。
 
『食材にたずさわる家業ゆえに「食は身と心を養うもの」と常々教えられてまいりました。昆布の出汁の香りには、本当に心が癒されます。心の豊かさは食環境から養われるものと痛感します。食生活の乱れが叫ばれる今この時代にあって、昆布商として、社会的にも伝え残すべきものは大きいものと自負しております。』
 
明治中期から曹洞宗大本山永平寺の御用達となった歴史や敦賀と昆布の伝統を支えるとの観点においても、市民の皆さまには何卒ご理解とご協力のほど宜しくお願いいたします。
 

【奥井海生堂が明治期に配布していた引札(同社ホームページより)】

「誹謗中傷」は百害あって一利なし

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新型コロナの国内発症から約半年もの間、唯一「新規感染者ゼロ」を続けていた岩手県の感染第1号が話題になったところ、昨日は敦賀市も初の感染者が確認されました。
 
私は、感染症に関しては可能な限り情報を公開し、市民の皆さんと「共有」することが、感染拡大防止と安心につながるとの考えから、昨日14時から行われた福井県の記者会見の内容を【速報】としてお伝えしたところであります。
 
会見に続き、16時からは敦賀市においても「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」が開催され、市内感染者の発生や福井県の感染拡大注意報発令を受けての対応について確認がされました。
 →→→敦賀市の新型コロナウイルス感染症関連情報はコチラから
 
ひとつ、「市民の皆さまへ」と題した市からのメッセージを紹介します。
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本日、敦賀市内において市内初となる新規感染者1名が出ました。
市としては、県と連携しながら感染拡大防止に努めてまいりますので、市民の皆さまにおかれましては、他県との往来は注意して行動いただくとともに、引き続き新しい生活様式を取り入れながら、「検温による体調管理」、「行動履歴の記録」など「自分を守ること」、「周りのみんなを守ること」にご理解とご協力をお願いいたします。
また、感染者個人の特定や、感染者・濃厚接触者や医療従事者ならびにその家族や関係者等に対して、いわれのない誹謗中傷や差別的行為は絶対しないようお願いします。
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感染防止の呼び掛けはもとより、後段2段の部分、とりわけ「絶対しないよう」と行政にしては強いトーンでお願いしている内容について注視をした次第。
 
実際、昨日も感染者の発表後すぐに「⚫︎⚫︎らしい」と会社や職種までもを特定する噂話しやSNSでの拡散などがあったそうですが、そういったことへの興味というのは人間の性なのでしょうか。
 
私も【速報】で呼び掛けました理由は、「誹謗中傷は感染対策に必要な民衆の力を壊滅的にまで弱める」からでありますが、誹謗中傷しないことを前提とした場合、企業などの社会的責任においてが情報を公表することも必要と考えるところであります。
 
どちらも、より感染症対策を効果的に行うという意味でありますが、初の感染者が確認された今、現実を見据え対応せねばなりません。
 
市民の皆さまにおかれましても、是非ともご理解とご協力をお願いしたします。
 
もう1点、重要なのは、医療対応についてであります。
 
福井県が会見でも話していましたが、感染病床は十分に確保しており、県内第1波の最大入院患者「81人」を超えるような規模とならない限り収容は可能とのこと。
 
とは言え、感染症患者受け入れによる医師、看護師の心身の負担は想像を絶するものですので、通常医療・救急医療を守るとの観点からも、ひとり一人が自身の行動に責任を持っていくしかありません。
 
これに関しては先般の6月定例会にて、「県内一円での感染症発症を想定した医療体制」について質疑し、その内容を「やまたけNEWS」に掲載しています。
 
繰り返しとなり恐縮ではありますが、市内感染者が確認されたことを踏まえ今一度読み返していただくことにより、心の備えになればと思います。
 
濃厚接触者は調査中とのことですので、今日からより一層注意しての行動をお願いいたします。
 

【「POINT」の部分だけでもお読み取りください】

【速報】敦賀市で新規感染者確認。あくまでも冷静な行動を。

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お知らせです。
本日、敦賀市内にて新型コロナ感染者が確認されました。
 
14時からの福井県の会見にて公表された情報は以下の通りです。
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《記者会見からの主要情報》
◉20代会社員男性
◉発症から2週間以内の範囲で大阪に居た。
◉大阪で会った知人が検査で陽性反応であったことを受け、PCR検査したところ陽性と判明。
◉大阪までは電車を利用。
◉同居者なし。
◉多数の客と接するような職種では無い。
◉大阪で何をしてたか、何日滞在したかなどについては公表を控えて欲しいとの本人意向。
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これは想定内の事象です。
慌てる必要はありませんので、これまで通り自らの感染防止対策を徹底しましょう。
 
なお、先般の「やまたけNEWS」にて呼び掛けました通り、誹謗中傷は感染症対策に向け団結すべき民衆の力を弱めるだけですので、お控えいただけますよう切にお願いいたします。
 

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