2025年6月7日
政局に惑わされることなく日々の活動を大切に
以前のブログで、現在参議院で審議中の年金改革法案をめぐる、自民・公明・立憲の対応は、衆議院を解散したくない石破首相と、内閣不信任案を出したくない野田佳彦代表(立憲)の利害が一致しているからではないかと書きましたが、先日は立憲の小沢一郎衆院議員が「野党は解散総選挙を喜ばなければならない。不信任案が通るかもしれないときにやらないなんて、バカじゃないか」と記者団に述べており、既に駆け引きがはじまっているところ。
通常国会が終盤に入るにつれ、また国民不在の政局と化すであろうことが容易に想像できる訳ですが、6月22日の今国会会期末の間際に内閣不信任決議案が提出された場合、石破首相は衆院解散・総選挙に踏み切るとの見方が強いとも言われています。
ただ、国会最終盤に首相の先進7カ国首脳会議(G7サミット)出席や、天皇・皇后両陛下の広島県への行幸啓が続き、日程的な選択肢が少ないことから、国会の会期延長や土曜の本会議開会、あるいは天皇陛下が皇居を不在にされている中での衆院解散となる可能性もあるとも。
報道では、首相がカナダから帰国した後に内閣不信任案が出されれば、異例ではあるが土曜の21日に解散詔書への署名・押印を受けて本会議を開くか、翌週まで会期を延長するという選択肢が考えられ、延長がなく会期末が22日のままなら、公職選挙法の規定に基づき衆参同日選は「7月20日投開票」、5日間以上延長すれば「7月27日投開票」となるとのこと。
私自身、国民民主党福井県連の一員として、こうした日程も頭に置いた上で、様々なケースに対応できるよう準備をせねばと、一層気を引き締めるところです。
さて、それはそれとして、大切なのは一日一日の活動の積み重ね。
国民民主党福井県参議院選挙区第1総支部長の「山中しゅんすけ」においては日々、福井市内での街頭演説などを中心に活動しているところ、県内一円に政策や思いを伝えるべく、昨日は敦賀に来られ、地元の北條正敦賀市議と私とでともに活動した次第。
敦賀市内を政党の街宣カーで回ったほか、アルプラザ敦賀前や粟野のヤスサキ前では、しばし街頭演説会を開催しました。

【ヤスサキ前での街頭演説会の様子】
山中氏の一丁目一番地の政策「減税と積極財政」に加え、「自分の国は自分で守る」の考えのもと、外交安全保障のみならず、食料・エネルギーの自給率を上げることが極めて重要であり、特にエネルギーに関しては、原子力・火力・水力に再エネなどあらゆる電源のベストミックスを図ること。
さらに、その中でもCO2を排出しないベースロード電源である原子力に関しては、既設発電所の早期再稼働はもとより、将来に亘ってエネルギー源を確保するため、次世代革新炉によるリプレースが必要だと、力強くご自身の考えを訴えられました。
医師として17年、現役救急医という仕事柄か、政策のベースにあるのは、理想論ではく「現実論」。
エネルギー政策に関しても「超現実的な」考えを持っておられる山中氏と考えをともに、今後より広く、そうした政策が伝わるよう、活動を展開せねばと、側で演説を聞きながら強く感じた次第です。
なお、この週末は山中氏は山中氏で、街宣カーは嶺南エリアを回すということとなっており、本日私は県連街宣カーの運転手。
敦賀をはじめ、嶺南各地でこの車を見かけましたら、お手振りなどいただけますようよろしくお願いいたします。

【昨日、アルプラザ敦賀前にて】






