「敦賀市議会YouTubeチャンネル」にて、本日の予算決算常任委員会(全体会)をライブ配信します

ブログ 敦賀市議会

27日のブログにて、自身のスマホに届いた「国勢調査を装った」偽メールのことをご紹介しましたが、敦賀市ホームページ(HP)を見ると、“「かたり調査」にご注意ください”との呼びかけがありました。
 
「かたり調査」とはなんぞや?と読み進めると、9月25日(木)に福井県あわら市において、国勢調査を装い金品を要求する「かたり調査」事案が発生したとあり、国勢調査では、金銭を要求したり預金や収入、銀行口座の暗証番号やクレジットカード番号を聞いたりすることはないこと。
 
訪問する統計調査員は、国または都道府県知事、市町村長が任命した国家公務員または地方公務員であり、顔写真付きの統計調査員証を携帯しているため、「怪しい」と感じたら、調査員証の提示を求めるなど、即答を避けることなどの注意喚起がありました。
 
 →敦賀市HP「国勢調査を装い金品を要求する「かたり調査」事案の発生について」はこちら
 
さらに、リンクする福井県HPまで進むと、かたり調査の事例については、
 
事例1 調査員を装い、記入済みの調査事項等を聞き出そうとする(訪問)
事例2 統計調査の委託事業所を装い、調査事項等を聞き出そうとする(電話)
 
などがあるとのこと。
 
調査に回答された方もそうでない方も、「あの手この手」で仕掛けてくるこうした行為に十分ご注意ください。
 
さて、月曜朝は街宣活動。
 
昨日は、時折強い雨が降る中でしたが、いつものとおり、街頭での活動報告を実施。
 

【雨だと皆さん送ってもらえるのでしょうね。自転車の高校生は数人でした。】
 
毎日ブログを書いていると話のネタに困ることはなく、先に述べた国勢調査における偽メールなどの注意喚起、自民党総裁選でのステマ、「値上げの秋」を前に国民民主党の物価高騰対策などをご紹介。
 
続いて、敦賀市議会の関係では、現在会期中の令和7年第3回(9月)定例会の議案審査や一般質問などのトピックスをご報告しました。
 
なお、最後に申し上げたのは、今日から前年度決算の審査が行われるということ。
 
敦賀市議会においては、9月定例会のタイミングで行う決算審査ですが、本日10時からは予算決算常任委員会の全体会、明日は分科会を開催します。
 
全体会での「基本質疑」には、“119件”の事前通告があり、経験上、過去最高件数と認識するところ。
 
今日は長丁場となることが必至ですが、自分自身、ポイントを捉えた質疑とすることはもとより、これだけの件数が挙がる「基本質疑」のあり方についても考えながら臨むことにいたします。
 
結びに、本日の予算決算常任委員会(全体会)の模様は、「敦賀市議会YouTubeチャンネル」にてライブ配信いたします。
 
お時間がありましたらぜひ、ご覧いただけますようお願いいたします。
※チャンネル登録もお願いします。
 
 →「敦賀市議会YouTubeチャンネル」はこちらから
 
<参考>
YouTubeの画角はこんな感じです。令和7年6月18日の予算決算決算常任委員会(全体会)配信より。
 

政治の役割は「国民のふところ」を豊かにすること

ブログ 政治

待ち遠しかった「秋」の訪れとともにやってくるのは「値上げの秋」。
 
総務省が9月22日に発表した10月の消費者物価指数(CPI、2020年=100)は変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が108.8となり、前年同月と比べて2.3%上昇。
 
また、帝国データバンクによると、10月に値上げ予定の飲食料品は8月29日時点で調査した2989品目からさらに増え、3千品目を超える見通しとなっており、原材料費の高騰に加え、物流費や人件費などの上昇が重なったとあります。
 
昨日掲載されていた新聞には、電気・ガス料金の政府補助も終了、節約志向を受けて利用が増えたふるさと納税は、返礼品を扱う仲介サイトを通じて寄付しても特典ポイントが付与されなくなり、最低賃金も全国で順次引き上げられることにより、製品やサービスに価格転嫁されることで物価上昇が長期化する可能性があるとの予想。
 
この先もさまざまな懸念を抱えている訳ですが、私自身、値上げの「象徴」と感じたのは、清涼飲料水の「コカ・コーラ」。
 
希望小売価格は194円から216円に値上げされるとあり、2コインでは足りない時代になったと、密かなショックを受けるところです。
 
こうして物価高騰が進み、家計負担がさらに重くなるなか、政治の役割において早急にすべきはこれらへの対策であることは言うまでもないところ。
 
所属する国民民主党においては、以下の党広報にあるよう、先の参院選で訴えた政策をベースに、実効性ある対策をすぐにでもやるべきと主張し続けています。
 

【国民民主プレス(令和7年7月31日号)を抜粋】
 
なお、現在行われている自民党総裁選においても、論点の一番は経済対策とする一方で、自民・公明・立憲の3党が協議体を立ち上げる「給付付き税額控除」について、国民民主党の玉木代表は18日、「今から議論を始めても当面の物価高対策としては間に合わない」と指摘。
 
立憲民主党が参院選の公約に掲げた「給付付き税額控除」は、高所得者以外を対象に給付と所得税の控除で消費税の負担を軽減するもので、自民党・公明党と協議体を設立することが、16日に幹事長間で合意している訳ですが、玉木代表は、「制度としては優れているが、最大のネックは、今から議論を始めても当面の物価高対策としては間に合わないということだ」。
 
加えて、「導入には数年単位の時間がかかる」として、「物価高騰に苦しむ国民はいつまでも待ってられない」と指摘
 
その上で、「今は、年内に出来る物価高騰対策を速やかに実施に移す必要がある」として、「まずは、ガソリン値下げと103万円の壁をさらに引き上げて年末調整で税金を還付する方が早い」との考えを示しています。
 
これまでも国民民主党は、「ふところを肥やすのは、国ではなく国民だ」と述べてきましたが、古からの政治の役割は「国民のふところを豊かにする」こと。
 
「コカ・コーラ」1本買うにも躊躇(私の感覚です)する状況になり、政治を停滞させている場合でもなければ、「協議します」などと悠長なことを言っている場合ではなく、国レベルの物価高騰対策をやるならまさに、「今でしょ」。
 
「ガソリン暫定税率廃止」と「所得税減税(178万までの基礎控除引き上げ)」を自民・公明・国民の3党幹事長合意したのは昨年12月。
 
「政党間の約束」から9ヶ月が経過しようとしていることからも、国民民主党案をすぐにでも実施願いたいと、強く思う次第です。

敦賀市立看護大学生による「フィールドワーク報告会」inひばりケ丘町

ブログ 防犯/防災

気づけばはや、今年も残り3ヶ月となり、秋、そして冬の風物詩の準備に入るところ。
 
昨日午前中は、敦賀港イルミネーション「ミライエ」に向け、イルミネーションを灯す電気の燃料となる「廃食油」の回収作業に参加。
 
金ヶ崎緑地を舞台に、10万球を超えるイルミネーションは壮観で、毎年訪れる方を魅了する「ミライエ」ですが、この素となる燃料は、各ご家庭や店舗様からいただく「廃食油」を精製したもの。
 
回収作業は、北、中郷、松原、西、粟野の各公民館に加え、北陸電力敦賀営業所前で行われ、多くの皆さんにお持ちいただいた次第です。
 
私は、ミライエを主催する「敦賀・鉄道と港」まちづくり実行委員会の会員団体である「気比史学会」の一員として、粟野公民館にて参加しましたが、廃食油をお持ちいただいた皆様と会話するに、「ミライエのために」と1年間溜めていただいた方や、少しでもリサイクルができればという方、それぞれのお気持ちを嬉しく感じました。
 
こうしたプロセスを経て開催される「ミライエ」は、11月3日から始まります。
 
金ヶ崎緑地は、今後の開発整備が控えているため、この場所で開催できるのも今年?来年?限りになると思われますので、皆様ぜひ足を運んでいただければ幸いです。
 
また、同じく昨日夕刻からは、敦賀市立看護大学(以下、看護大)による地元町内の防災に関する報告会の準備、開催。
 
こちらは今年、看護大にて学ぶ「災害看護学」の一環で、同大学看護学部の学生さん達が、私の住むひばりケ丘町において、地域の防災の実情を探る「フィールドワーク」を実施したい旨依頼があり、7月8日と10日には、それぞれ約50人の学生が訪れ、町内をくまなく歩くとともに、地域住民へのインタビューを通し、現場調査が行われたもの。
 
フィールドワークは、地震発災想定のもと、特に高齢者や障がいを持つ方、乳幼児や子どもなど、「配慮者」の視点を意識して行われ、私も立ち会った際には、車いすやリアカーを使って模擬体験をしながら、丁寧に調査されていました。
 
昨日は、このフィールドワークでの学びや気づき、これらを踏まえた区への提案まで、各グループでまとめられたものを、学内で選抜された2グループにご報告いただくということで、区役員をはじめ、班長や千寿会(俗にいう老人会)の皆さんにお集まりいただき開催したもの。
 

【回覧板でお知らせした「フィールドワーク報告会」のチラシ】
 
報告会には、看護大の先生お三方と4人の学生さんにお越しいただき、本件を担当(副区長の立場で)した私が司会を務め、順次、先生からの趣旨説明の後、学生さんから発表いただきました。
 
最初のグループからは、「子育て世代を守ろう!」のタイトルにて、避難時の困難や、とりわけ避難所での不安として、食事栄養面(離乳食の有無など)や周囲に助けを求められるような人がいないこと(H28 熊本地震の例による)、妊娠婦や乳幼児を育児する方への配慮が必要であること。
 
また、課題としては、区で実施する防災訓練に、子育て世代の避難訓練参加者が少ないことを挙げ、子育て世代には助けが必要な場面が多くあることから、助け合いはまず「知ることから」の観点で、地域のイベントと防災を一緒に考える(防災訓練への子ども達の参加率を上げる)ことや起震車体験や防災食の紹介、例えば、「めざせ防災王!ひばりケ丘防災クイズ大会」など、住民ひとり一人が防災意識を高める取り組みについて提案いただきました。
 
また、もうひとつのグループからは、「認知症や心の問題を支える」との視点から、認知症および「こころ」の問題を持つ人の家族は、近隣住民にこれを認知させたがっていない(外に出したくない)ケースが多く、避難行動が遅れる可能性があること、社会的、精神的に孤立するリスクがあるとの課題認識にはじまり、解決に向けては、「周囲の方々の理解があればそこに居られる」との考えを地域で共有するとともに、こころの防災教室や「災害時にこころの健康を守るために」の媒体を活用した教育支援の取り組みについて提案いただきました。
 
両グループからの報告により、地域防災を考えるうえで大事な、子育て世代や認知症、こころの問題を抱える方に対しての視点に気づけただけでも、大いに意義があった訳ですが、参加された皆さんも真剣にお聞きいただいたうえ、質疑の中でも大変参考になったとの声があり、区としても非常に良い機会になったと感じた次第です。
 

【多くの町民の皆さんにお集まりいただいた報告会】
 
なお、区としては今年度、既にある「地域防災マップ」の改定を行うところ。
 
今回報告いただいた内容は、より実効性ある見直しに資するものであり、あらためて「教室から地域へ」の考えのもと、現地に出て学び、それを地域にフィードバックする看護大の取り組みに敬意を表するとともに、学生さん達には、素晴らしい看護士さんになって、今後活躍されるようエールの拍手を送り、報告会を閉じたところです。
 
その後、参加された皆さんは、学生さん達の「気づき事項」を貼り付けた地図を見てお話いただいたりと、閉会してなお盛り上がりました。
 

【気づき事項マップを見て歓談する皆さん】
 
結びに、報告会の最初のグループからあった言葉は「フェーズフリー」。
 
意味は、「いつも」と「もしも」の境界線をなくす、2つのフェーズ(局面)をフリー(自由)にするということ。
 
地域防災において非常に重要な考え方と思いましたので、今後は自身の胸に置き、考え、行動していく所存です。

自民党総裁選における「ステマ」は大罪であり

ブログ 政治

昨日のブログにて注意喚起しました「国勢調査を装った」偽メールについて。
 
行為者はブログを見ているのでは?と思うタイミングで、昨日、私のスマホにも届きました。
 

【昨日、私のスマホに届いた「偽メール」】
 
繰り返しとなりますが、管轄する総務省からは、「メールにより調査への回答を依頼することは絶対にありません」と呼びかけていますので、皆様におかれましては、届いたメールを「無視」していただきますようお願いいたします。
 
さて、こちらも昨日ご紹介しました、自民党総裁戦における小泉進次郎農林水産大臣陣営が行なった「ステマ要請」について。
 
なお、「ステマ」とは、「ステルスマーケティング」の略で、AIの解説によると、広告や宣伝であるにもかかわらず、消費者にその事実を隠して行われる不当な宣伝行為のこと。
 
2023年10月より景品表示法で規制されており、インフルエンサーへの報酬によるPR投稿で広告であることを明示しないなどの行為が該当するとあります。
 
陣営で「総務・広報班」班長を務め、事務所がインターネット上の配信動画に小泉氏を称賛するコメントを投稿するよう要請するメールを陣営関係者に送っていたことが判明した、牧島かれん“元デジタル大臣”が26日、班長を辞任。
 
この問題は、X(旧ツイッター)上で大荒れ、しかも、牧島議員が“元デジタル大臣”であることを踏まえての問題視や「国民の声を聞く」と言いながら(Xの)コメント欄を閉じていることに対し、批判が殺到している状況にあります。
 
なお、当の牧島氏は「他の支援議員から私の事務所に問い合わせがあったことに対し、私の事務所の判断で参考例を送った」と説明。
 
一方で「私自身の確認不足により、一部いきすぎた表現が含まれてしまった。申し訳なく思っている。今後、より細心の注意を払っていく」と述べたとありますが、問題は表現がどうとかではなく、参考例を送った時点で、「ステマ」を是としていることにあることから、根本的な問題を理解されていないものと、大臣まで務めた方の認識として大変残念に思うところです。
 
これに、国民民主党の榛葉賀津也幹事長は26日の記者会見で、「問題は軽くない。しっかり検証しないといけない」。
 
続けて、「いわゆるステマが、透明性と説明責任が欠如した中で行われていたとすると、心配だ。ましてや、外国からの影響がわが国の選挙や意思決定に影響を与える可能性があることを考えると、よくよく注意しなければならない」と危機感を示しました。
 
私もまったく同感。
 
ステマが問題視される理由は、「消費者の信頼を損なう」ことにあり、広告だと隠す行為は消費者を騙すことになり、企業や商品、業界全体への信頼を失墜させると、AIは教えてくれます。
 
誤解なきようお断りいたしますが、私は、総裁選において小泉進次郎氏をどうこうというのではなく、このSNS時代にあって、立法府に属する国会議員、しかもこれを司る元大臣がやってしまっていることが「大問題」だと申し上げています。
 
辞任しようが今回の行為は消えることはなく、規制をかける、政治の側がそれをやってしまったことは「大罪」と言っても過言ではありません。

「ウソ」と「ホント」を見抜く力

ブログ 防犯/防災

いわゆる「やらせ」という行為は、コンプライアンス上、個人であっても組織であってもマイナスしかならないもの。
 
報道によると、現在行われている自民党総裁選に立候補した小泉進次郎農林水産大臣の陣営が、インターネット上の配信動画に小泉氏を称賛するコメントを投稿するよう要請するメールを陣営関係者に送っていたことが25日分かったとあり、これに小泉氏陣営の事務局幹部を務める小林史明衆院議員が事実関係をおおむね認めたとのこと。
 
具体的には、小泉陣営の広報班長を務める牧島かれん元デジタル大臣の事務所が陣営関係者に「ニコニコ動画」にポジティブなコメントを書いてほしいとメールで要望。
 
「総裁まちがいなし」などのコメントの一方、「ビジネスエセ保守に負けるな」という文例もあったとし、小林氏は「(総裁選候補で保守派の)高市早苗前経済安全保障担当大臣を批判したという意味では全くないと牧島氏も言っている」と語ったとありましたが、思わず出た言葉は「ホンマかいな」。
 
総裁選のことをとやかく言う立場にはないものの、「やらせコメント」を指示したことに違いないばかりか、そもそもこうした「セコイ」やり方で優位に立とうという“作戦”自体が幼稚であり、ことさら国政政党のリーダーを決める選挙においてされることは情けないとしか言いようがありません。
 
冒頭に述べたよう、こうした行為は、結果して小泉氏にとっても、陣営にとってもマイナスにしかならない訳ですが、インターネット上で流れる「評価」はこういったことが含まれるものと、あらためて認識を強めることができた点は良かったと思う次第です。
 
さて、こうして平然と「ウソ」と「ホント」が入り混じる社会にあって、そのことを見抜く力が一層必要と感じるところ。
 
私自身のインスタグラム(instagram)アカウントが「なりすまし」に遭ったことは、9月16日のブログでご報告したとおりですが、以前よりスマホやパソコンのメールには、amazonやPayPay、クロネコヤマト、アメリカンエクスプレスなど、利用の有無に関わらず、様々なフィッシングメールが届いています。
 
しかも、最近では行動心理を使って「ワンクリック」を誘う手口となっており、例えば以下のものがそう(「Yamatake様」でウソと分かりますが)。
 

 
「amazonで買い物したっけな?」と、配送状況や注文履歴などをクリックするよう仕掛けられています。
 
この際、簡単に見破る方法は「ドメイン(※)の確認」で、上記のメールの場合、送信元の詳細アドレスを見ると「@amazon,co,jp」ではなく、訳の分からないものになっているため、「ニセモノ」と判断することができます。
 
※ドメインとは、インターネット上の「住所」にあたるもので、簡単に言うと、メールアドレスの「@」以降の部分を指します。
 

【赤丸のドメインはまったく別のもの】
 
届くメールを見るに、「あなたと別の端末からログインがありました」や「今月のご請求額が確定しました」など、よくもまあ考えるものだと感心すらするもの(皮肉です)。
 
なお、既に注意喚起がされていますが、ここ最近の「流行り」は、「国勢調査を装った」メール。
 
今月20日から始まった「国勢調査」を装った偽のメールが急増していて、メールに記載されたURLをクリックすると、調査への協力をうたう偽サイトに誘導され、指示に従って携帯電話番号を入力すると、別のサービスの認証に悪用される事例が確認されているということです。
 
管轄する総務省からは、「メールにより調査への回答を依頼することは絶対にありません」と呼びかけるとともに、以下の文書を発出しています。
 
 →総務省「国勢調査をよそおった不審メールにご注意ください」はこちら
 
「ウソ」と「ホント」の見分けがつかない昨今にあって、大事なのはそれを「見抜く力」。
 
自分自身も十分注意するとともに、本日ご紹介したこと(基本的なことですが)が少しでも、皆様が被害に遭わないための一助になればと思う次第です。

大型クルーズ客船寄港と「おもてなし」の文化

ブログ まちづくり

朝夕に加え、先週末あたりから日中の気温も下がり、気象庁の観測データによれば、昨日の最高気温は25.6℃(14時06分)
 
「真夏日」の三文字も聞かれなくなり、ようやく残暑ともお別れといったところでしょうか。
 
一方で感じるのは、風の強い日が多いこと。
 
昨朝も名子にて辻立ちをしていると、ポールスタンド(水を入れるタイプ)に差したのぼり旗が倒れるほどの強風。
 
辻立ちは、旗を握り締めて行いましたが、後で調べると、その時間帯の風速は6.6m/s(気象庁データ)とあり、昨日の最大瞬間風速は16.7m/s(13時14分)であったとのこと。
 
今も5m/s程度の風が吹き続けていますが、この程度ならまだしも、台風だけは来ないでと願う次第です。
 
さて、「朝活は三文の徳(得)」と勝手に思い、活動しておりますが、昨日はまさに驚きと嬉しい出会い。
 
辻立ちをしている最中、ふと後ろを振り返るとなんと、大型クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」が、まさに「ドーン!」と登場しているではありませんか。
 

【敦賀湾を進む「ダイヤモンド・プリンセス」】
 
決して大袈裟ではなく、遠近感覚がおかしくなったかと思うほどの巨大客船に、一緒に立ってくれている方としばし、感嘆の声を挙げたところです。
 
総トン数 115,875トン、全長290m、乗客定員2,706人を誇るクルーズ船は、近くで見たこともあるものの、こうして優雅に湾を進む姿には中々出会えないところ、昨日は朝から「得」を感じた次第です。
 
客船はその後、鞠山南岸壁に着岸し、世界各国の観光客たちが、夕方の出航まで、敦賀のまち歩きを堪能されました。
 
現地でのおもてなし、にぎわいの様子まで見に行くことはできませんでしたが、ニュースを拝見するに、自作のパンフレットを配る敦賀気比高校の生徒たち、氣比神宮の大鳥居の前では、ボードを持って観光ボランティアを務める東浦中学校の生徒たちが、「フライドポーク ソースカツ丼 ベリーフェイマス」などと、地元の魅力を一生懸命アピールする様子が映っていて、微笑ましくも貴重な機会になったものと感じました。
 
また、おもてなしを受けるイギリスの方はインタビューで、「子どもたちが英語で話してくれて、どこでも若い子が助けてくれるよ」「すばらしいわ」との言葉。
 
フィリピンから来られた方は、「日本人はとても優しくて、道が分からなくても止まって教えてくれる 日本はホスピタリティの高い国だと思う みんなとても助けてくれる」との感想がありました。
 
なお、ダイヤモンド・プリンセスは7月にも敦賀港に寄港しており、この後も10月29日、11月7日と、今年は合わせて4回の寄港(ダイヤモンド・プリンセス以外も合わせると計9隻が寄港)。
 
1回あたりの経済効果はおよそ4000万〜5000万円と試算されていますが、こうした地元経済への効果はもとより、先にあったよう、若い皆さん方をはじめ、地元の皆さんのおもてなしによって、敦賀のイメージアップが期待されるところです(おもてなしに参加していない立場で申し上げることをご容赦ください)。
 
敦賀は言わずと知れた、古から大陸とつながる港を有するまち。
 
であるからこそ陸路が拓け、海陸の要衝、都との結節点となり、『古事記』では、「百伝(ももづた)ふ 角鹿(つぬが)」との言葉で登場する「敦賀」。
 
こうした土地柄から、古来より自然と、「おもてなし」の文化が根づいているのであろうと、ニュースのシーンに思いを馳せた次第です。

世界の潮流は「原子力への投資支援」

エネルギー ブログ 原子力

「秋分の日」の昨日は、あいあいプラザで開催された、関西電力労働組合 第56回美浜支部定期大会に出席。
 
休日にも関わらず、多くの代議員が出席のところ、挨拶では、大会のご盛会をお慶び申し上げるとともに、美浜3号の安全・安定運転はもとより、1、2号の廃止措置を着実に進める職場の皆様に感謝の思いをお伝えしました。
 
また、原子力における「世界の潮流」をご紹介したうえで、現在そしてこの先の日本の電力需要増を考えれば、原子力発電による新規電源開発が必要不可欠であり、美浜でのリプレースや敦賀3、4号機を含めた次世代革新炉の建設にあたっては、規制サイドにおいて審査基準を明確にすること、事業者が予見性をもって投資できるような環境整備を「国が」率先して、早期に行うことが重要であること。
 
これらの進展に向けて、微力ながら、先の敦賀市議会6月定例会の一般質問でも意見したこと、職場の皆さんの思いを受け止めながら、引き続き取り組むことをお誓い申し上げた次第です。
 
なお、今大会で56回目を迎える、歴史と伝統ある美浜支部は、美浜1号が、1970大阪万博会場に「原子の灯」を届けてから55年。
 
じっとこちらを見つめる代議員の皆さんの表情から、わが国の原子力黎明期から続くスピリットを感じた次第です。
 
さて、挨拶でご紹介した「世界の潮流」に関しては、これまでも度々お伝えしてきているところ、以降も次々と進展が。
 
トランプ米大統領の訪英に先立つ9月15日には、「原子力の黄金時代」と称される両国企業間の複数の合意を発表。
 
そのうえで、両国は18日に調印した技術協定にて、原子力分野では、先進炉、先進燃料、核融合の分野での連携を深め、核分裂および核融合のイノベーションの最前線に留まり続けることを目指すとし、両国において原子力発電所の増設を推進し、クリーンエネルギー分野への数十億ポンドの民間投資を後押しすることになるとありました。
 

【米英政府による調印式の様子(原子力産業新聞より引用)】
 
続けて、世界の原子力産業を代表する9業界団体(※)も18日、エネルギー安全保障の強化とクリーンで豊富な電力供給に対する世界的な需要の高まりに対応するために、各国政府に対して原子力への投資支援を呼びかける共同声明を発出。
 
※9業界団体
日本原子力産業協会(JAIF)の他、カナダ原子力協会(CNA)、米国電力研究所(EPRI)、仏原子力産業協会(GIFEN)、韓国原子力産業協会(KAIF)、米原子力エネルギー協会(NEI)、英国原子力産業協会(NIA)、欧州原子力産業協会(Nucleareurope)、世界原子力協会(WNA)の計9団体。
 
原子力産業新聞によれば、2023年、2024年にも開催されたこの年次ハイレベル会議には、政府と産業界のリーダーが一堂に会し、原子力に対する世界的な期待の高まりに応えるべく、必要な規模とペースで新規原子力発電所を建設するために必要な喫緊の課題について協議。
 
今回の会議では、多国間開発銀行やここ数か月間に原子力融資を発表した主要な民間資本関係者も参加し、原子力発電の規模拡大に不可欠な政策と資金調達のほか、タイムリーな建設や熟練した労働力の育成、燃料供給の確保、原子力部門のサプライチェーンに焦点を当てた協議が行われたとありました。
 
同声明では、各国政府に対して、様々な分野で具体的な行動を起こすように提起した訳ですが、その中で、私がポイントと感じたのは以下3点。
 
<共同声明抜粋>
 
◉クリーンエネルギー源に対して技術中立性を適用し、エネルギー部門の拡大を成功させる。これはエネルギーの最終消費者にとって不可欠であり、原子力部門への投資に対して明確なシグナルを送るためにも必要。さらに、原子力が国際的な炭素削減メカニズムにおける正当な取引手段として認められるようにする。
◉世界銀行が原子力プロジェクトへの資金提供に前向きな姿勢を示していることを踏まえ、民間の資金調達も促進するため、国内および多国間レベルでの公的資金へのアクセスを可能にする
規制当局間の連携強化により、設計のさらなる標準化を可能にし、コストの削減、フリートの展開を促進する。
 
美浜支部の大会で述べたことが、さながら世界規模で協議されているものですが、ふと、他国の民間企業が日本のメーカーやサプライチェーンに投資をし、「技術を金で買われる」ことになりやしないかと不安がよぎったところ。
 
東日本大震災以降、原子力比率が極端に低くなった(火力の比率増)日本においては、エネルギー源の海外依存によって「国益をたれ流し」続けていることに加え、今度は「技術まで他国に奪われる」ことは言語道断。
 
先の大戦がエネルギー争奪戦争であったことを忘るることなく、そうしたことに強い危機感をもって「政治が」早急に対応せねばと、重ねて思う次第です。

指定管理施設の管理運営は「自分ごと」

ブログ 敦賀市議会

一般質問までを終えた昨日の敦賀市議会は、3つの常任委員会を10時より開催。
 
私は、所属する産経建設常任委員会に出席しました。
 

【産経建設常任委員会が開催された第2委員会室】
 
今定例会において、同委員会に付託された議案は5件。
 
◉第82号議案 敦賀市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正の件
◉第84号議案 指定管理者の指定の件(敦賀赤レンガ倉庫)
◉第85号議案 指定管理者の指定の件(敦賀市駅前立体駐車場)
◉第92号議案 令和6年度敦賀市水道事業利益剰余金処分の件
◉第93号議案 令和6年度敦賀市下水道事業利益剰余金処分の件
 
上記議案の審査に加え、所管する部において管理する「指定管理者」の事業報告、敦賀港国際ターミナル株式会社(産業経済部所管)、株式会社港都つるが観光協会(まちづくり観光部)の経営状況について、説明を受けたところです。
 
なお、それぞれ事業報告を受けた指定管理者は次のとおり(カッコ内は通称)。
 
<産業経済部>
・きらめきみなと館
・敦賀市公設地方卸売市場
・敦賀市黒河農村ふれあい会館
・敦賀市農産物直売所(夢市場)
 
<まちづくり観光部>
・敦賀市知育・啓発施設(ちえなみき)
・敦賀駅交流施設及び敦賀駅前広場(オルパーク)
・敦賀市駅前立体駐車場
・敦賀赤レンガ倉庫
・敦賀きらめき温泉リラ・ポート及び敦賀市グラウンド・ゴルフ場(リラ・グリーン)
 
審査でのトピックスとしては、まず「第82号議案 敦賀市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正の件」。
 
改正の内容は、従前からの課題でもある駅周辺駐車場の混雑に関し、①駅前立体駐車場、②白銀駐車場、③駅東口駐車場のうち①と③の平日・休日の料金体系を改定することにより、混雑解消を図ろうというもの。
 
概要を申し上げれば、駅前立体駐車場の場合、入庫から1時間無料は変わらず、以降1時間ごとに「100円」のところを「200円」に、24時間までの上限額は、平日・休日を問わず「800円」のところ、休日を「1000円」(平日は変わらず)にすること。
 
また、東口駐車場に関しては、入庫から1時間無料、以降1時間ごとの「100円」はそのままとしたうえで、24時間までの上限額を平日「700円」を「800円」に、休日「700円」のところ「1000円」にすることなど。
 
私からは、この料金改定が混雑緩和につながるとする根拠、合同庁舎駐車場の利用や鉄道・運輸機構跡地の駐車場利用などで駅周辺駐車場のパイが増えることとの関係、住民サービスの観点から、改定後の額は妥当なのかとの視点をもって、質疑をしました。
 
理事者からは、白銀駐車場の利用率向上に向け様々取り組む中において、指定管理会社からの経験・ノウハウから、利用を分散させるため、料金にインセンティブをつけることは、利用者の行動心理からも有効であること、民間を含めた他の駐車場との料金バランス(民業を圧迫しない)や改定後料金の妥当性、金ヶ崎駅周辺など今後の観光開発を見据えたうえにおいても、駅周辺駐車場の混雑緩和を図りたい旨の回答があり、自分としては説明に納得した次第です。
 
なお、本議案については、他の委員からも複数の質疑があったのち、討論、採決に進み、結果、賛成多数で「可決」しました。
 
また、指定管理者の事業報告について、数年前にあったリラ・ポートの指定管理者問題を踏まえれば、議会が年1回確認するこの報告は、大変重要な機会であるとの認識をもって臨んできているもの。
 
先に挙げた指定管理者すべてについて、事業実績や組織体制、収支など、前年の報告内容と見比べたうえで質疑を行いましたが、一部で回答に手こずるものがあったところ。
 
重箱の隅を突くような数字の話をしたつもりは毛頭なく、収支でプラスからマイナスに転じた理由を、市がしっかりと把握していて当然との思いにおいての質疑でしたが、結果、この日に明確な回答は得られず、会期中の別の機会に資料提示をいただくことになりました。
 
この点は残念であった訳ですが、リラ・ポート問題の教訓は、指定管理者は直営でやらない代わりに管理運営しているのであって、市は常に、施設の管理運営状況を「自分ごと」として把握いただく必要があるもの。
 
たまたま、数字上複雑な状況にあったことは理解するものの、過去の教訓に学ぶとの認識を今一度徹底いただきたく存じます。
 
こうして常任委員会を終え、24日(水)からは特別委員会、30日(火)からは決算審査のための予算決算常任委員会となります。
 
引き続き、各資料を精査のうえ、慎重審査・審議に臨んでまいります。
 
さて、今日は「秋分の日」。
 
秋分の日は戦前、「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」と呼ばれており、これは、歴代天皇ならびに皇族の霊をまつる儀式を行う日のことだそう。
 
昭和23(1948)年に「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日として、秋分の日と改名された祝日は、日本国民の生活に深く根づくもの。
 
あらためて、その趣旨の大切さを思うところです。

9月21日〜30日は「秋の交通安全県民運動」

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ここ最近はようやくクーラーを切り、窓を開けると聞こえる虫の音を聞きながら、心地よく眠りにつくところ。
 
この暑さはいつまで続くのかと思いきや、明日の「秋分の日」に近づくにつれ、秋を感じる季節になってきたところですが、今朝は涼しいを通り越し、寒いくらいに。
 
先ほど、散歩に行ってきましたが、気温は17℃。
 
さすがに短パンTシャツではいかんと、長袖長ズボンに衣装替えをしてちょうど良いくらいでした。
 
皆様方におかれましても、急な朝晩の冷え込みに体調など崩されませんようご注意くださいませ。
 

【今朝の空。電線が邪魔ですが、見事な朝焼けでした。】
 
さて、毎朝散歩に出掛けていて感じるのは、日の出の時間がどんどん遅くなっていること(当たり前ですが)。
 
その逆で、日の入りの時間も早くなり、今日ですと、日の出5時43分、日の入りは17時53分。
 
防犯の観点からしますと、暗くなる時間が退勤・退学時間などと重なることによる交通事故のリスクが高まるところ。
 
実際、福井県警ホームページにて交通事故の発生状況を見るに、「秋だから」とまで限定はできないものの、9月以降、12月にかけての交通事故が増加傾向にあることが分かります。
 

【福井県警 交通事故統計による事故発生状況(令和6年中)抜粋】
 
そうしたなか、福井県では昨日21日(日)から、「令和7年 秋の交通安全県民運動」が始まっています。
 
今日は、実施機関・団体が、交差点等の街頭において、一斉に交通安全啓発活動および交通安全指導を行う「統一行動日」に設定しており、今朝は多くの関係者が参加され、活動されるものと存じます。
 
また、今回の運動の重点と取り組みは大きく3点。
 
1.歩行者の安全な道路横断方法等の実践と反射材用品や明るい目立つ色の衣服等の着用促進
2.ながらスマホや飲酒運転等の根絶と夕暮れ時の早めのライト点灯やハイビームの活用促進
3.自転車・特定小型原動機付自転車の交通ルールの理解・遵守の徹底とヘルメットの着用促進
 
詳しくは、敦賀市ホームページでも呼び掛けていますので、以下リンクよりお読み取りいただけますようお願いいたします。
 
 →敦賀市HP「秋の交通安全県民運動実施中」はこちら
 
なお、運動の期間は、9月30日(火)まで。
 
最終日の30日は「交通事故死ゼロを目指す日」となっています。
 
「運動期間だから注意する」ということではなく、普段から交通安全に努めていただいた上で、こうした「運動を契機」に「一層」その意識が高まるよう、まずはご自身、そしてご家族やご友人、各職場などで周知徹底を図っていきましょう!
 
もちろん、私も安全運転を徹底し、呼び掛けていきます!
 

【秋の交通安全県民運動ポスター。気持ちに「ゆとり」と「思いやり」をもって運転を。】

子どもたちの心に芭蕉を

ブログ 敦賀の歴史・文化

敦賀市議会のほうは一般質問が終わり、この後は常任委員会に特別委員会、決算審査のための予算決算常任委員会と続くところ。
 
これに向けた準備と並行してではありますが、昨日は気比史学会主催の「ミニ歴史講座」を開催。
 
毎月この日と決めた定期開催ではないものの、知の拠点「ちえなみき」2階のオープンスペース セミナー&スタディをお借りし開催しているもの。
 
10時30分からの講座では、「つるがバショさん会」の皆様をお迎えし、『松尾芭蕉 おくのほそ道 〜敦賀の旅〜』と題した紙芝居を行なっていただきました。
 
※松尾芭蕉のことを、敦賀では親しみを込めて「バショさん」と呼び、キャラクターにもなっている。
 

【紙芝居の実物とスクリーンに投影された「おくのほそ道 〜敦賀の旅〜」】
 
「子どもたちの心に芭蕉を」との思いのもと結成された「バショさん会」は、上記の紙芝居を作成し、市内の小学校に寄贈したり、「おくのほそ道 敦賀編」のすごろくゲームなど、バショさんと俳句を楽しむ学ぶグッズを作成、配布したりと精力的に活動されてきた団体。
 
なお、こうした機材の作成には、取組に共感した敦賀ライオンズクラブが資金面でのサポートを行うなど、協力して実施することができたとのことでした。
 
講座の参加はどなたでもフリーということで、気比史学会の会員はもとより、一般の方、若い男女も参加されるなど盛況。
 
会の方からは、「バショさん会」の由縁や芭蕉の魅力をお話しいただいた上で、紙芝居を実践いただきました。
 
といっても、紙芝居は実物をご紹介していただくに留め、パワーポイント化したものをスクリーンに投影し、今時のスタイルで。
 
バショさんが敦賀で詠んだ句を、情景が浮かぶ見事な絵とともに紹介いただき、当時に思いを寄せた次第です。
 

【会場のセミナー&スタディの様子】
 
バショさんに関してはこれまでも、「名月や北國日和定めなき」の句によって、私がポジティブシンキングになったことを幾度かお伝えしてきたところですが、ブログを遡ると、「おくのほそ道」から330年の節目の年であった令和元(2019)年には、敦賀で様々な催しがあり、これに参加したことを次のように記録していました。
 
<令和元(2019)年9月17日ブログ>
 
敦賀市立博物館にて開催されている特別展「おくのほそ道 330年の旅」を鑑賞しました。
知る人ぞ知る松尾芭蕉の「おくのほそ道」ですが、今から330年前の元禄2(1689)年3月27日に江戸深川を旅立ち、関東、東北、北陸各地を約5ヶ月掛けて旅した物語は、日本の古典の最高傑作の一つとして、広く読み継がれてきています(特別展資料解説より)
 
芭蕉は、旅の終わり同年9月27日に敦賀入りし、気比神宮を参拝、色ヶ浜にて遊び、中秋の名月や秋の寂しさを感じ入るような句を詠んでいます。
 
また驚いたのは、敦賀を後にする際、宿泊していた出雲屋という宿に杖と笠を残していったと伝えられており、杖は今も敦賀に現存しているとのことで、博物館にも展示されていました。
330年前、しかも芭蕉のイメージにもある杖を眼前に見ることが出来、これだけでも本当見に来た甲斐がありました。
 
おくのほそ道は、また旅立つ場面で終わっていることから、330年経った今もまだ「予(芭蕉)」の旅は終わっていないかもしれず、多くの読者の心の中で芭蕉は永遠の旅人であるとの解説にダブルで歴史ロマンを感じた次第。
 
浅学でこれ以上述べることは止めておきますが、興味のある方は是非市立博物館に足を運んでいただけたらと思います。
 
<令和元(2019)年9月21日>
 
きらめきみなと館で開催された気比史学会主催の敦賀市民歴史講座に参加しました。
先日(上記のブログ)、敦賀市立博物館で開催されている特別展「おくのほそ道330年の旅」をご紹介しましたが、その一環として「おくのほそ道を読み解く」と題し、和洋女子大学より佐藤勝明教授をお招きしての講座でした。
 
教授の「おくのほそ道の舞台である敦賀で講演出来ることに感激しています」との言葉から始まった講座ですが、浅はかな知識で参加した私にとっては、「ここまで深く読み取るのか」と驚くばかりの内容。
 
メモも取りましたが、ここでは紹介し切れませんので、特に印象に残った教授の言葉を2、3紹介します。
 
①氣比さん(氣比神宮)参宮の場面は、おくのほそ道の1・2を争う大事な場面である。
②北陸路に省筆が多い(句が少ない)が、省筆せずに記された「敦賀」の記述は、ここにひとつの大事なテーマ(無常の世の中でも伝わり続けられる「心」)があることが理解できる。
③おくのほそ道は、がっかりの中にも興じる姿勢。例えば、雲で富士山が見えなくとも、見えてしまえば景色はひとつ、見えないことにより想像の中にいくつもの景色が浮かび上がる。
 
私としては、上記の②に注目。
芭蕉が敦賀に「杖」を置いて行ったこと、省筆せずに句を詠んだ理由が敦賀で感じた「心」にあるとすれば、これは後の「人道の港」のエピソードにもつながるのでは無いかと感じた次第。
 
こうしてお話しを聞いたこの時から、「バショさんファン」になった私。
 
〜名月はつるがの湊にと旅立つ(おくのほそ道より)〜
 
今年の仲秋の名月は、10月6日だそう。
 
仲秋の名月を「敦賀で見よう」と楽しみに訪れたバショさんを重ねつつ、バショさんも見上げた前日5日の夜、氣比神宮にのぼる月を眺めてはいかがでしょうか。
 

【紙芝居にあった、氣比神宮にのぼる月。名月もこの絵もお見事。】

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