2025年3月31日
ブログ 地域コミュニティ
昨晩は19時より、地元ひばりケ丘町の「2025年度定期総会」を開催。
ここに至るまで、役員においては2月後半から協議を重ね、活動実績のまとめや来年度活動計画等の確認を行なってきたところ。
寒の戻りでグッと冷え込む日となったことから、多く集まっていただけるか心配していましたが、結果、出席者は60名。
285名の委任状を加え、総会成立要件を満たしたことに安堵した次第です。

【椅子席がほぼ埋まった総会会場】
総会においては、区長に続き、地元の市議会議員として私にも挨拶の機会を頂戴。
日頃の活動に対するご理解とご支援に感謝申し上げるとともに、「活動の原点は地域の声にあり」の考えのもと、地域の皆様からのご意見を承りながら、引き続き市政発展に向け尽力する旨、申し上げた次第です。
その後は、次第に従い議事を進め、2024年度の活動実績や決算、2025年度事業計画、予算など、例年通りの議題に加え、役員の選出に係る町会規約の変更について承認いただきました。
なお、私自身はこれまでの副区長に加え、来年度は防犯部長を兼務することになりました。
防犯部の急遽の事情により、一時的に兼務するものでありますが、9年もの間、任を担っていただいた前防犯部長の意思を受け継ぎ、町の活動方針でもある「安全・安心・住みよい町づくり」に向けて取り組んでまいります。
なお、今回の総会は、町名地番整理事業において、晴れて「ひばりケ丘町」となって初めての開催。
また、出席者を役員、班長に限定し開催していた新型コロナ禍から「通常形式」に戻して2年。
とりわけ、すっかり遠い昔のように思える新型コロナ禍に関しては、当時影響を受けた、大きなことのひとつが「地域コミュニティ」でした。
各地域で行う総会やお祭り、子ども会や老人会が主催する行事などでご近所顔見知りになったり、町内住民の結びつきを強めることすら、その機会を奪われたことを思い返すところでありますが、その経験をしたからこそ、こうした地域活動の重要性と必要性をしかと胸に置き、「地域コミュニティ」の維持・向上に向け、自身も地域の一委員として汗をかいていかねばと思う所存です。
さて、話は変わり、本日は今年度最終日。
とりわけ、異動や退職等で環境の変わる方にとっては節目の日になろうかと存じますが、改めて、お世話になった皆様に感謝申し上げるとともに、新天地、新たなステージでのご活躍を心から祈念いたします。
2025年3月30日
ブログ 敦賀の歴史・文化
福井県では毎日のように新聞に記事掲載されている、北陸新幹線敦賀以西の延伸を巡る件について。
今度は石川県の馳浩知事が28日の記者会見で、京都府の自治体が負担する建設費の軽減策を批判。
自民党の国会議員が提唱していると説明した上で「石川も負担した。京都だけおまけしろというのは子供の言い訳みたいなもので、絶対に通用しない」とくぎを刺した格好に。
また、国土交通省などが25日、京都府内の自治体を対象に、工事による地下水への影響などの不安を除くための説明会を実施した点に対して馳氏は、「今ごろ開催されたこと自体が時機を失している。この作業をいつまで続けるのか」と疑問を呈したとありました。
お立場上、石川県議会などから挙がる「米原ルート」の声も念頭においた発言と認識するところですが、「小浜ー京都ルート」の着工に欠かせない、京都の皆さんのご理解に向け、今後も丁寧な説明を続けていただくことをお願いする次第です。
さて、こうして新幹線延伸に関しては「桜咲く」と、悲願の着工決定を待ち遠しく思うところですが、こちらはいよいよの「桜の開花」。
昨日、近所のグラウンドに桜の様子を見に行くと、つぼみから一部ピンク色が。

【近所にある桜の木。野坂山をバックに咲く姿まであと少し。】
最近は、夏日の暑さになったかと思えば、寒の戻りで冷え込んだりと、どうしようか迷ってるかの桜を気の毒に思うところでしたが3月も明日で終わり。
春の主役の登場を今かと待つところです。
なお、桜の名所がいくつもある敦賀ですが、最も有名なのは「金崎宮」。
金崎宮は「恋の宮」とも呼ばれ、これを体現する「花換まつり」が28日からはじまっています。
「花替まつり」を特集する港都つるが観光協会のホームページを拝見すると、
『恋ごころ小枝に託して永遠の幸せを』
『明治に芽吹き、大正に花開く 今、あなたの恋物語が花開く』
と、何ともロマンチックなキャッチフレーズがならぶとともに、次のように説明されていました。
花換祭は良縁祈願の祭として明治40年代から始まったと伝わっております。その始まりから数年後の大正初めには今の祭の形が出来上がったと言われております。百有余年の歴史の中で様々な縁を結んできた花換祭は、今年も皆様それぞれの恋物語が花開くことを応援いたします・・・。また現在では「花換まつり」として良縁祈願だけでなく、心眼成就のお祭りとして毎年、金崎宮は桜で染まる4月に開催されるようになりました。


【「花換まつり」の案内チラシ】
詳しくは、以下の港都つるが観光協会の特集ページをご覧ください。
→「花替まつり」特集ページはこちら
今年の「花換まつり」は4月10日まで。
桜の開花まであと少しではありますが、今日を含め、週末は各イベントが開催されるほか、夜はライトアップもされますので、ぜひ足を運んでいただければ幸いです。
2025年3月29日
ブログ まちづくり 敦賀市議会
皆さんは、敦賀市のホームページ(HP)をよくご覧になっているでしょうか?
私は議員という立場上、市の情報を把握している必要があることから、頻繁に見ているほうだと思いますが、今日は皆さんにも知っていただきたいと思い、掲載情報のうち以下2件についてご紹介いたします。
ひとつは、敦賀市が令和7年4月1日(火)から本格運用をはじめる「公式LINE」について。
令和6年度補正予算にも盛り込まれていた取組みで、敦賀市では公式LINEアカウントを開設し、情報発信の強化と市民の皆様と市役所をつなぐこと、行政情報の発信や各種予約の受付などに活用するとしています。
令和7年3月17日(月)からプレオープンしておりますので、皆様もぜひ、以下リンクより「友だち追加」のうえ、ご活用いただければと存じます。
→敦賀市HP「敦賀市公式LINEをはじめます!」はこちら

【私も早速、登録しました。】
続いて、ふたつ目は、「市長への提案メール」に対する回答について。
市長の提案メールとは、市民の皆さんの声を市政運営に生かしていくことを目的に、平成7年度から実施しているもので、提案月間を定め、提案用紙を全戸配布しているもの。
令和6年度は、5月から6月に実施し、3月27日に回答が掲載されました。
各分野ごとに分類された提案メールの総数は“393件”。
うち、市議会に対しても12件のご意見をいただきました。
→敦賀市HP「市長への提案メール (令和6年度のご提案・回答を掲載しました)」はこちら
こちらも立場上、把握しておく必要があると、提案・回答ともにすべて目を通しましたが、こうした対応を見るに、職場から集約した意見に対し、答えを作成していた労組役員時代を思い出したところ。
「なるほど」というものから厳しいご指摘まで、意見は様々あるものの、こうして多くの方が、市政に関心をもって記入いただいたものと受け止める次第です。
ご意見の中には、私もご意見を踏まえ対応した案件が含まれていましたが、例えば、回答No.369の「婚活セミナー及び結婚支援事業にかかる男女共同参画推進条例による苦情申し立てについて」。
「市内結婚式場を会場とした、市民のうち20歳から35歳までの独身女性を対象とした若者の結婚に対する意識醸成を目的としたセミナー』(敦賀市議会議事録より抜粋)は、女性差別かつ税金を使って実施することに合理性が皆無であるため中止すべきである。当該事業は、敦賀市男女共同参画推進条例第3条第1項、第2項および第5項と第7条第1項に違反しているため、同条例第12条第1項により敦賀市長に対し苦情を申し立てる。」とするもの。
政策推進課の回答では、婚活セミナーの対象者を性別・年齢を問わず開催(令和6年11月24日開催)したことや、再発防止として、今後、結婚支援事業の予算化・実施にあっては、差別的な取扱いとならないよう、庁内での精査はもちろんのこと、民間事業者等にて構成される結婚支援推進チームといった外部の方のご意見も反映していくとありました。
また、一昨日のブログで敦賀市議会の状況をご紹介した「ハラスメント」については、回答No.371に「ハラスメント防止条例について」のタイトルで以下ご意見あり。
「近年では首長や議員によるハラスメント等の事案が多数顕在化し、各自治体ではハラスメント防止条例を制定し、未然防止や相談機関の充実を掲げているが、敦賀市長及び議員は世の中の動きに対して鈍感である。市長及び議員はハラスメントに関する研修を受講し、議会主体で議員や市長から受けたハラスメントに関するアンケートを職員に行い、市長と市議による、職員や議員に対する暴力やハラスメントを防止する条例を敦賀市でも作るべき。また、市長や市議から受けたハラスメントの相談窓口も設けるべき。」とありました。
これに総務課、議会事務局、市長からの回答がありましたが、議会の対応は前述のとおり。
「世の中の動きに対し鈍感」とまで思われているようですので、しっかりと取組んでまいる所存です。
なお、ハラスメントに関しては、市が行ったアンケート調査の結果が同じくHPに掲載されましたので、こちらもどこかでご紹介できればと考えます。
こうして一連のご意見を拝見し、議会としての「意見収集機能」は満足なものか頭をよぎるところですが、ここで挙げられた多くのご意見、市の回答(考え)も念頭に、今後活動にあたる次第です。
事例紹介が長くなりましたが、本日申し上げたかったことは、市HPには必要かつ有用な情報が掲載されているということ。
これを機にご覧いただく方が増えることを期待いたします。
→「敦賀市HP」はこちら
2025年3月27日
ブログ 敦賀市議会

写真は、昨朝の辻立ちポイントから望む敦賀湾。
黄砂のせいでしょうか、朝だというのに夕陽がさし込むかの景色はどこか幻想的。
水曜日恒例の名子での辻立ちは、頼りになる分会委員長と一緒でしたが、こうした景色を背景に、何かと会話をしながら元気良く活動した次第です。
その後、午前中は議員説明会、午後は議会運営員会に出席。
議員説明会では福祉保健部より、令和7年度から11年度を期間とし策定された「敦賀市地域福祉計画」ならびに「敦賀市こども計画」について説明を受けました。
また、議会運営委員会では、議会の「ハラスメント防止」について。
以前より継続協議をしている事項に関し、昨日は、条例案各条項の意味合いを記載した「逐条解説」、同じく条例案において「別に定める」とする事項等について規定する「要綱」を確認しました。
議会運営委員会の委員は、他の委員会と同様、先の3月定例会初日に改選したため、新たな委員構成で本格協議するのは昨日が初めてだった訳ですが、委員長から逐条解説を1条づつ読み上げる形で協議を進めました。
協議では例えば、第2条に規定するハラスメントの「定義」に関しては、包括的に対応できるよう表記している原案に対し、「パワーハラスメント」や「セクシャルハラスメント」など分かりやすい表記にしたほうが良いのでは。
各項でハラスメントの意味合いが重複していることで、逆に複雑になっているのではないかなど、議員あるいは他者にとっての分かりやすさの視点も重要とのご意見があり、改めて協議することにしました。
また、議会内に置く「ハラスメント対策委員会」の運用や同委員会から議長に報告する際の内容、結果して「氏名の公表」をする際における相談者のプライバシー保護に関する点などについても、それぞれ規定する意味合いやどうあるべきか委員間協議を行ったところ。
私ももちろん議論に参加をしましたが、こうして一つひとつ丁寧に、建設的かつ本質的な議論をするのが、「言論の府」である議会の姿であると、(語弊があるかもしれませんが)嬉しくも楽しい委員会の場になった次第です。
なお、議論の状況も踏まえ、本条例案の議会への提出時期については委員長から、「次の6月定例会を目途」とする考えが示され、これに皆「異議なし」。
ターゲットを決めて、引き続き協議することとしました。
こうして議会運営員会の議論は軌道に乗るところですが、大事なことは「議論のプロセス」のなかで、全議員の「ハラスメント防止」に対する意識、認識を共通のものにすること。
昨年の9月定例会にて提出された、同条例案や決議案が否決となった「プロセス」を強く念頭に置き、今後も対応にあたる所存です。
2025年3月26日
ブログ 北陸新幹線
花粉症の方には辛い季節となるところ、昨日は黄砂の襲来に、なんと小浜市では25℃を超える夏日に。
3月の観測史上最高気温とのことでしたが一転、週末は寒の戻りで気温は10℃近くまで下がるよう。
桜の開花への影響が心配ですが、人間もこの気温差で体調など崩されませぬようお気をつけください。
さて、そんな昨日午後は、嶺南6市町の首長、議員で構成する嶺南広域行政組合議会の定例会が開催され出席。
令和6年度の補正予算、令和7年度当初予算等について審議のうえ可決しました。
また、北條正議員(敦賀市議会)が行った一般質問で、「ここ2、3年が勝負どころ」と力説していたのは「北陸新幹線小浜ー京都ルート」の件で、管理者である米澤敦賀市長、副管理者の杉本小浜市長からの答弁では、同ルートの必要性や周辺環境も踏まえ、今後も嶺南6市町が一体となって取組むとの考えが改めて示されたところです。
一方、答弁の中でもあったのが、ちょうど時を同じくして、国土交通省と建設主体の鉄道・運輸機構による、京都府内の自治体を対象にした説明会が開催(京都市内にて)されたこと。
北陸新幹線の延伸をめぐっては、与党のプロジェクトチームが「小浜ー京都ルート」で整備することを決め、来年度(2025年度)中の着工を目指していたものの、ルートのおよそ8割がトンネルのため、京都府や京都市から工事による地下水への影響などについて懸念の声が上がり、来年度中の着工を事実上、断念したことはご承知置きのとおり。
こうしたなか、国としても計画を前に進めるため、府内の自治体を対象にした説明会を開いたもので、これに府内の24の自治体からおよそ40人が参加したとのこと。
NHK 京都NEWS WEBを見ると、この中で鉄道・運輸機構の担当者は工事が京都市内の地下水に与える影響について、新たに分析したデータを基に改めて否定。
国の担当者が北陸の自治体などで再検討を求める声が上がっている滋賀県の「米原ルート」については、
◉東海道新幹線との乗り入れが技術的に難しいこと
◉環境影響評価の手続きをやり直す必要があること
から改めて困難との見通しを示しました。
その後行われた質疑で、自治体からは、トンネルを掘削した際の土をどこに運ぶかなど詳細な説明を求める意見や、住民向けの説明会を予定しているかなどの質問が出たとのこと。
国土交通省の北村朝一 幹線鉄道課長は「きょうの説明だけでは理解してもらえない部分もあったと思う。引き続き丁寧に説明を尽くしたい。住民の理解を進めるために何ができるか京都府とも相談していきたい」と話しました。
説明会を経て、掲載されていた府内自治体からの声は以下のとおり。
◉延伸計画のルート上に位置する京都府南丹市の西村良平市長は、「反対や賛成を判断する材料がほしかったが、まだまだアバウトなことしか聞けなかった。これがスタートなので、引き続き説明を求めていきたい」。
◉同じく延伸計画のルート上に位置する京都府久御山町の信貴康孝町長は、「きょうがスタート。国に質問や課題を伝えられたので今後、詳細な回答を得ていきたい」。
◉京都市の担当者は、「初めて見た資料もあったので、これから内容を精査したい。国側は今回で説明は終わりではないと言っていたので、今後の状況を待ちたい」。
と話したとあります。
いずれの声も、責任ある立場から、慎重な発言であったと認識いたしますが、少なくとも過激に反対論を述べる方はいなかったと受け止める次第です。
なお、情報収集のため、「京都 北陸新幹線 説明会」でGoogle検索して出た画面がこちら。

同じ説明会でも、タイトルによって印象が随分変わることが分かります。
地元のご理解なくして前進なしの状況を踏まえ、国や鉄道・運輸機構におかれては、今後も丁寧な説明を続けていただきたいと思いますが、メディアにおかれても同様、反対感情を煽るのではなく、科学的事実を踏まえた公正な報道をお願いする次第です。
2025年3月25日
ブログ 社会
3月23日(日)に行われた地方議会議員選挙では、以下の国民民主党公認候補が当選。
【茨城】北茨城市議会議員選挙
今井 路江(公認・現職)
滑川 宗宏(公認・新人)
【東京】小金井市議会議員選挙
天野 佳奈(公認・新人)
【静岡】静岡市議会議員選挙
杉山 真裕子(公認・新人)
堀池 昂平(公認・新人)
【長崎】諫早市議会議員選挙
橋本 裕太(公認・新人)
北茨城市議会ではワンツーフィニッシュ、小金井市議会では2位に大差をつけてのトップ当選など、いずれも上位当選を果たしており、候補者ご本人ならびに陣営の皆様にお祝い申し上げるとともに、国民民主党への期待と多大なるご支援をいただいたことに感謝するところです。
昨朝は、いつも通り街頭に立ちましたが、自身の選挙を思い返しつつ、当選した時の初心忘るべからずと、今一度肝に銘じ活動にあたった次第です。

【地方選の結果を嬉しく思いつつ、「勝って兜の緒を締めよ」。日々精進あるのみです。】
さて、話は変わり、「やっぱりそうだよな」と感じるのは、先の3月定例会で審議した陳情第2号「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書の提出を求める陳情」の件。
所属する市民クラブは、これに原案賛成したものの、結果、賛成少数で「不採択」となった訳ですが、3月18日付の産経新聞社説<主張>では、『再審法改正 今国会成立の機を逃すな』のタイトルにて、以下の考えが綴られていました。
以下、概要抜粋。
与野党から全国会議員の半数超の約370人が名を連ねる超党派の国会議員連盟(会長・柴山昌彦元文部科学相)が、再審を規定した刑事訴訟法の改正案の今国会での上程、成立を目指している。
一方、刑訴法を所管する法務省は、再審制度の見直しについて28日に法制審議会に諮問すると鈴木馨祐法相が発表した。
再審見直しは、袴田巌さんの再審無罪判決で動いた。死刑確定囚だった袴田さんの再審無罪が出るまで逮捕から58年、最初の再審請求から43年を要した。無罪に結びつく証拠が検察から開示されるまで30年近くもかかった。開始決定が出ても、検察が抗告し、長期化した。
これを踏まえ再審見直しの最大論点は「証拠開示の制度化」「検察官抗告の禁止」だ。異常なまでの手続き長期化と証拠開示の困難を考えると、この対策を具体的に示す議連案を優先することが公益にかなうだろう。議連の議員立法により再審制度を見直すべきだと考える。
袴田さん再審無罪後に再審開始が決定した、福井の女子中学生殺害で服役した前川彰司さんの再審公判は即日結審し、無罪が濃厚だ。熊本の松橋(まつばせ)事件(平成31年3月に再審無罪確定)では、検察の「証拠隠し」が裁判所から賠償を命じられた。
被害者救済の動きは急だ。それだけに、議連には改正案を今国会で確実に成立させてほしい。今を逸すれば再審見直しは再び後退しかねない。
<引用終わり>
陳情で求められていたことは、社説にある「最大論点」と同様であり、当会派が討論で述べたことは間違ってなかったと思うところ。
※賛成討論の内容は、以下の過去ブログをご覧ください。
→2025年3月19日ブログ「令和7年第1回(3月)敦賀市議会定例会が閉会」はこちら
なお、社説の結びには、「内閣府の世論調査では、死刑制度容認は83%だ。冤罪(えんざい)で執行されるような事態があっては、制度は崩壊し、国民を裏切る。民意に沿うため冤罪を防ぐ方策が再審法改正なのだ。議連と国会は急がなくてはいけない。」。
再審法改正に向け、敦賀市議会から後押しできなかったことは誠に残念でありますが、法改正はもはや急務であり、今国会にて成立することを切に願う次第です。
2025年3月23日
ブログ 社会
「近所にこんなスゴい子が」
本年1月12日に開催された「全日本中国語スピーチコンテスト」(公益社団法人 日中友好協会主催)において、高校生部門の第一位として表彰を受けたのは、敦賀市ひばりケ丘町在住の千田実幸さん(3月に敦賀気比高等学校を卒業)。
ご両親とは、同じ町内で役員を一緒に務める(もしくは務めた)関係であり、令和5年には漢語橋 世界中高生中国語コンテストに西日本代表として出場するなど、娘さんのご活躍は認識していましたが、今回の「全日本中国語スピーチコンテスト」は、福井県大会で一位となり、その後の音源審査を経て出場し、高校生部門の第一位として表彰された“快挙”。
これまでも、同大会には敦賀気比高校として複数人出場しているものの、第一位となったのは今回が初めてとのことであり、この成績をご報告したいとのご本人の意向を受け、私のほうで中継ぎ役をさせていただき、21日(金)には、米澤敦賀市長に表敬訪問したところです。
市長との懇談のなかで、高校生になってから中国語を学びはじめて以降、のめり込むように中国語が好きになり、お母さんの言葉を借りれば「寝言も中国語で話す」ほどに。

【米澤市長を表敬訪問する千田実幸さん。市長も関心高く質問されていました。】
派遣事業で中国杭州市を訪れ、人や歴史などに触れてからはなお、中国語の力を高めたいとの意欲が高まり、より一層高みを目指し学んだとのことであり、まさに今回の「全国一位」は、「好きこそものの上手なれ」のもと、実幸さんの日々の努力があって成し得たものと納得したところです。
表敬訪問の最後には、米澤市長と記念撮影。

実幸さんにおかれては、4月からは東京にある語学の専門学校に進むとのこと。
中国語に加え英語、その他の外国語も学びたいと意欲満々の彼女が、敦賀市、もうひとつ言えばひばりケ丘町から、世界の架け橋となるような人物に羽ばたいて欲しいと、期待を込めてエールを送った次第です。
なお、表敬訪問の模様は、3月26日(水)より、嶺南ケーブルネットワーク(RCN)の「つるいち」で放送されます(追って、アーカイブでも見れます)ので、ぜひご覧ください。
こうして関心しきりのところ、たまたま産経新聞で見つけたのが、「科学的根拠から考える『“勉強”が大切な本当の理由』」との記事。
経済学の手法や理論、データを活用し、エビデンス(科学的根拠)に基づいて教育の諸課題解決に取り組む教育経済学者で慶應義塾大学総合政策学部の中室牧子教授の寄稿でしたが、同教授が問い続けるのは、短期的な成績や受験だけではなく「人生の本番で役に立つ教育は何か」というテーマ。
かいつまんでポイントを申し上げると、教育経済学の研究者が使う理論的枠組みに、どのような教育的インプット(投入)をすると、学力や学歴のようなアウトプット(算出)につながるのかを分析する「教育生産関数」という考え方があり、実証ではインプットの重要性が分かった。
ほめ方(インプット)も例えば、90点という結果ではなく、「遅刻せずに登校できた」など途中のがんばりをほめる。ご褒美も90点に対してではなく、「忘れずに宿題に取り組んだ」から。目標設定も「90点取る」ではなく、「1週間に本を2冊読む」といった設定の方がよい結果(成績)につながっていることが判明した。
こうした研究は、教育では過程を見る大切さを伝えています。私たちはその重要性を何となく理解していますが、教育経済学によって言語化・数値化されて納得しやすくなってきているのではないか。
勉強は人的資本への投資の一つで、一定のリターンがある。例えばですが、株式投資の過去50年間の平均的な投資収益率・投資利回りは約5%。幼児教育の投資収益率はそれをはるかに上回るという指摘もある。こうした投資は、学力テストなどで測ることができる認知能力を高めることにつながると考える人も多いでしょう。認知能力は読み書き計算と言われますが、本質的には考える力。突き詰めると、投資したいのは長期的に必要となる思考力。
今は、多くの人が目の前の成績や受験に夢中になりすぎて、受験をゴールだと考えているような気がします。受験は何かの始まりにしか過ぎないのです。受験を通り抜け、勉強は苦行だという学生が少なくありません。変化が大きく、いつ何時も学び続けることが必要な時代にあって、勉強が嫌だと感じてしまう状況は非常に厳しい。学びは、「楽しい」の延長にあってほしいのです。
経団連がまとめた新卒採用に関するアンケート(2018年11月発表)では、企業が大学生に求める能力の1位がコミュニケーション能力。それに主体性やチャレンジ精神が続きます。学業成績は18番目。学校という場所から遠くなっていくほど、学力以外の力が重要視されていく。だからこそ〝人生の本番で役に立つ教育〟を考えていかなければいけません。
本当の意味で子どもをより良く育てる国に。能力を高め、好きなことで自立して生活し、将来に不安がない状況を作り出すこと。それが教育のゴールであり、教育経済学者として尽力していきたい。
以上の中室教授の考えに「仰るとおり」と共感した訳ですが、重なるのは冒頭の千田実幸さん。
まさに「楽しい」の延長に「学び」があり、この能力をより高め、将来に生かしていく。
『“勉強”が大切な本当の理由』を自然と実践する彼女の今後を、改めて応援する次第です。
2025年3月22日
ブログ 敦賀市議会
今週に入ってからは特に、市役所1階ロビーにいらっしゃる人の多さに驚くところ。
気付けば年度末ということで、各種証明書発行や転出・転入に伴うお手続きなどをされる方になろうかと存じますが、これにテキパキと対応される市民課の皆さんのお姿を頼もしく感じる次第。
とりわけ、高校を卒業し進学される方にとっては、自宅を出る不安や寂しさと、新たな学生生活への期待が交差する時期。
桜の景色でお見送りをと思いますが、今年の開花は旅立ちまでにギリギリ間に合うか。。。
さて、寂しさと期待といえば、昨日は敦賀市の人事異動がありました。
人事異動にあたり発表された米澤市長の談話によれば、「今回の人事異動は、文化・スポーツ資源を活かしたまちづくりの強化をはじめ、総合計画に掲げた施策の推進や各行政課題の解決にあたり、効率的効果的な執行体制を整備するとともに、職員の能力や適性、今後のキャリア形成等に配慮しながら、適材適所の人員配置を行ったものであります。」とのこと(異動総数は303名)。
また、併せて行われた組織改正の概要は以下のとおり。
1.文化交流部の設置
2.地域福祉課を2課に分割(地域福祉課、障がい福祉課)
3.総務課内に「デジタル行政戦略室」を設置
4.子育て政策課内に「こども家庭センター」を設置
5.敦賀病院看護師の処遇改善
市長談話の結びには、「また、就任当初から申し上げているとおり、私は、職員が失敗を恐れず何事にも積極果敢に挑戦できる、自由闊達で思いやりのある職場環境を目指しており、それが市民サービスの向上につながるものと考えています。」とあり、何をおいても、職員の皆さんにとって、風通しの良い、働きやすい職場環境づくりに継続的に取組んでいただくようお願いする次第です。
人事異動を一通り拝見するに、おおよその意図や趣旨を汲むところであり、異動される皆様におかれましては、新たな職場・役割の中でのご活躍を期待するところです。
なお、議会事務局においては、次長が異動、主査おひとりが退職となりました。
主査には、特に私が広報広聴委員長を努めている際には大変お世話になっただけに、退職は正直寂しい気持ちではありますが、この間献身的に対応いただいたことに感謝申し上げます。
また、次長におかれては、5年に亘り敦賀市議会をお支えいただきました。
私の議員経験6年中、5年のお付き合いということで、これまで何かとご示唆賜りましたことに加え、議会のルール、あるいは議員や議会のあるべき姿を冷静な視点をもってご教授いただいたりと、本当にお世話になりました。
この場をお借りし、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
次長におかれては新たな職場にて、主査におかれては新たなステージで、それぞれさらにご活躍されますこと祈念いたします。

【エールを込めて、春分の日に見つけた「さぁこれから」と伸びる“つくしんぼ”の写真を送ります。】
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