【お知らせ】本日18時30分より決起集会!

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選挙戦も終盤に入り、今晩、以下の通り決起集会を開催いたします。
 
ご多用中のところ、またお仕事上がりの時間に恐縮ですが、職場内やご近所、知人・友人お誘い合わせのうえ、ご来場いただければ幸いです。
 
【山本たけし 決起集会】
○日時:4月21日(金)18時30分より
○場所:プラザ萬象 小ホール
 
選挙戦最後の個人演説会となりますので、私が掲げる政策、そして政治に対する思いを、多くの皆様にお聞きいただきたく存じます。
 

【写真は、一昨日開催した個人演説会(ひばりケ丘町会館)でのガンバロウ三唱の様子】

「熱伝導」の選挙戦(4日目)

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熱伝導の選挙戦(4日目)の昨日は、東洋紡敦賀事業所(第一工場)での門立ちからスタート。
 
通勤する従業員の皆さんにご挨拶の後、街宣を進めました。
 
なお、昨日の街宣隊は男性4人(私含む)、女性4人のバランスが取れた編成で、緊張感の中にも柔らかさを感じながらの街宣運動。
 
中盤戦に入ったものの、これまで同様、自分の政策や考えを訴えることに主眼を置き、昨日も三島橋前、アクロスプラザ(johshinのある場所)、カボス前にて街頭演説を行いました。
 
そして夕方、もう一箇所の街頭演説は、「これまで立ち続けてきた粟野交番前でやらせてもらえないか」とリクエストしたところ、街宣隊からは快く、「やりましょう」との回答。
 
こちらには街宣カーが入れないため、普段使っている拡声器に標章を付け替えての演説でしたが、この1年間立ってきた交差点で、初めて名前を文字で表しての(タスキ)演説に対し、ご通行中の多くの皆様から励ましの手振りをいただきました。
 

【選管から許可をもらった拡声機の標章を付け替えての街頭演説】
 
そして4日目最後は、この日のメインイベント、地元ひばりケ丘町会館での個人演説会。
 
19時のお食事時にも関わらず、町内の方を始め、満席になるほど多くの方にお越しいただき、感無量。
 
正直、涙が出るくらい嬉しかったです。
 

【満員となったひばりケ丘町会館】
 
応援弁士の中西区長、糀谷元県議会議員からは、身に余るお言葉を頂戴し、重ねて感謝。
 
私からは、1期目の実績に加え、2期目に掲げた「3つのまちづくり宣言」の紹介、そしてこれまでのご支援への感謝にお応えするためにも必ずや当選し、活動でお返しすることをお誓い申し上げ、4日目ラストの演説を終えました。
 

【近所のじいちゃん、ばあちゃんまで足を運んでいただき、心より感謝です】
 
こうして4日目までを終え、募るのは感謝の思いばかり。
 
候補者にとって選挙とは、自身の覚悟を表す場であるとともに、支援者への感謝の気持ちを再確認する場であると、しみじみ感じているところです。
 
さぁ、泣いても笑っても残り3日。
 
今日の気温は27度まで上昇するようですが、暑さを上回る熱量で、「熱伝導」の街宣を続けてまいります。

「熱伝導」の選挙戦(3日目)

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「熱伝導」の選挙戦は3日目を迎え、昨朝は北陸電力敦賀火力発電所前の辻立ちよりスタート。
 
門立ちに続き、構内に移動後、発電所員ならびに協力会社の皆様にお集まりいただいての「出発式」を行っていただきました。
 
「出発式」では、電力の安定供給を守る現場の皆さんに最大限の敬意と感謝をお伝えしたうえで、選挙戦の決意を述べた次第です。
 
出発後は、東郷地区を皮切りに順次車を進めつつ、ポイントポイントで街頭演説を入れ、柴田氏庭園前、カボス、北陸電力敦賀営業所前、駅前商店街、三島橋、ヤスサキ前にて、精力的に政策を訴えました。
 

【柴田氏庭園前での街頭演説の様子】
 
三島橋前では、途中から強い雨に降られたものの、性格上、降れば降るほど燃えるというもの。
 
最後までやり切りましたが、私の両サイドで、濡れながら手振りいただいた運動員の皆さんに心より感謝した次第です。
 

【三島橋前では、雨に負けず訴えました(写真提供者は、たまたま通り掛かった知人の奥様)】
 
最後、夜のパートも雨に降られましたが、条件はどの陣営も同じと気合いを入れ直し、拡声器を使ってできる運動のギリギリ、19時59分まで、街宣活動を行いました。
 
雨の夜になんか回ったって無駄と言う方もいらっしゃいますが、来るのを待っていたかのように、カーテンをサッと開けて手を振ってくれる方もいて、無駄なことなんて無いと、改めて感じた次第です。
 


【夜のパート出発の様子。雨対策のうえ街宣に回りました(動画です)】
 
街宣に関しては、うるさいとの声を始め、様々なご意見がありますが、例えば、住宅街では音量を下げる、話し方もソフトにするなど、「他者への配慮」ある活動を進めていきたいと思います。
 
選挙戦も早や4日目。
 
この後は、東洋紡敦賀事業所(第一工場)前での辻立ちからスタートとなりますが、今日も「熱伝導」で戦ってまいります。
 
なお、本日19時より、ひばりケ丘町会館にて「個人演説会」を開催しますので、お近くの方はぜひお越しいただけますよう宜しくお願いいたします。

「熱伝導」の選挙戦(2日目)

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選挙戦2日目。
 
昨朝は、4年間立ち続けた西浦地区「名子」での辻立ちからスタート。
 
街宣カーを中心に、この日の街宣隊に加え、事務所からの応援者も並んでの辻立ちとなりました。
 
そして、いつもと変わらず、手を振り返してくれた皆さん、会釈などで応じていただいた皆さんに心より感謝。
 
昨日だけは、「おはようございます」ではなく、「(投票を)宜しくお願いします」と呼び掛けた次第です。
 

【多くの方に参加いただいての辻立ち】
 
こうして、全開モードからさらにギヤアップしての出発の後、お昼は敦賀発電所での街頭演説会。
 
こちらも発電所構内で働く多くの皆さん、お隣の原子力研究開発機構の皆さんにまで足を運んでいただき、ここではとりわけ、エネルギー・原子力政策を中心に、思いの丈をお伝えしました。
 
以降、街頭演説を挟みながらの街宣では、下校時間と重なった小中高生から「やまたけ頑張って!」と声援を送られ、思わず「みんなの将来のために頑張るからね!」と応えました。
 
子ども達のことなので、他陣営が通っても同じように声掛けしているのかもしれませんが、若い声援を送られれば嬉しいもの。
 
発した言葉に嘘なきよう取り組まねばと、胸に留めた次第です。
 
そしてこの日の締め括りは、親父の出身地である大比田での個人演説会。
 
19時からの開催にも関わらず、沢山の方にお集まりいただきました。
 
第二の故郷とも言える大比田。
 
以前にブログに記載したよう、県外から2世帯の移住があるなど、「魅力があれば人は住んでくれる」の区長の言葉を紹介しながら、私の大比田に対する思い、現実的な課題としてある人口減少、2040問題への対応、さらには新幹線開業を「自分ごと」に感じていただくための方策など、私が2期目に取り組みたいことをお伝えしました。
 

【大勢集まっていただいた大比田での個人演説会。話しにも力が入りました。】
 
演説会の前には、先祖の墓前にお参りしましたが、父方の祖父は、敦賀市議会議員の大先輩。
 
私が物心つく前に志半ばで逝ってしまいましたが、屋号の武左衛門に志がついた「武志」という名前は、今の立場になって考えれば、祖父の意思、志をしっかり受け継げとの意味があると、改めて実感した次第。
 
そんなことを思いながら、陣営の皆さんのお支えで、2日目も無事に終えることができました。
 
今日は北陸電力の敦賀火力発電所前での辻立ちからスタートする予定となっています。
 
残り5日も引き続き、熱伝導の選挙戦を展開していきます

「熱伝導」の選挙にいざ出陣!

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8年ぶりに戦いの火蓋が切られる!
 
前回、戦後初の無投票選挙となった敦賀市議会議員選挙は、昨日告示日を迎え、立候補したのは24人。
 
定数22人に対し、2人オーバーの選挙戦に突入しました。
 
繰り返しお伝えしているよう、有権者の皆さんの「付託」を得て議員活動をするために必要なのは「選挙」であり、私にとっては「望むところ」の状況となりました。
 
武者震いのするところ、気を引き締め直し、9時30分からは出陣式を開催しましたが、本当に多くの地域の皆さんや連合に集う仲間の皆さん、親戚の皆さんにお集まりいただき心より感謝。
 
応援弁士の方々からは、身に余る激励の言葉を頂戴した後、ウグイスリーダーにタスキを掛けていただき、私からは2期目に挑戦する決意、実現したい政策、そして最後は「選挙は熱伝導」であり、自分の持つエネルギーを全力でお伝えしていく旨の挨拶をさせていただきました。
 

【思いを込め、2期目に懸ける決意を述べました】

【本当に多くの方に参加いただき感謝しかありません】
 
ガンバロウ三唱で出陣式を締め、街宣隊の皆さんと元気良く出発した後は、地元粟野地区、父の実家のある東浦方面を中心としつつ、市内を街宣。
 
市内各所での街頭演説では、今回掲げた「3つのまちづくり宣言」から、そのポイントに見合った項目をチョイスのうえ熱く訴え。
 
前回走ることのできなかった(17時で選挙終了したため)夜の時間帯も、拡声器を使ってできる20時ギリギリまで街宣活動を続けました。
 
初日の街宣を終え事務所に戻ると、遅い時間にも関わらず、ここでも多くの皆さんに迎えていただき、心から感謝。
 
候補者にとって選挙とは、多くの皆さんに支えられていることを実感し、その気持ちに応えることを体現する場であるとも感じた次第です。
 

【初日を終え、まずは安全に活動できたことに安堵】
 
2日目の今日は、この4年間立ち続けた名子の辻立ちからスタートします。
 
引き続き、魂込めて、熱伝導の活動を展開してまいります。

政治屋は次の選挙を考え、政治家は次の時代のことを考える

ブログ 政治

衆院和歌山1区補欠選挙応援で、和歌山市の漁港を訪れた岸田文雄首相の近くに15日、筒のようなものが投げ込まれて爆発した事件。
 
幸い、狙われたと思われる岸田首相は無事であったことやその場に居た聴衆の皆さんも大事に至ることなく、胸を撫で下ろしたところ。
 
しかしながら、選挙は民主主義の根幹を成すものであり、今回のような選挙遊説中を狙った暴力行為は断じて許されるものではありません。
 
その場で取り押さえられた木村容疑者は、故安倍元首相を襲った山上被告と同じく、単独でテロ行為に及ぶ「ローンオフェンダー」の可能性があるとされ、こうしたローンオフェンダーによる犯罪の芽を早期に発見するとともに、選挙戦における陣営あるいは聴衆の皆さんにおかれても、警戒を強めねばならないと考える次第であります。
 
さて、そうしたなか迎える統一地方選挙後半戦。
 
ここ敦賀市においては、市長選は新人同士の一騎討ち、市議選は定数22人に対し、現職14、元職1、新人9の計24人が出馬を予定と、8年ぶりに選挙戦になる見通しとの報道がされています。
 
4年前の選挙を振り返ると、初陣だった私にとって、告示日の17時に、立候補締切の時点で候補者が定数と同数、つまりは「無投票」となった旨連絡を受けた際の、何とも言い表せない感情は今でも鮮明に思い出すところ。
 
選挙後は、とりわけ、私を含む8人の新人議員に対し、「負託を受けていない者が議員をやっている」などと辛辣な声を掛けられたこともありましたが、そんな中で、福井新聞の読者投稿欄にあったひとつの記事が目に止まり、切り抜いて、今でも大切に保管しています。
 
以下、記事の内容をご紹介します。
 
「敦賀市会の運営 新人議員活躍を」
 
敦賀市会は戦後初の無投票となった。その中で8人の新人と5人の女性議員が誕生した。定数を現状維持と決めた議会。それだけに新人議員らの熱心な議会運営に期待する。清新な心で民意を吸収してほしい。原子力、新幹線、まちづくり、人口減少などへの心意気を期待している。
 
これは市民のためになると思ったことは、積極果敢にイニシアチブをとってほしい。選挙の「洗礼」を受けないだけに、これまで無投票のなかったことを心に刻み、マイノリティの声を議会に反映してほしい。市民のために汗をかいてこそ、信頼の絆が結ばれる。世界の偉人や聖人が残した格言・警句を集めたアフォリズムに「政治屋は次の選挙を考え、政治家は次の時代のことを考える」とある。
 
この記事を読んで以来、いかなるネガティブな言葉があろうとも、こうしてエールを送っていただいた方の期待に応えることを常に念頭に活動に邁進してきたところです。
 
そして4年が経ち、投稿された方の目に、新人議員の働きはどう映っているでしょうか。
 
そして、今日からはいよいよ選挙戦。
 
初陣の前回と違い、新人のような期待票はありません。
 
ただあるのは、この4年間の活動に対する評価のみであります。
 
いわば、私にとって今回の選挙は「4年分の通知簿」。
 
「政治屋は次の選挙を考え、政治家は次の時代のことを考える」とのスタンスのもと、愛する敦賀、そして大いなるポテンシャルを持つ敦賀を「活力と魅力あふれるまち」にするための具体策を正々堂々と訴えるとともに、これまでお支えいただいたすべての皆様への感謝の気持ちを乗せ、今日から7日間、全身全霊を懸け戦ってまいります。
 
さぁ、いざ出陣!
 

【思いはすべて「活力と魅力あふれる敦賀の未来のために」】

次世代革新炉の開発・建設に必要なこととは

ブログ 原子力

「選挙前最後の○○」と、ひとつづつ自分なりの節目を迎える今日この頃ですが、昨日は平日最後の辻立ち。
 
この4年間、毎週水曜日に立ち続けたホームグラウンドの名子にて、5名もの原電総連役員にご協力いただき活動を終えました。
 
昨日も窓を開けて手を振り返していただいた皆さん、車の中で会釈いただいた皆さんには感謝しかありませんが、こうして頂戴したエールを自信や力に変え、明日からの選挙戦に臨む所存です。
 
さて、選挙前といえば、事前に市議選候補予定者に対して行われた新聞社のアンケート調査。
 
今回、政策的なアンケートは福井新聞1社でしたが、大きく3項目あったうちのひとつが「原子力発電」に関わること。
 
実は、4年前もこの設問があったことからしても、敦賀と原子力は切っても切れない関係にあるものと改めて認識するところ。
 
私が回答したそのままを書くのは控えますが、我が国においては、昨年末のGX実行会議にて原子力を今後も最大限活用することを明示したうえで、次世代革新炉によるリプレースを進めることを方針に盛り込んだもの。
 
国としてそうした方針を示した以上、計画通り進むよう政府として後押しすることが肝要であることは言うまでもありませんが、これに関しては、先んじて原子力回帰した英国が、原子力発電所の新設に対し、政府が直接投資をするなど積極的な関与が図られているところです。
 
また米国においては、あのマイクロソフト創設者のビル・ゲイツが筆頭オーナーを務め米原子力企業「テラパワー」。
 
昨年12月、日本が参加する次世代高速炉の開発計画について、ロシアのウクライナ侵略の影響で核燃料の確保が難しくなったため、運転開始が2年以上遅れるとの見通しを明らかにしたものの、遅れたとて2030年頃の話しであり、日本よりも格段と早く進むもの。
 
そうしたなか、同社のナトリウム冷却高速炉「Natrium」(電気出力34.5万kW~50万kW)の初号機建設をワイオミング州で計画中の電気事業者パシフィコープ社は3月31日、2033年までにさらに2基建設する方針であることを明らかにしています。
 

【ナトリウム炉とエネルギー貯蔵システムの完成予想図(提供:テラパワー社)】
 
なお、ここで肝になるのは、Natrium燃料設備は、先進型原子炉実証プログラム(Advanced Reactor Demonstration Program)に基づき、テラパワー社と米国エネルギー省(DOE)が共同出資する予定であること。
 
先進型原子炉実証プログラムは、先進型原子炉の実証を加速させることを目指した官民パートナーシップによる費用共同負担のプログラムで、その設備投資は2億ドルを超える規模となるとあり、民間の開発意欲や投資予見性を後押しするに加え、国策で進めることを積極的な支援の姿で示していることが分かります。
 
欧米のこうした動きを踏まえ、2月9日に開催された議員説明会「GX実行会議を踏まえた今後の原子力政策の方向性と行動指針(案)のポイント」(説明者:経済産業省資源エネルギー庁原子力立地政策室長)の場で私は、「次世代革新炉の開発・建設に対する事業環境整備の在り方については、事業者側の予見性を高めるための国の支援が必要。例えば英国では新規建設事業に対し、政府の直接投資がされているが、今後どう進めていくのか。」と質問し、室長からは「電力市場の脱炭素オークションなども活用し進めていきたい」との回答があったところ。
 
これに関しては、総合資源エネルギー調査会の革新炉ワーキンググループで座長を務めている黒﨑健氏(京都大学複合原子力科学研究所教授)が、次世代革新炉の開発・建設に係わる事業実現に向けて、「ニーズがありユーザーが現れること」を前提に、採算の見通し、規制の確立の必要性を指摘しており、その中で特に、採算見通しのための仕組みとして、EUタクソノミー[※1]、英国のRABモデル[※2]などを例示のうえ、「脱炭素の取組に原子力を盛り込むことが一つのポイントとなる」と述べており、今後そうした政策が進むよう求める次第です。
 
[※1]
持続可能な経済活動を明示し、その活動が満たすべき条件をEU共通の規則として定めるもので、2022年2月に原子力を含めることに関する規則が採択された。
[※2]
規制当局が認可した投資を規制料金を通じて回収する仕組みで、英国では下水道や空港建設で実績がある。
 
今後目にされる福井新聞の候補者アンケートに書いたことは、こうした考えに基づき示したものであり、その点お含み置きのうえご覧いただければありがたく存じます。
 
結びになりますが、4年間続けてきたことといえば、このブログ。
 
立候補届を出すまでが「選挙前」とすれば、明朝の投稿が「選挙前最後のブログ」となります。
 
書くことは随分前に決めてありますので、節目の明日、このサイトでお会いできればと。

危機管理の鉄則は「見逃し三振」をしないこと

ブログ 政治 防犯/防災

昨朝の辻立ちは、白木の「もんじゅ」手前にて。
 
前回この場所に立った時は、通りの両サイドに咲く桜が満開で「桜のトンネル」と称しましたが、昨日はすっかりピンクからグリーンに変わり、芽吹く新緑を爽やかに感じたところです。
 

【新緑の中の辻立ち。黄砂対策のため、昨日はマスク着用。】
 
毎度のことながら、早朝より一緒に立っていただいた原子力ユニオン役員の皆さん、ありがとうございました。
 
さて、ちょうど辻立ち中の午前8時頃あったのが、北朝鮮から発射されたミサイルが北海道周辺に落下する恐れがあるとして、政府が発令した「全国瞬時警報システム(Jアラート)」。
 
後に可能性がなくなったとして情報を訂正したことに対し、様々な声が挙げられる事態となったところ。
 
これに関する記事で、危機管理分野の有識者である福田充・日本大危機管理学部教授は、「空振り三振」はいいが、「見逃し三振」をしてはいけないというのが危機管理の鉄則だとしたうえで、Jアラートについても、ある程度の空振りはあり得るということを国民もメディアも理解しなければならないと述べています。
 
また、もっとも、訂正が続けば情報が「オオカミ少年」になりかねないため、政府は計算を間違ったプロセスも含め、訂正の中身を丁寧に国民に伝える必要がある。
 
さらには、北朝鮮は戦術核の開発と実戦配備に向けた動きを加速させており、実験から演習にフェーズ(段階)が移っている。ミサイル攻撃は奇襲が前提。次に発射されるミサイルは攻撃かもしれないという危機感を持ち、Jアラートが発令されたらどこへ避難したらいいのか。国民一人一人が真剣に考える時期に来ている。
 
と最後は、危機管理マインドを持つことの重要性を説いていました。
 
私もまったくその通りだと考えます。
 
周辺諸国との緊張感が一層高まるなか、「飛んでこなかったじゃないか」と政府を責める姿は、平和ボケの日本を象徴するように思え、そうした論調を形成するかの報道などにこそ危機感を覚えるところです。
 
かくいう私も、北海道周辺ということで、発令を知りながら辻立ちを続けていた訳ですが、これが北陸周辺の日本海にということであれば、即刻避難したことでしょう。
 
改めて、こうした事態に直面する日本において、福田教授が仰るよう、危機管理の鉄則は「見逃し三振」をしないことにあり、Jアラート発令の際はやはり、「非難」ではなく「避難」で対応せねばと認識した次第です。

準備は着々と

ブログ 政治

予報通り、野坂山が霞むほどの「大規模黄砂」となった昨日。
 
大雨、大雪と同じく、黄砂にまで「大」が付くのはあまり聞いたことがありませんでしたが、北海道から九州の広い範囲で観測されたこの黄砂。
 
中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠やゴビ砂漠などから巻き上げられた砂が偏西風によって日本に運ばれる現象であることは周知のことと存じますが、専門家によれば、日本に飛来する黄砂は、中国沿岸部の汚染物質である硫黄や硝酸といった化学物質が付着しているケースがあり、気管支に入ると炎症を起こすなど健康被害も考えられるとのこと。
 
さらに、空気中で花粉と黄砂がぶつかることで花粉が破裂し、内部の細かい粒子が飛散する「花粉爆発」が発生するともあり、小さい粒子がより体内の奥深くまで入る「二重被害」への注意が呼び掛けられているところ。
 
微細粒の恐怖といえば感染症ですが、こうして聞くと黄砂も大敵な訳であり、屋外でも不織布マスク着用など注意して過ごしたいと思います。
 
さて、大陸からの襲来物が話題となるなかですが、着々と進めるのは週末からの戦いに向けた準備。
 
昨日午後は、後援会事務所の屋根に看板を取り付けていただきました。
 

【看板が設置された後援会事務所】
 
緑のシートで覆ってあるのは、看板には特定の選挙名と候補者の名前が大きく記載されていることから、これを露出させ掲示することは、公職選挙法における「事前運動」となるからであります。
 
即ち、お披露目できるのは選挙告示日(16日)に「立候補届」が受理された時点からとなる訳ですが、昨日は看板以外にも、音響設備や看板を取り付けた「街宣カー」や選挙ポスターなども完成し、いよいよ本番との気持ちが昂ぶるところです。
 
また、定時を過ぎてからは、複数の方が、激励のため事務所にお越しいただいたりとありがたい限り。
 
事務所内でテキパキと作業や打ち合わせをしてくれている役員たちの存在を含め、感謝の気持ちも日ごとに増すところです。
 
いよいよ選挙戦までは、今日を入れて3日となりました。
 
この後は、もんじゅ前での辻立ちのため、白木に向かいますが、任期4年間を精一杯活動したと、有権者の方に自信をもって言えるよう、残り3日間も手を抜くことなく、しっかり活動する所存です。

任期中最後の「広報広聴委員会」を終える

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先週開催された原子力規制委員会(以下、規制委)の結果を受け、昨日は臨時会議として、日本原電社長らとのCEO会議が行われ、設置変更許可申請のK断層の連続性等に関する申請内容について、2023年8月31日までに一部補正を行うとの意思を日本原電が明らかにしたところ。
 
日本原電は同日発表したコメントで「当社は、社内の審査体制の強化とともに、電力会社等からの更なるご支援、ご協力を得て、敦賀発電所2号機の設置変更許可申請書の品質確保に取り組み、今後の審査に真摯に対応してまいります。」とありました。
 
本件に関しては既に、各種報道がされている訳ですが、一方、昨日の産経新聞朝刊「主張」には、以下のような記載がありました。
 
 →原電の敦賀2号機 審査打ち切りは許されぬ 規制委は断層問題の本論語れ(4/11 産経新聞「主張」より)
 
記事においては、「規制委の姿勢には強権的なものがある」としたうえで、令和2年2月に指摘され、翌年8月に1回目の審査中断の措置を受けることになったデータ書き換え問題で規制委が厳しく日本原電を批判したのは「理不尽な追及」だった。
 
結びには、
 
(以下、記事引用)
資料の誤りは不適切だ。だが、安全とは関係の薄い誤字までを誤りに含め、その数の多さを理由に審査の門戸を閉ざそうとするなら、さらに不適切だろう。
問題の本質をはぐらかしてはならない。規制委は事業者との上下関係を廃し、日本原電と対等の立場で科学論議を進めるべきだ。
「形式主義」との決別も組織理念にうたわれている。3代目の新委員長である山中氏の理性と「倫理観」に期待したい。
 
との指摘がありました。
 
立場上、私見を述べることは控えますが、従前からの敦賀発電所2号機 敷地内破砕帯評価を巡っては、本質的な捉え方として、このような見方があるということだけご理解いただきたく。
 
さて、話しは変わり、議員としての残り任期もあと3週間、選挙までは4日となってまいりましたが、昨日は選挙前最後の公務、広報広聴委員会を開催しました。
 
昨日の協議事項は、「議会だより(3月定例会号)」の内容確認でしたが、委員会の最後には、この2年間委員長を努めた立場から、委員各位に御礼の気持ちをお伝えした次第です。
 
男性4人、女性4人で構成されたこの委員会は、何でも気兼ねなく意見が言える雰囲気で、少しでも市民の皆さんに分かりやすい議会広報をとの意識のもと、実際、委員の皆様からは常に建設的な意見を頂戴してきました。
 
そうした中で、現に「議会だより」では、市民からのご意見を踏まえ「賛否の分かれた議案」(議員ごとの賛否)を掲載したほか、「議会報告会」では、コロナ禍でもオンラインで開催したことや対面式を再開した昨年度は「出前報告会」にチャレンジしたこと、さらには、「高校生との意見交換」、議会広報のあり方検討のうえ、常任委員会のオンライン配信に向けた検討を議会運営委員会に提案するなど、様々な取り組みができたことを思い返す次第です。
 
これも、委員の皆さん始め、すべての議員の皆さん、議会事務局の皆さん、そしてご意見を頂戴した市民の皆さんのお陰であり、この場を借りて感謝申し上げます。
 
昨日協議した「議会だより」の次号表紙には、改選後の議員集合写真を掲載することとしています。
 
広報広聴委員会の委員構成は、もちろん大幅に交代することとなりますが、常に目指してきた「市民にとって分かりやすく、身近に感じる議会広報」の意識を必ずや継承するとともに、私自身、選挙を乗り越えた暁には、委員会に所属するしないに関係なく、同じ意識のもと携わっていきたいと思っています。
 

【委員会の前に記念撮影していただきました。委員長として精一杯取り組んだこの2年の活動に悔いはありません。】

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