岐阜県可児市の「山城を活かしたまちづくり」を視察

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一昨日から続く、岸田総理の所信表明演説に対する代表質問。
 
昨日は、国民民主党 玉木雄一郎代表が登壇し、15分という限られた時間のなか、国民から寄せられた切実な声を背景に、提案に次ぐ提案がされました。
 
詳しくはぜひ、玉木代表のYouTube「たまきチャンネル」をご覧いただければと思いますが、質問の最後にあったのがこの言葉。
 
 →YouTube「たまきチャンネル」はこちら
 
最後に、総理に申し上げます。
解散総選挙に有利な政策ではなく、国民のための政策を堂々と進めてください。
国民民主党は「対決より解決」の姿勢で、賃金を上げ、所得を増やし、税負担や社会保障負担を引き下げる政策を積極的に提案していきます。
私たち国民民主党は、今の
「働いたら罰」
「子どもを産んだら罰」
「子どもを育てたら罰」
と言われるような社会を変えていきたいと思います。

政府及び与野党を超えた同僚議員の協力をお願い申し上げ、国民民主党を代表しての質問といたします。
 
魂を込めた渾身の質問であったと思う次第であり、岸田総理におかれては、提案した政策をひとつでも反映いただくとともに、私自身は所属議員のひとりとして、こうした考えが広まるよう、地方でも声を挙げていきたいと思います。
 
さて、こうして国会での論戦が続くなか、昨日からは「嶺南広域行政組合議会」の行政視察のため岐阜県を訪れています。
 
同組合議会は、福井県嶺南地域の2市4町の首長並びに各議会からの選出議員により構成(敦賀市議会からは8名)しているもので、この視察には、首長を除く議員21名と事務局さん4名の計25名が参加。
 
初日の昨日は、岐阜県可児市が取り組む「山城を活かしたまちづくり」を調査してまいりました。
 
木曽川と川湊による河川交通は、近世まで重要な輸送航路とされ、また陸路では東山道、中山道と大きな街道に面し、国境の要地であった可児市には、美濃金山城跡や久々利城跡を始めとした山城が10あり、これらを活かしたまちづくりに取り組み、成果を挙げているところ。
 
可児市役所では、観光課さんより、主に以下の点についてご教授いただきました。
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【視察会場の自席より。資料をもとに、丁寧にご説明いただきました。】
 
①地域団体との協働
・山城を整備、PRする団体が多数あり、各団体の草刈りやボランティアガイドにより、山城は大切に守られ、全国に誇る観光スポットとなっている。
・こうした団体を統括し、平成28年には「可児市山城連絡協議会」を立ち上げている。
 
②山城イベントの実施
・2016年より「山城に行こう!」と題したイベントを開催。2019年には「山城サミット可児大会」が行われ、市内外から23,000人もの参加があった。
・可児市は明智光秀の生誕地でもあり、光秀のふるさとを巡る企画や戦国体験として「チャンバラ合戦」などを開催し、子ども達が地元の歴史資源を知り、次の世代に伝えていく活動にも取り組んでいる。
 
③他市との広域連携
・リニア開通に向けて広域的に東美濃をPRするため、平成28年に岐阜県と可児市を含む7市で「東美濃歴史街道協議会」を設立。広域周遊企画などを展開している。
・「NHK大河ドラマ「どうする家康」を契機に、「小牧・長久手の戦い同盟」にも加入。
・全国的なお城イベント「お城EXPO」にブースを出展するなど、ブランディングを高めている。
 
④メディア連携
・様々なターゲット層への効果的なPRとして、歴史マンガやお城アプリと連携。
・お城アプリでは、30万人以上のユーザー登録がある「ニッポン城めぐり」と2017年より地域限定版めぐり(周遊企画)を実施し、毎年1万人程度の参加者が可児市を訪れている。
・「週刊ヤングマガジン」に連載された「センゴク」とコラボし、作者の宮下英樹氏の絵を広報物に使用するなどのPRも実施している。
 
⑤情報発信
・インスタグラム、LINEなどのSNS活用に加え、WEB広告やバナー広告も活用し、イベント情報などを発信。
・「戦国山城ミュージアム」では、山城のジオラマや可児市ゆかりの戦国武将の紹介、書籍やグッズを販売している。
 
説明いただいた後の質疑では、私もいくつか質問させていただきましたが、他の委員からも多く手が挙がるなど、有意義な時間になりました。
 
対応いただいた可児市議会並びに観光課の皆様、お忙しいところ大変ありがとうございました。
 
その後は「戦国山城ミュージアム」を視察し、市役所にて説明のあった内容を体感。
 
コンパクトながら、市や連絡協議会の皆さんの思いが込められた施設と感じました。
 

【戦国山城ミュージアムで販売していた「美濃金山城」の金銀の「御城印」】
 
こうして1日目を終えましたが、北陸新幹線敦賀開業も視野に、敦賀にある金ケ崎城や玄蕃尾城を始め、お隣美浜町の国吉城など、嶺南地域にある山城を活かした取り組みに向け、大変参考になった次第です。
 
今回得たことをヒントに、海と鉄道でつながる嶺南6市町が、今度は歴史ある山城でつながれるよう、学んだことを活かしていきたいと思います。