天皇陛下即位から6年

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スペイン、ポルトガルの全域で4月28日昼頃(現地時間)に発生した大規模な停電。
 
欧州の電力系統運用事業者で構成するENTSO-Eの公表データによると、スペインでは同日午後12時半頃(同)に約3200万キロワットあった供給力が午後1時頃に約1千万キロワットと3分の1に急減し、空港や鉄道など両国の都市機能が停止するとともに、数千万世帯が影響を受けたとあり、29日朝(同)までに両国の大半の地域で停電は復旧したものの、原因はいまだ不明で、ENTSO-Eなどが究明に乗り出しているとのこと。
 
遠く離れた欧州の出来事とはいえ、国民生活や企業活動、そして命にも関わる電力の安定供給が崩れた事態を、「対岸の火事」に思っていてはいけないのが日本。
 
昨日、原子力規制委員会は定例会合で、北海道電力泊発電所3号機(PWR、91万2千キロワット)が新規制基準に適合したとする審査書案を取りまとめ、本日5月1日から30日間行われる意見募集(パブリックコメント)、原子力委員会と経済産業相への意見聴取を経て、正式に原子炉設置変更許可を下す見込みとなったことを喜ぶところですが、2013年7月8日に適合性審査を申請してから、ここまでに要した時間は「11年9ヶ月」。
 
先日述べたとおり、この先の電力不足が確実な状況において、約2000万キロワットの“眠ったままの”原子力発電所を早期に稼働させることが、エネルギー安全保障上の喫緊の課題であり、必ずや国益に叶うものと確信するところです。
 
さて、昨日は自身の議員任期が2期目後半に入ったことを書きましたが、1期目のスタートは「平成最後の日」でした。
 
その翌日の5月1日に、元号を「令和」に改めてから、今日ではや6年。
 
6年前のこの日、第126代天皇として即位された陛下が、雨上がり、東京の空に虹がかかる、どこか神秘的な雰囲気のなか執り行われた「即位礼正殿の儀」、「即位後朝見の儀」で述べられたお言葉は、まさに我が国の歴史と文化の尊さを表しており、国民のひとりとして、この国に生まれたことを幸せに、そして誇りに感じたことを思い返す次第です。
 
即位されてからこの間、陛下は未曾有の新型コロナウイルス感染を始め、令和6年能登半島地震などの自然災害に至るまで、国家と国民の安寧を祈り、さまざまなお務めに励まれてこられました。
 
なお、初代の神武天皇から2600年余を超えて「万世一系」で続く、世界で最も古くから続く国が日本。
 
日本国憲法第1条で、天皇は「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」と定める日本の立憲君主の立場にあり、こうしたお役目を全身全霊で取り組まれていらっしゃることに、国民の一人として心より感謝申し上げます。
 
これまでの歴史が証明するよう、天皇の祈りと、それに対する国民の感謝は、皇室を軸とする国民の結束につながります。
 
世界情勢や社会の変化がまさに「激動」の時代にある中において、歴代の天皇と国民が守ってきたこの国柄を、私たち世代も守っていくためには、皇位継承の正統性を含め、初代天皇から連綿と続く継承の経緯を思い返すとともに、令和時代スタートの日にあたり、この先も平和で、千代に八千代に日本国家が続くことを願う次第です。
 

【昨日、思わず車を停めて撮影した風景。古より変わらぬ「ふるさとの風景」があることが、平和であることの証かと。】