2026年3月16日
北陸新幹線敦賀開業から2年
式典の日に青空が広がるというのは、天もお祝いしてくれている気になると言うもの。
まさにそのような気持ちになった昨日の「神楽通り道路空間整備完成式典」。
事業主体である敦賀市の資料によれば、“氣比神宮の参道としての魅力を向上を目指した新たな賑わい空間の創出”として、神楽町1丁目商店街が連なる「神楽通り」(市道2号線)を、市民と観光客の交流の場となるよう、歩道を拡幅し、シンボルである大鳥居を眺望できる、参道にふさわしい景観を持った道路空間をつくることを目的としたもの。
総事業費約2.6億円、施工延長約240mの整備が完成し、石田嵩人福井県知事をはじめ、多くの来賓、関係者が集うなか行われた完成式典では、歩行空間の活用はもとより、神楽通りの魅力をさらに高め、賑わいの拠点として敦賀の発展につなげていただきたいなどとの言葉が多くありました。
私は、敦賀市議会議員としてご案内をいただき出席いたしたところですが、式典会場から見る風景、一昨日から開催されている「街波祭(まちなみさい)」に訪れる方々の表情からも、今後の神楽通りならびに神楽1丁目商店街の発展を心より祈念した次第です。
式典終了後のセレモニーでは、関係者一同によるテープカット。
沿道にいた小さなお子さんからお年寄りには色とりどりのバルーン(風船)が配られ、合図と同時に空へ。
皆で飛び立つバルーンを眺める素晴らしい式典となりました。

【勢いよく青空に飛んでいくバルーンに、皆の期待が込められていると感じました】
一夜明け、本日3月16日は、北陸新幹線敦賀開業した日。
今日で開業からちょうど2年となります。
敦賀開業を迎える直前の心境を綴った、2024年3月16日のブログを読み返しますと、タイトルは『祝!北陸新幹線敦賀開業!〜すべての道は敦賀に通ず〜』とあり、以下のとおり結んでいました。
すべての道は敦賀に通ず。
「新幹線開業で敦賀は大きく飛躍した」と歴史の1ページに刻むか否かは、現世を生きる私たちに懸かっているとの気概をもって、さらに前進あるのみです。
嬉しさと感慨深さが入り混じり、大きく出た感じの言葉に映りますが、気持ちは2年経った今も変わらず。
米澤敦賀市長も常々仰っておられるよう、「開業効果」から「新幹線効果の最大化」に向けた取り組みを継続していくことが、真の敦賀の発展、さらには福井県嶺南地方の発展につながるものと考える次第です。
なお、私自身、「新幹線開業は目的ではなく手段」など多くのキーワードを学んだ、「新幹線学」研究の第一人者である青森大社会学部の櫛引素夫教授。
2024年春の北陸新幹線敦賀開業前後に敦賀市民を対象に行ったアンケートの結果がまとまったとして、本年2月に勉強会が開催されまし行ったが、その中で櫛引教授は「敦賀は終着駅として観光客が増えて喜ばしいが、そろそろ『次』を考えるべきタイミング」と指摘。
アンケートの中で、新幹線開業を契機に「何らかのプロジェクトを主体的に企画・実行(予定含む)」している市民が6%にとどまり、約80%が「予定なし」と答えた点を挙げ「アクティブな市民がどれだけ増えるかが一つのポイント。
「アクティブな市民がどれだけ増えるかが一つのポイント。新新幹線は『魔法』ではなく、新幹線開業を起点に関係者がスクラムを組んで持続的なまちづくりに取り組んでほしい」と語ったとありました。
以前に学んだよう、「新幹線効果」とは、地域に住む方々が「自分ごと」としてその効果を実感することにあり、その実感の仕方は様々。
答えはあるようでなく、自分たちで作っていくものと認識するところ。
開業から2年を迎え、ここからは「ハードからソフト(人)」、ネガティブではなくポジティブ(アクティブ)に敦賀の「市民力」でいかに盛り上げていくかであり、自身もその一人として尽力するとともに、皆様方のぜひとものご協力をお願いする次第です。

【開業の日の興奮と感動を忘れずに。目指すは「真の新幹線効果」の発揮。】






