信以て義を行い、義以て命を成す

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「クリーンな選挙」を掲げて戦った我々としては、誠に残念で申し訳ないこと。
 
2月8日投開票の第51回衆院選で、ビラを配るなどした運動員に報酬を支払ったとして、警視庁捜査2課は20日、公選法違反(買収)の疑いで、東京7区に国民民主党から立候補し、落選した入江伸子容疑者ら、いずれも会社役員の女3人を逮捕したとのニュース。
 
3人の逮捕容疑は共謀して1月下旬~2月上旬ごろ、10~20代の女性らに、ビラ配りなどの選挙運動の報酬として計27万円を支払った疑い。
 
選挙の結果、東京7区は6人が立候補し、入江容疑者は2万1018票を獲得したものの4位で落選した訳ですが、これに国民民主党の玉木雄一郎代表は20日夜、自身のX(旧Twitter)で、「被疑内容が事実であれば選挙の公平性を揺るがす極めて遺憾な事態。捜査には全面的に協力して参ります」とポスト(投稿)する形に。
 
また、「事実関係を確認の上、党としても厳正に対処します。ご心配・ご迷惑をおかけして申し訳ありません。党の代表としておわびします」と陳謝しました。
 
公職選挙法に適用される連座制はもとより、こうした事案が1件でもあれば、党全体の信頼やイメージを失墜するものであり、本件も断じて許されるものではないと認識するところ。
 
同じ党に所属する者として、私からも深くお詫び申し上げます。
 
一方、「信頼」と言えば、昨日の施政方針演説。
 
高市早苗首相が同じく20日、施政方針演説の冒頭で引用したのは、「信以て義を行い、義以て命を成す」との言葉。
 
「信以て義を行い」とは、「自分を偽らずに、誠実に人として正しい道理を実践すること」をいい、「義を以て命を成す」とは、「正しい道を行うことで、使命を全うすること」をいうとのこと。
 

【高市首相の施政方針演説が行われた20日の衆院本会議(読売新聞オンラインより引用)】
 
なお、「信以て義を行い、義以て命を成す」自体は、中国の古典「春秋左氏伝」に出てくる言葉で、かつて幕末の儒学者、佐藤一斎が著した「言志四録」の一説にも「信を以て義を行い、義を以て命を成す。これを立命という」と述べたとあります。
 
この言葉を引用しながら、国のトップリーダーとしての覚悟を見せた高市首相は、続けて、「国民の皆様から賜った御信任を基礎として、これから述べる施政方針に則り、一つ一つの政策を、誠実に、ぶれずに、実行してまいります」と具体的な政策について説明に入りました。
 
私自身、常々申し上げているよう、政治は「信なくば立たず」。
 
高市首相がご自身で述べられたよう、その使命を全うしていただくことを切に期待する次第です。