2025年5月17日
二千年を超える日本固有の伝統と根幹を大切に
20年に1度、伊勢神宮の社殿を建て替えて神座を遷す令和15年の「式年遷宮」に向けた一連の儀式が、この5月から始まっています。
今回で63回目となる式年遷宮は、飛鳥時代に天武天皇が制度を定め、次の持統天皇の時に初めて行われました。
戦国時代に一時途絶えたものの、織田信長が費用を寄進し、遺志を継いだ豊臣秀吉も献納して復興。
江戸時代には徳川幕府が全面的に費用をまかない、明治維新後は国費で続けられたとのこと。
いうまでもなく、伊勢神宮は、皇室の祖神で日本国民の総氏神といわれる天照大御神や、衣食住や全ての産業の守り神とされる豊受(とようけの)大御神をお祀りしていおり、神座のある社殿に加えて神宝、装束を新しくする式年遷宮は一大祭事と言えます。
1300年以上も前から繰り返され、天皇陛下が儀式の日時をお決めになるなど国柄と深く結びついているなど、長い歴史と独自の文化が息づくわが国日本を尊び、受け継いでいきたいと思う次第です。
さて、そうした思いに浸る一方、5月15日の読売新聞記事が波紋を呼んでいます。
『皇統の安定 現実策を…皇族減 典範改正が急務[読売新聞社提言]』のタイトルで取り上げられた同社の提言は、女性宮家の夫や子どもへの皇族の身分付与を主張する一方、旧宮家の男系男子の皇族復帰には「戦後長く一般人として暮らしてきた。そうした人に唐突に皇位継承資格を与えて、国民の理解が得られるのだろうか」と疑問を示す内容。
→2025年5月15日の上記記事はこちら

【読売新聞社が提言した皇統の安定への対策4項目(2025年5月15日 読売新聞オンラインより引用)】
これに、「同紙は、皇室の歴史に前例のない女系天皇誕生に道を開く女性宮家創設を訴えていた」、「生粋の民間人を皇族にするのはよくて、旧皇族の復帰はだめだというのは論理が逆立ちしている。」と異論を唱えたのは産経新聞。
併せて産経記事にあった長島昭久首相補佐官がX(旧Twitter)にポスト(投稿)した、「(与野党協議で共有された男系継承維持など)基本的な考え方を否定するような提言を大々的に打ち出す意図は奈辺にあるのでしょうか」との言葉が、読売記事の異質さを表しているのかと。
私もまさに長島補佐官と同じ印象を抱いた訳ですが、心強い存在は、先に国民民主党が今夏の第27回参院選 比例代表に擁立を決めた足立康史候補予定者。
自身のXにて次のようにポスト(以下、一部引用)。
私は、玉木雄一郎代表、榛葉賀津也幹事長、舟山康江両院議員総会長(前政調会長)をはじめとする現執行部が掲げる〈皇統の男系維持〉を前提とした国民民主党の政策方針に賛同し公認を申請、一昨日=今週5月14日に公認を決定いただきました。
改めて申し上げるまでもなく、日本の皇室は二千年を超える世界で最も長く続く王朝であり、その間、一貫して男系による皇位継承が続いてまいりました。これは世界に類を見ない日本固有の伝統であり、その根幹です。この原則を変更することは、国家の基礎を揺るがしかねません。
私は、現職の国会議員ではありませんが、国民民主党の一党員として、また参議院比例区総支部長(候補予定者)として、この皇位継承に関する方針は絶対に妥協できません。
(引用終わり)
日本の歴史伝統を重んじ、これほどクリアに断言されるのはまさに「足立節」と言え、こちらも強く共感したところです。
世界で唯一、万世一系で続くわが国日本。
皇位継承は、わが国の国体に直結することであり、私自身「皇統の男系維持」を前提とした考えに立って、議論を見守りたいと思います。






