この3連休は「暴風雪」に注意!

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昨日は、敦賀市役所で開催された「令和7年敦賀市防災会議」を傍聴。
 
主の議題は、敦賀市地域防災計画改定(案)について。
 
会議では、事務局(危機管理対策課)より、今回の改定は、国の防災基本計画ならびに福井県地域防災計画の改正、令和6年能登半島地震や高速増殖炉もんじゅ廃止措置の進捗に伴う冷却告示の改正を踏まえ反映したものであり、それぞれ改定内容の説明がされた後、委員からは特段の質問・意見はなく、改定案は承認されました。
 

【会議会場の敦賀市役所2階講堂の様子。中央奥は、挨拶される米澤市長。】
 
このうち、もんじゅの冷却告示に関しては、資料によれば、「照射済燃料集合体が十分な期間にわたり冷却された施設」に指定され、照射済燃料集合体に係るリスクが十分に低減したと見なされたことから、これまで原子力災害対策重点区域として半径5kmをPAZ、半径30kmをUPZに設定していたものを、今後はPAZの設定は不要となり、UPZは半径5kmに変更とするとありました。
 
なお、冷却告示の指定に当たっては、既認可の廃止措置計画に基づいて、使用済燃料貯蔵槽の冷却水が全て喪失した場合であっても、①照射済燃料集合体が損傷しないこと、②未臨界が確保されること、③敷地境界での放射線量率が、SE01判断基準(5μSv/h)未満であること、を指定の要件としており、これらを満たす状態になったことも合わせて理解したところです。
 
また、防災全般に関しては、会議の冒頭であった米澤市長の言葉が印象に残りました、
 
「敦賀は、災害の少ないまち」と言われることを挙げ、簡単に申し上げれば、そのことを「そうだ」ということを止めるということ。
 
30年前の阪神淡路大震災が、元々地震の発生確率が極めて低いと言われた場所で起きたこと、昨今の大規模自然災害を見るに、いつどこで起きてもおかしくない状況から、これまで敦賀が大災害に遭わなかったのは「たまたま」でしかないことから、「災害の少ないまち」と言う(PRとかは)のを止めようとの話に、「そのとおり」と共感した次第です。
 
さて、このことは「自分だけ(あるいは自分の住むまち)は大丈夫」という、いわゆる「正常性バイアス」を排除することに他なりませんが、この3連休、日本列島を襲うのは強烈な寒波。
 
気象庁が9日17時に発表した「暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報 第3号」によれば、「10日から12日頃にかけて、西日本から東日本の日本海側と北日本では暴風や暴風雪、高波に警戒してください。また、11日から12日頃にかけて、北日本では大雪や猛ふぶき、吹きだまりによるによる交通障害に警戒し、東日本から西日本では大雪による交通障害に注意・警戒してください。」とあります。
 
また、同情報で予想される「北陸地方」の降雪量は、
◉10日18時から11日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で「50センチ」
◉11日18時から12日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で「70センチ」
となっています。
 
加えて、10日、11日の両日は、北陸地方で最大風速23メートル、最大瞬間風速では35メートルもの強風となることが予想されており、暴風雪への注意も呼び掛けています。
 
大雪に関し、ここ福井県にあっては、平成30年(2018年)2月3~8日にかけてあった記録的な大雪を忘れてはなりません。
 
この時は、福井市で「昭和56年豪雪(196cm)」以降最も深い積雪147センチを記録し、国道8号で1,500台を超える大規模な車両滞留が発生して、自衛隊の災害派遣も行われましたが、大雪により交通機能が麻痺すると、復旧までに数日かかることも多く、その間、物流が止まるなど社会活動に大きな影響が生じることから、事前予測のもとでも行動制限が非常に重要となってきます。
 
ついては、この3連休、先の市長の言葉にあるよう「自然災害は、いつ、どこで起きてもおかしくない」との認識のもと対応していきましょう。