「敦賀市パートナーシップ宣誓制度」が始まる

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今日から11月。
 
1が3つ並ぶ「11月1日」は、語呂合わせの記念日があるものと調べてみると、まず出てきたのは「犬の日」。
 
語呂は「ワン(1)ワン(1)ワン(1)」でペットフード工業会などの6団体が制定したものだそう。
 
他には、語呂ではありませんが、明治元11月1日、神奈川横須賀市に日本初となる洋式灯台の建設が始まったことを記念する「灯台の日」や「キティちゃんの誕生日」(1974(昭和49)年11月1日)などなど。
 
色々あるものですね。
 
「犬の日」に関しては、我が家にもワンちゃんが居ますので、早速、朝の会話から使ってみたいと思います。
 
さて、そんなネタをご紹介しつつ、敦賀市で今日から開始されるものといえば「パートナーシップ宣誓制度」。
 
近年、「LGBT」や「性的マイノリティ」の言葉が政治の場でも取り上げられ、ここ敦賀市では、米澤市長が就任後の早い段階で考えを示されたことや市議会でも一般質問での論議があったところ。
 
そうした経過や福井県との連携のもと始まる「パートナーシップ宣誓制度」。
 
市のホームページでは既に制度が紹介されており、そこでの趣旨は以下のとおりとなっています。
 
(以下、ホームページ引用)
敦賀市では、市民一人ひとりが自分らしく生きることができ、多様性を認め合い、互いに支え合い、ともに生きるぬくもりのあるまちの実現を目指しています。
その取組の一環として実施する「敦賀市パートナーシップ宣誓制度」は、一方又は双方がセクシュアル・マイノリティのお二人が、互いを人生のパートナーとし、日常の生活において相互に協力し合うことを約束した関係(パートナーシップ)である旨の宣誓書を提出し、敦賀市が受領証及び受領カードを交付するものです。
この制度に法的効力はありませんが、セクシュアル・マイノリティに関する社会的理解を促進するとともに、セクシュアル・マイノリティの方々が安心感を持って生活できる社会が実現することを期待しています。
 
また、パートナーシップの宣誓をするには、一方又は双方がセクシュアル・マイノリティであるお二人が、「成年に達していること」、「敦賀市民であること、又は転入予定であること」などの要件を全て満たす必要があること。
 
受領証等の提示により利用可能となる敦賀市の行政サービスとしては、「市営住宅の入居申込み」や「移住者・新婚世帯家賃支援事業補助金の申請」、「市立敦賀病院の入院・医療の同意」などがあることが記載されています。
 
詳しくは、以下の市ホームページをご覧ください。
 
 →「敦賀市パートナーシップ宣誓制度」はこちら
 
自分の周りにいないと中々ピンと来ないという方も多いかと思いますが、制度趣旨にもあるよう「多様性」を認め合い、「支え合う」ことがまさに、地域共生社会の原点としてあるもの。
 
こうした制度があること自体が、性的マイノリティの方にとっての安心につながるとともに、社会的認知として広がるよう願う次第です。
 
なお、11月23日(木・祝)には、「パートナーシップ宣誓制度導入記念講演」が開催されますので、関心を持つ機会としてご参加いただければと思います。
 
 →講演会の申込み等の案内はこちら