「改革中道」の理念を胸に、次期衆院選に「山中しゅんすけ」氏の擁立を決定

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来る衆院選において、立憲民主党と公明党でつくる新党名に「中道改革」との案が浮上しているとのことですが、2018年5月7日の設立大会で、綱領に「中道」と「改革」という言葉を盛り込み、以来それを貫くのは国民民主党。
 
党の一員として、「改革中道政党」とは何を目指す政党なのかを語った大塚耕平共同代表(当時)の言葉を思い返すところです。
 
以下、「中道」の意味を述べる大塚共同代表の言葉を紹介いたします。
 
やや長いですがご覧ください。
 
<大塚共同代表が語る「中道」の意味とは>
 
中道はややもすると二つのものの真ん中、足して2で割るような捉えられ方をする場合がありますが、本来の意味は違います。ソクラテスから始まった西洋哲学は、「正しいとは何か」「正義とは何か」を問い続けています。ソクラテスは、何が正しいか、何が正義かは絶対的には決められない。だからこそ熟議を尽くし、物事を決めざるを得ないと言っています。
 
アジアで唯一(当時)のノーベル経済学賞受賞者でもあるインドのアマルティア・センという哲学者の大著「正義のアイデア」が、西洋哲学の最先端の著作のひとつです。その中でも、センはソクラテスと同じように、正しいとは何か、正義とは何かということは絶対的には決められないので、熟議を尽くし、決まったことには従う、しかし、何が正しいかは絶対的には決められないので、権力は抑制的に運用する。それが民主主義だという趣旨のことを述べています。民主主義とはそういうものです。2500年経っても、変わっていません。
 
中道は、自分の考え方や価値観だけで物事を裁かないことを意味します。つまり、異なる意見も認めたうえで、熟議を尽くし、どのように結論を見い出すかという思考論理、議論の方法論です。中道とは民主主義そのものと言っても過言ではありません。
 
10人集まれば、意見は十人十色です。政党があれば政党の数だけ意見はあるし、その中でも議員の数だけ意見はある。しかしその時に自分の意見だけが正しい、正義だという議論の仕方をすると、結論は見い出せず、結局争いごとになっていく。改革中道政党とは、さまざまな課題を現実的に改革、解決していくうえで、民主主義的な手法を徹底して守り、前進していく。そういう姿勢と精神を改革中道政党という言葉で表現しました。
 
私たちは結党宣言をまとめる際に、改革中道政党の精神を踏まえたうえで、3つの政治が大事だと明記しました。第1は、正直な政治。課題を民主主義的な方法で解決していくためには、それに関する事実を公開、共有しなければ適切な議論ができません。だからこそ、正直な政治です。第2は、偏らない政治。自分の考えだけが正義、自分たちの意見に従わなければ徹底抗戦するという姿勢は、ある意味で偏っていると言えます。異なる意見も認めたうえで、しっかりと客観的な議論をしていくことが偏らない政治です。第3は、現実的な政治。目の前の課題を現実的に一歩一歩解決していくことが政党の役割です。だから現実的な政治です。正直な政治、偏らない政治、現実的な政治。この三つが、改革中道政党の生命線だと思います
 
<引用終わり>
 
加えて、このインタビューの最後に、代表として送ったメッセージにはこうあります。
 
「どの政党が政権を担ったとしても、目の前の課題は同じです。政権が替ったからといって、課題が変わるわけではありません。私たちは、正直な政治、偏らない政治、現実的な政治を追求し、課題解決に全力を尽くします。向き合う課題は与野党とも同じですから、突き詰めて考えると、ある程度、対策等は同じ結論に到達します。だからこそ、私たちは政府提出法案の8割から9割近くには賛成しています。しかし残りの1割、2割の法案については、意見が異なる場合もあります。対応や選択を誤ると、10年後、20年後の日本は困ったことになりかねない。法案によっては、しっかり政府と対峙(たいじ)し、反対していくことによって、国民政党としての責務を果たしていきます。」
 
「国民民主党はスタートしたばかりの政党です。私たちは、国民生活を向上させ、国民経済を発展させるために全力を尽くします。そして、国民主権を守るために、総選挙の時に国民の皆さんが政府を選択できる環境を作る。それが私たちの仕事です。その中核・中心政党として、全力で頑張ります。そして、近い将来、政権を担います。ご支援、叱咤激励を、どうぞよろしくお願いいたします。」
 
国民民主党の代名詞とも言えるキャッチフレーズ「対決より解決」は、こうした考え、理念から生まれたものであり、今一度、「改革中道」に込められた思いを胸に置く次第です。
 
既に報道されておりますが、国民民主党福井県連は昨日開いた幹事会において、2月に見込まれる次期衆院選の福井1区に、党県連幹事で昨夏の参院選を戦った山中俊祐氏(しゅんすけ)氏の擁立を決め、党本部に公認申請をしました。
 
党本部の公認を得られ次第、記者会見を開き正式表明する予定としているところですが、高市早苗首相の積極財政には賛同するもの、実質賃金が落ち続けている現状を「手取りをさらに増やす政策」で変えていきたいと語る山中氏。
 
国民民主党として、衆院選における福井県内小選挙区で候補者を擁立するのは初めて、野党現職もいる選挙区候補ということなどの状況を踏まえつつも、昨夏の参院選では野党候補ではトップ「88,753票」の票を獲得し、比例代表においては、自民党、参政党に得票数で下回ったものの、前回参院選「20,618票」の約2.6倍に当たる「52,894票」を得た、県民の皆さんからの期待に応え、何より、政策選択の受け皿をつくるのが国政政党の責任であるとの考えで一致。
 
まさに、「国民主権を守るため、総選挙の時に国民の皆さんが政府を選択できる環境を作る。それが私たちの仕事。」との大塚共同代表の考えに沿い、大局的観点と大義をもって擁立を決めた次第です。
 
大塚氏が述べた「改革中道政党の生命線」の3つのうち、とりわけ私たちが自負するのは「現実的な政治」であり、医師として命を預かるリアルな現場で生きてきた山中氏はまさに、根底からその考えの持ち主。
 
常在戦場の衆院選において、「時間がない」は理由になりません。
 
来る戦いに向け、ピッチを上げて準備を進め、「山中しゅんすけ」を再び、しっかり支えてまいります。
 

【昨日撮影した「山中しゅんすけ」氏。人生を懸けて戦う覚悟。】