現庁舎最後の定例会も今日が最終日

ブログ 敦賀市議会

「決められない政治」に対し、国民の皆さんはどうお感じなのか。
 
先の衆議院選挙後、1日で100万円を得たとする国会議員に支給される「文書通信交通滞在費」(文通費)を巡り、自民党は「まずは日割りでの支給」を、対する国民民主党や維新の会、立憲民主党は「日割りに加え、使途の明確化なども加えるべき」と、改正する方向は同じであるものの、考えの溝は埋まらず平行線のままであったところ。
 
昨日、自民党の高木毅国対委員長は野党側に対し、日割り支給に変更する法改正を先行させ、21日までの臨時国会で実現するよう提案したものの折り合いがつかなかったことから、本臨時国会での実現を見送る考えを示したとのこと。
 
本件に関し、市議会議員には文通費と呼ばれるものは無いものの、会派一人当たり月額4万円支給される「政務活動費」に関しては、使用可能用途が細かく決められていることや全て使途が分かる領収書が必要であることに加え、使用しなかった分については年度末に返納する仕組みとなっていることを踏まえれば、国会議員とて野党案が当然ではと思うところです。
 
短い臨時国会の期間ではあるといえ、「自分ごと」すら決められない、いや決めない国会に対しては批判の声が挙がることは必至かと思いますが、このままうやむやにすることなく、次の通常国会ではケジメをつけていただきたいものです。
 
さて、臨時国会と同じく、本日定例会最終日を迎える敦賀市議会。
 
今定例会に提出された議案に加え、12月14日には議員提出のB議案第6号として「敦賀市議会議員の定数を定める条例の一部改正の件」(定数24名から22名に削減)、さらに昨日20日には、第96号議案「敦賀市一般会計補正予算(第11号)」(非課税世帯等&子育て世帯臨時特別給付金」(クーポンではなく現金支給)の追加議案が提出されていることに加え、最終日にも人事案件議案が提出される予定となっています。
 
これらの追加議案を含めた議会運営や日程については、本日9時から行われる議会運営委員会にて確認されることとなります。
 
私の方はといえば、産経建設常任委員長としての委員会審査報告(議案と請願それぞれに対して)及び第78号「議案敦賀市一般会計補正予算(第10号)」に対し討論を行うため、本日は3度演台に立つ予定となっておりますが、それぞれの立場において役割を果たしていく所存です。
 
とりわけ議員定数の件に関しては、議員にならせていただいて以降、協議を継続してきたものですが、本年6月28日にあった議長からの議会運営委員会への諮問により、削減の方向性を見据えたうえで「議会自らが決める」との委員の皆さんの思いのもと、今日ここにひとつの結論を出すものであります。
 
議会では、これまでの協議の場もすべてオープンにしてきておりますが、市民の皆さまにおかれましては、こうして開かれた場で議論を尽くした結果とご理解いただけますようお願いいたします。
 
そしていよいよ、現庁舎最後の定例会も今日が最終日。
 
最後まで慎重審査・審議を尽くし、節目の日に相応しい場になればと思います。
 

【雪の中でも咲き続ける我が家の一輪のバラ。「お前も頑張れ」と励まされている気持ちになります。】

今冬の需給ひっ迫を救う「姉崎火力発電所5号機」は40年超選手

エネルギー ブログ

このブログを書いている趣旨目的の第一は、政治や議会のことを広く知っていただくことにあることから、市議会定例会中はどうしてもそちらに偏重となるところ。
 
とはいえ、合間合間では私の関心ごとも知っていただきたいと思い、日々ペンを走らせている(実際にはタイプですが)訳ですが、今日はその類のこととなります。
 
世界各国は「エネルギー資源獲得競争」であることは以前から述べているところですが、脱炭素の流れや欧州での風力発電比率減少(単純に風が吹かないため)、さらには地政学リスクなどの影響も相まって、一層この競争に拍車が掛かっており、原油や天然ガス、さらには原子力発電用のウランまでも価格上昇を続けていて、エネルギー資源価格にも連鎖している状況にあります。
 
とりわけ、欧州の天然ガス価格が再び急騰しており、こちらはウクライナ情勢の緊迫(ロシアの侵攻懸念)によって新設ガスパイプラインの運用開始がますます不透明になる中、今冬だけでなく、来年度の価格上昇圧力が一気に強まっている訳ですが、この流れに引っ張られ、来年度のアジア向けスポットLNG(液化天然ガス)価格も上昇。
 
LNG火力の発電コストに換算すると1キロワット時当たり平均20円を超えており、電力市場価格の高止まりが長期化する可能性もあるとしています。
 
先ほど「連鎖」と述べましたが、国内ではこの影響が「発電用C重油」に現れてきているとのことで、石油連盟の杉森務会長(ENEOSホールディングス会長)は16日の定例会見で、発電用C重油の需要に関して「かなり強い引き合いが来ており、当初想定比300%程度のオファーがある」と明らかにしました。
 
LNG(液化天然ガス)価格が高止まりする中、「スポットで調達して発電するよりもC重油を使ったほうが安い」と現状を説明したうえで、タンクや輸送船に限度があるものの「200%程度までは何とか対応したい」と述べたとのこと。
 
こうして、自国の電力供給を安定的且つ少しでも安価に供給するために、熾烈なある種「戦い」が繰り広げられていることを知っていただきたいと思う訳ですが、ここ日本も欧州などと同様、エネルギー価格の高騰に加え、既に迫っている危機は「冬の電力需給ひっ迫」であります。
 
この需給ひっ迫は各エリアで厳しい状況にあるものの、特に厳しいとされているのが東京電力パワーグリッド株式会社管内であり、本年5月25日に経済産業省の「電力・ガス基本政策小委員会(第35回)」においても、2021年度冬季の東京電力パワーグリッド株式会社管内の電力需給がひっ迫する見通しが示されている状況にあります。
 
こうした状況を受け、東京電力ホールディングスと中部電力が折半出資する「株式会社JERA」は26日、東京電力パワーグリッド株式会社による「2021年度冬季追加供給力の公募」(2022年1月4日から2月28日の追加供給力55万kWを募集)に対し、長期計画停止中の姉崎火力発電所5号機(千葉県市原市、最大出力60万キロワット)の供給力を応札し、落札者に選定されたことを発表。
 
つまりは、長期停止中の姉崎火力発電所5号機が、冬の需給を守るため「戦列に復帰」することとなりました。
 
この姉崎火力発電所5号機はLNG(液化天然ガス)を燃料とし、1977年に稼働、2021年4月から計画的に停止していたものですが、先にありました需給ひっ迫予測を踏まえ、7月から再稼働に向けた対応を自主的に行い、10月中旬には確認運転を終えるなど準備を進めていたもの。
 

【姉崎火力発電所。右から2番目が5号機(JERAホームページより)】
 
一旦長期停止をしていた発電所を再度稼働させることの決断は非常に重く、困難なことであったと察するところですが、この冬の需給ひっ迫を何としてでもカバーするとのJERAの思いは、ホームページで同社が発表した「当社グループの総力を挙げて、エネルギーの安定供給の確保に万全を期してまいります」とのコメントに表れていると受け止めるところです。
 
今後、同発電所では2022年1月1日の起動、同月4日の並列に向けた最終準備作業を進めるとのことであり、現場第一線で奮闘される皆さん始め、稼働から44年の時を経て、再度切り札として起用された姉崎火力発電所5号機の無事の運転を願うところであります。
 
需給ひっ迫をカバーする発電所の戦線復帰に関しては、九州電力管内では、10月から定期検査中であった川内原子力発電所1号機が18日の17時半に原子炉を起動。
 
19日5時には臨界、本日20日18時には発電を再開する計画としています。
 
もはや電気がなければ成り立たない現代社会において、低廉で安定した電源供給は何を置いても欠かせないもの。
 
この一連の対応を見るに、再生可能エネルギーの比率を上げたとて、代替火力が必要なことに変わりはなく、この状況を救っているのは一旦現役を退いた火力発電所、依存度を低減していくとする原子力発電所であることだけはお分かりいただきたいと思う次第です。
 
そして、この冬の電力コストが上昇するからと、市場から相次いで「撤退」する小売電力事業者に対し、「安定供給」の使命のもと、この電力需給を守るために「戦線復帰」する気概は、根底に流れる「電力スピリット」あってのことであり、そうしたマインドを有する「人」が支えているんだということを、特に霞ヶ関の役人さんや永田町の政治家に知っていただきたいと強く思う訳であり、私自身はこうした現場にある事実を引き続きしっかりとお伝えしていきたいと考えます。

失ってはいけない感情コントロール機能

ブログ

心配した雪は、降ったり止んだりを夜半まで繰り返し、今日は雨模様に変わるとのことで一旦安堵。
 
リスク対応の基本は「悲観的に準備する」ことにありますが、準備をしておいて予想が良い方に外れるのであれば、それはそれで良し。
 
自然災害と交通事故に関しては、自分で備え、警戒しておくことで身を守れる確率はグンと上がることから、引き続きそうした意識を持って過ごしていきたいと思います。
 

【昨日20時頃の風景。この後降り続くことはなかったようです。】
 
一方、注意しようのないのが、一昨日発生した大阪市北新地のビル火災のような事案。
 
大阪府警は61歳の男性を放火や殺人の容疑者と特定したと発表しましたが、この男にいかなる理由があろうと、罪のない24人もの命を奪った行為は自分勝手も甚だしく、断じて許されまじとの感情が高まると同時に、防ぎようにも防げない環境であったことに忸怩たる思いが募る次第であります。
 
また、この一件がそうであるよう、最近の社会事件を見ていると極端な事件が多くなったとも感じるところ。
 
自分が気にいらないから、思い通りにならないからと身内や友人を殺す、家に火をつける、無謀な煽り運転などもその部類に属するのだと思いますが、ここまで感情が制御できなくなるのは何故なのでしょうか。
 
その要因は、人それぞれの生きてきた環境に加え、新自由主義の名の下に広がった格差社会など、現代の社会背景がそうさせているのではとも考える訳であり、突き詰めればそうした制御不能の人間を作り出しているのは「政治」なのではないかとの考えに行き着く次第。
 
考え過ぎなのかも知れませんが、政治の世界に関わるものの一人として、そのことは強く胸に留めておかねばと思うところです。
 
また、別の見方では、デジタル社会が叫ばれる中にあって、コンピューターはコンピューター内の制御に留まるのに対し、人間はその制御回路の仕方が分からなくなっている、そんなふうにも見えます。
 
デジタルの基本は0と1で、言い換えればそこにはYESかNOかが明白に存在する訳ですが、それだけに以前は人間の思考回路にある「あいまいさ」を表現するのが難しかったとされていました。
 
その後、確か流行語にもなった「ファジー理論」によって、1990年に日本の家電メーカーがこぞって「ファジー機能付き炊飯器」を売り出したのを覚えている方もいらっしゃると思いますが、「始めチョロチョロ、中パッパ」と表現されるきめ細かい温度設定をファジー制御で生み出したことは当時画期的で、さらに改良に改良が加えられた今の家電製品を始め、デジタル機器の機能たるや「痒いところに手が届く」の表現が当てはまるレベルかと思うところです。
 
話しが横道に逸れましたが、デジタルトランスフォーメーション(DX)やIT化が叫ばれる中にあっても、人間そのものまで「0と1」かでデジタル化される訳ではありません。
 
社会背景は背景であれども、世の中の秩序が保たれているのは、人間本来が持つこの「ファジー制御」と「制御機能」で成り立っているものであり、特に日本人はその制御機能(感情コントロール機能)レベルが高いものと認識しています。
 
一昔前に「欧米か!(欧米化)」のギャグが流行りましたが、世の流れやグローバル化の言葉に流され、日本人が古から脈々と受け継いできた大切なものまで失われつつあるような気がしてならない昨今。
 
まずは自分自身の正常な制御機能を保ち、先ほどあった社会背景を少しでも良き方向に改善していけるよう、今後も微力ながら尽力していきたいと思います。
 
本日は、いつも以上に脈絡のないブログとなりましたこと、ご容赦いただければ幸いに存じます。

火災に交通事故、そして雪。今一度気を引き締めて過ごしましょう。

ブログ 防犯/防災

全国ニュースで大きく取り上げられている大阪市北新地のビル火災。
 
午前10時20分頃に119番通報があり、同45分頃にはほぼ消し止められたとのことですが、8階建てビルの4階フロア約20平方メートルが燃え28人が負傷、このうち27人が心肺停止という大惨事となりました。
 
大阪府警は放火の疑いがあるとみて捜査しているとのことですが、どんな事情があったにせよ、罪のない人の命まで奪う行為は断じて許されるものでなく、またお亡くなりになられた方々に対しては只々ご冥福をお祈りするばかりです。
 
一方、この火災発生とほぼ同時刻、福井県内では北陸自動車道上り線の敦賀トンネル内で50台以上が絡む多重事故が発生。
 
福井県警や消防によると、6人が病院に運ばれ、1人は足の骨を折る重傷、他の5人は首や頭に軽いけがをしたものの命に別条はないとのこと。
 
トンネル内の少なくとも24ヶ所で追突事故が発生したとあり、警察やネクスコ中日本によると車両からのオイル漏れが確認されていて、路面が滑りやすくなっていたということで、事故との因果関係が極めて高いと推察されるところです。
 

【敦賀トンネル内での事故の様子(FBCインターネットニュースより引用)】
 
ニュースでは、事故に巻き込まれた男性が当時の状況を「福井北インターから路面が油だらけだった。武生ぐらいからオイルの量が増えて、トンネル内に入ったら滑ってブレーキが全く効かなかった」と説明。
 
また同じく女性ドライバーは「トンネルに入る前からオイルの臭いがずっとしていた。全くブレーキが効かなくてサイドブレーキで止まった」と話しており、異変に気付きながらの事故発生を防ぎようがなかったのか、自分ならどう行動したかと考えた次第。
 
この事故により、19時前に全線解除となったものの、上り線の武生インターチェンジ(IC)―敦賀IC間、下り線の敦賀IC―今庄IC間が一時通行止めとなり、交通網にも大きな影響が出た1日となりました。
 
また、火災に話しを戻すと、ここ敦賀でも12時00分頃に同市岡山町2丁目付近において建物火災が発生。
 
消防車が出動し、約10分後には終息したとの情報が入り安堵したものの、こちらも他人事と思わず警戒せねばと認識した次第です。
 
そして夜半からは今年最強の寒波による雪予報。
 
夜間もアラレが窓を叩く音が聞こえていましたが、今朝起きるとうっすらと積もる程度。
 
今のところ事故情報はありませんが、路面凍結に加え、今後も雪マークとなっているため、まずは不要不急の外出を控え過ごすことが肝要と思う次第です。
 
つらつらと物騒なことばかり申し上げましたが、こうした事案発生の都度、いかなる状況にあろうと迅速に対応されている警察や消防の皆さんに最大限の敬意と感謝を表しつつ、私たちがすべきことは、「自分の身は自分で守る」との意識のもと、少しでも火災や事故の発生リスクを低減するため行動すること。
 
年末の交通安全県民運動における注意事項、さらには年末警戒の意識を高め、この後に控える年末年始を穏やかに過ごせるよう、ともに気をつけて過ごしていきましょう。

予算決算常任委員会(全体会)を開催。残すは最終本会議のみ。

ブログ 敦賀市議会

「JPCZ」
 
あまり聞いたことのない言葉ですが、気象用語で「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」のことだそうで、朝鮮半島の北部に位置する長白山脈によって二分された冷たい風が合流して形成された雲の発達しやすいラインを意味するのだそう。
 
言わば「線状降水帯」の雪版のようなものかと理解するところですが、このJPCZは、周辺に比べて積乱雲が高い所まで発達し、今晩から明日に掛けてはそれが北陸や東北南部に次々と流れ込んで強い雪を降らせるとあり、短時間で急激に積雪が増加するため特に警戒が必要としています。
 
ここ敦賀も今晩からは雪マークとなっておりますので、「今年初」ということもあり、車の運転や歩行等には十分注意していきましょう。
 
なお、敦賀市ホームページでは「雪に関する情報」として、天気や交通情報、市からの情報(屋根雪下ろしの一部費用補助など)をまとめたリンクサイトを掲示していますので、以下ご活用くださいませ。
 
 →→→雪に関する情報(天気、道路、鉄道、市からの情報へのリンク集)はこちら
 
さて、話しを昨日に戻しまして、敦賀市議会は予算決算常任委員会(全体会)を開催。
 
今定例会に提出された補正予算案8件について、各分科会長報告から討論、採決までを行い、結果全件について「原案の通り認めるべきもの」と決しました。
 

【昨日の審査日程】
 
私のほうは産経建設分科会長として、所管した4議案についての報告を行いましたが、分科会審査で行われた活発な質疑のうち、主要部分を抜き出した報告文は8ページに及んだため、読み間違えなどなきよう(何箇所か言い直しましたが)、緊張感を維持しながらの報告となりました。
 
討論では、第78号議案「令和3年度敦賀市一般会計補正予算(第10号)」について、1名が反対の立場、1名が賛成の立場で討論されました。
 
このうち賛成の立場で討論された先輩議員からは、総論として適正な事業であるとしつつ、分科会の前に行われた全体会での基本質疑の場において、ご自身が疑念を持たれた部分について、その後の確認において法適用や市の対応といった部分でご理解された旨を発言され、ある種、皆の判断材料を提供するものであったことから、こういう討論のやり方もあるのかと大変勉強になりました。
 
なお、後で考えると、この疑念を持たれた事業は産経建設分科会が所管したもので、分科会審査の中では議員が指摘した部分に関しての質疑がなかった(即ち私の報告にもない)ことから、その時点で機転を効かせて討論の判断をされたのかとも思った次第。
 
いずれにしても、討論は「委員各位のご賛同をお願いします」との言葉で結ぶことにあるよう、自身の考えを全議員に示すことにより、自身の考える方向に採決を誘導するもの。
 
この日は、最終日21日に行われる本会議での採決に向けた「討論」および「分離採決の申出」の通告締切日でもあり、私は同じく第78号議案に対し、「委員長報告に賛成」の立場から討論することで通告書を提出させていただきました。
 
先にありました先輩議員の発言も念頭に置きつつ、議会は「言論の府」であることを強く認識し討論にあたりたいと思います。
 
「現庁舎最後の定例会」も残すところ、最終日の本会議のみとなりました。
 
最終日には追加提案される議案もあるように伺っておりますが、それらを含め、現庁舎でのフィナーレを飾るに相応しい定例会となるよう、最後まで慎重審査・審議に努めていく所存です。

「市民の皆さま向け新庁舎内覧会」が再度開催されます

ブログ まちづくり

久々に朝の辻立ちからスタートした昨日。
 
曇天ながら無風状態で、約7℃とあった気温ほどの寒さを感じることなく1時間弱活動した次第。
 
振り返ると、私のご挨拶に対し、寒い中窓を開けてまで手を振り返していただいた方がいたり、静かに会釈で返していただける方など様々ながら、そうしてリアクションしていただけるだけで心あたたまる気持ちで一杯になりました。
 
また、毎回のぼり旗を持って一緒に立ってくれる原電労組の仲間の存在は本当にありがたく、こちらも感謝しかありません。
 
こうして支えてくれる皆さんの存在があって今の自分があることを忘るることなく、そのお返しは活動ですべきものと思い、今日からも日々精進してまいります。
 

【辻立ち場所から望む敦賀湾。曇り空から差し込む朝日からもあたたかさを感じました。】
 
さて、12月も半ばを過ぎ、師走の気忙しさの中で過ごされていることと存じますが、これに輪を掛けて引越し作業が行われているのが敦賀市役所。
 
公務のため市役所に行くと必ず職員さんがコンテナを乗せたカートを押して運搬していたり、トラックに段ボールを積み込んでいる(廃棄のためかと)場面に遭遇する状況を見るに、人海戦術での引越し作業もいよいよ佳境といったところ。
 
もちろん全てを職員さん達で行うのではなく、年末年始休み期間中には運搬業者さんによる作業が行われる予定となっている訳ですが、年末の業務とも並行しての作業が過度の負担とならぬよう心配しつつ、年明けからはまさに新たな環境、新たな気持ちで対応いただけることを楽しみにするものであります。
 
また、引越しに関しては、議員についても同じで、会派控室にある私物の整理、新庁舎へ運ぶものは荷造りすることになっており、控室内に置かれた段ボールがその雰囲気を醸し出しているもの。
 
人の行き来もモノも、現庁舎から新庁舎への移行期となっていますが、皆さんそれぞれの思い出は最後に残し、こちらは移動することなく胸の内に仕舞うといったところでしょうか。
 
そして、これから思い出を積み重ねる新庁舎ですが、11月の竣工式後、3日間に亘り開催された「市民の皆さん向け内覧会」を再度催すとのことです。
 
開催日は12月25日(土)と26日(日)。
  
時間は両日ともに(1回目)午前10時から、(2回目)午後1時から、(3回目)午後3時からとなっています。
 
各回定員50名で、事前申込み制(締切は12月24日)となっていますので、前回参加できなかった方を含めまして、多くの市民の皆さまにご参いただけますようお願いいたします。
 
申込み方法など詳細は、以下の敦賀市ホームページにてご確認ください。
 
→→→「市民の皆さま向け新庁舎内覧会のご案内」はこちらから
 
こうして思えば、議員になったタイミングは平成から令和の移り変わりのタイミング、そして市庁舎に関しては、半世紀に一度の世代交代にちょうど立ち会うことができるという、どこか節目の時代にこうして活動させていただいているというのは大変光栄なこと。
 
そうした思いを噛み締めつつ、まずは残りわずかとなった現庁舎での「最後の定例会」に全力投球していきたいと思います。
 

【世代交代を待つ両庁舎。お疲れさまという前に最後の仕事あり。(写真は以前に撮影したもの)】

北陸新幹線敦賀駅部、車両基地の建設現場を視察!

ブログ 北陸新幹線

ちょうど1年前も敦賀市議会にて北陸新幹線整備状況に関する行政視察を行ったところですが、昨日は新幹線対策特別委員会の調査事項として再度現場を確認させていただきました。
 
思えば、1年前の定例会では5人の議員が一般質問で取り上げるほどクローズアップされていたのが、北陸新幹線敦賀開業の工期延期問題であり、当時視察をした際の雰囲気も鉄道・運輸機構の謝罪、議員からも強い批判の声が挙げられるなど、その日の悪天候とも重なり、非常に暗い雰囲気であったと記憶しています。
 
そうして1年前を思い返しながらの昨日の視察でしたが、一年遅れとなった工程に対して順調に工事を進めていること、そして雲ひとつない青空とあって、どこか清々しい気持ちで現場を拝見させていただいた次第です。
 
視察は新幹線対策特別委員、委員外の議員も含めて行われ、敦賀車両基地(仮称)、敦賀駅部の順に移動し、鉄道・運輸機構の各ご担当の方より説明を受けました。
 
車両基地に関しては、以前より順調に工事を進め、総合事務所や検査庫などがほぼ完成。
 
現場のほうは、12両(長さ300m)7編成の北陸新幹線を納める「着発収容庫」、2日に1回検査を行うための「仕業検査庫」(3編成収納)のうち、「仕業検査庫」側を確認。
 
車両を下側からも検査できる構成となっていることや白山総合車両所との違いなどについて説明がありました。
 

【仕業検査庫の内部全景。車両が浮くような形で収納される様子が分かります。】

【敦賀車両基地と白山総合車両所との検査範囲の比較】
 
また、敦賀駅部については、2階コンコース及び3階の新幹線ホームまでを拝見。
 
ちなみに、以前に書いたことの再掲となりますが、敦賀駅工区が難工事であることを示す比較として、例えば、工事の規模感に関して言えば、富山駅と比較し敦賀駅の高さ37mは1.5倍、阪神・淡路大震災、東日本大震災を踏まえ、設計上の強度を増した構造に関しては、鉄筋量が富山駅の3.3倍、コンクリート量は2.6倍、45m地下まで打ち込んでいる柱の太さは2.0m(富山駅は1.2m)。
 
また福井駅との比較においては、1面2線の福井駅に対し、敦賀駅は2面4線、高さは福井駅が19mに対し敦賀駅はほぼ倍の高さであることからも分かるよう建物の規模感が違うことに加え、物理的に狭隘な工事エリアとならざるを得ないということが理由として挙げられるところ。
 
その駅舎を上がると2階の乗換コンコースは200mにも及び、コンクリートの通路は壮大。
 
仮設置されていた上下線を表示する看板の「東京方面」の文字を見て、妙にテンションが上がった次第です。
 

【200mに及ぶコンコース】

【上り線の案内看板。イメージのための仮設置と思いますが、まんまとテンションが上がってしまいました。】

【コンコース階のパース図】
 
そしていよいよ3階新幹線ホーム。
 
まずは何と言っても長大なホーム、そしてそこからの素晴らしい眺め。
 
昨日は澄み渡る青空とあって、敦賀湾を望むと、北陸のハワイ「水島」がクッキリと浮かび上がるように見ることができました。
 
この冬場には大屋根を設置する工事を実施していくとのことでしたが、側面もガラスで覆うため、この美しい景観は開業後も見ることができるとのことでした。
 

【福井方面】

【車両基地方面】

【敦賀市街、敦賀湾方面】

【中央の海に浮かぶのが「水島」】

【ホーム階のパース図】
 
技術的な説明があまり無くて恐縮ですが、工程自体、現在のところ遅延なく進んでいることや、何より昨日対応いただいた各パートで対応いただいた責任者の皆さんの引き締まった表情、そして発せられる言葉からは鉄道・運輸機構の心意気、使命や責任感を強く感じた次第です。
 
約2年3ヶ月後に迫る敦賀開業に向けては、こうして現場の最前線で奮闘される皆さん、都市整備部を始め、懸命に周辺工事の調整を進める市の関係者の皆さんの存在があって成り立っていることから、議員である私の立場においては、進捗状況の把握はもとより、何よりも「安全を第一義」とした環境となっているかを確認しつつ、現場のご健闘を市民の皆さんにお伝えしていくことも肝要なのかと思います。
 
そうした意味で、本日は中々足を踏み入れることができない現場の写真を中心にご報告させていただきました。
 
これからの厳冬期も乗り越え、「ゼロ災害」で工事が完遂されることを強く願うとともに、この日感じた「ワクワク感」を市民の皆さんとも共有をし、開業に向けた機運を高めていければと思いますので、皆さまにおかれましても引き続きご注視いただけますよう宜しくお願いいたします。

リラ・ポートの指定管理者指定などについて委員会審査を行う

ブログ 敦賀市議会

一昨日のブログで期待を込めて「金」ではないかと予想した「今年の漢字」ですが、見事的中しました。
 
昨日、京都市東山区の清水寺で発表された年末恒例の「今年の漢字」は「金」。
 
東京五輪・パラリンピックで日本人選手が計40個の「金」メダルを獲得したことや、大リーグMVPの大谷翔平選手や最年少四冠を達成した将棋の藤井聡太棋士らによる国内外での「金」字塔の打ち立て、新型コロナウイルス対策のための給付「金」などが主な理由とのこと。
 
実は、金が選ばれたのは4回目、いずれも五輪が開催された年ということで、私の予想はある意味ベタであった訳ですが、的中すればやはり嬉しいもの。
 
清水寺の森貫主は豪快に揮毫した後、「東京五輪で制限がある中、努力を重ねた選手たちの熱意を筆にのせて書いた。来年はこの金が一層輝くように平和な世の中になることを願う」と話したとあり、コロナ禍を耐え続ける皆さんにとっても通常を取り戻す年になればと願うところです。
 
さて、今週から後半戦に入った敦賀市議会12月定例会は昨日、各常任委員会を開催し、付託された提出議案について審査を行いました。
 
私が所属する産経建設常任委員会においては、第88号議案では長谷地区農業集落排水処理区の公共水道への統合に伴う「敦賀市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例改正の件」、同じく89号では「敦賀市集落排水処理施設の管理に関する条例の一部改正の件」、90号では敦賀きらめき温泉リラ・ポート及び敦賀市グラウンドゴルフ場(リラ・グリーン)に係る「指定管理者の指定の件」、91号では敦賀駅交流施設(オルパーク)及び敦賀駅前広場に係る「指定管理者の指定の件」、93号では田結の産業団地の最終区画を売却する「市有財産の処分の件」と5件の議案について。
 
さらには、福井県農民連敦賀支部より提出された請願1件を加えた事項について、約2時間に亘り審査を行った訳ですが、傍聴者の数からしてとりわけ注目の高かった案件は、リラ・ポートの指定管理者指定の件について。
 
リラ・ポートを巡るこれまでの経過は割愛いたしますが、本委員会としても過去にあった一連の事象を二度と繰り返さないようにとの思いのもと、再発防止の対策状況やそれに沿った行政事務行為の履行状況などについて所管事務調査の場などを通じ確認してきたものであり、そうした背景もベースに昨日も詳細な審査が行われました。
 
市が指定管理者として指定すべきとする「Oneteam」(株式会社アイビックスを代表、越前健康開発有限会社を構成員とする共同事業体)に関しては、先に行われた指定管理者候補者選定委員会において、申請した3団体のうち、どの評価項目においても高い評点を得ている訳ですが、審査において確認した特筆すべき点として、公認会計士らが各種財務諸表などを確認した結果、財務基盤が最もしっかりしていたこと、越前健康有限会社は県内の温浴施設、南越前町はなはす温泉、福井市美山楽く楽く亭、セントピアあわらなどで運営実績があること、雇用や材料調達等に関しては地元採用・業者を優先とする考えであること、北陸新幹線開業を見据えた3年目以降の新たなコンセプトとして、グラウンド・ゴルフ場の第二駐車場でのグランピングやドッグランエリアの整備などを計画として持っていることなど、その他にも理事者が「Oneteam」を指定するとする評価・妥当性について深堀りの確認を行いました。
 
また、指定管理期間は令和4年4月1日から5年間としており、不測の事態がなければ4月1日からの運営再開とし、議決後準備を進めたいとの考えも確認をしました。
 
そうして質疑を終えた後の討論では、「しっかりとした共同事業体であり、今後は市民が望む早期再開に向け進んで欲しい」旨の意見があり、採決では全会一致にて「Oneteam」を指定管理者に指定することに決しました。
 
委員会での審査結果については、定例会最終日21日の本会議にて、委員長である私より報告させていただいた後、採決することとなります。
 
本件に関しては、敦賀市議会初の百条委員会を始め、その後の所管事務調査などを含めその殆どに携わってきた私としては、これまでも決定権者である議員の責任感と役割を重く認識のうえ慎重に対応してきた訳でありますが、指定管理者の指定が正式に議決されればいよいよ運営再開に向けた準備が本格化することとなります。
 
市民の皆さまにおかれては、突如の営業休止から既に約1年10ヶ月が経過をしており、どこが「早期再開」と言えるのかとお叱りを受けるかもしれませんが、2社に亘る前指定管理者の経営不振があったことを重く受け止め、前述の通り「二度と繰り返さぬ」との思いのもと対応してきたことだけはご理解いただければと思う次第です。
 
運営の再開、そしてその後も経営基盤を安定させる(お客さんの入り込み数を増やす)ためには、今ある壁「コロナ禍」が取り除かれなくてはなりませんが、冒頭の貫主の言葉にあるよう、そこから脱するという意味での平和が訪れた後は、ここリラ・ポートが市民の皆さんの笑顔が集う、癒しの場にせねばと強く思うところです。
 
以前に撮影したリラ・ポートは夕日に照らされ「金」に輝いていました。
 
市民の民さんにご迷惑をお掛けしたその期間分をお返しする気持ちで、今後はこれまで以上に輝く施設となるよう、私自身も引き続き責任感をもって対応していく所存です。
 

【このブログにもう何度も登場したことのあるリラ・ポートの写真。再び賑わいが戻る日を願って。】

12月11日〜20日は「年末の」交通安全県民運動!

ブログ 防犯/防災

時折激しい雨が降った昨晩ですが、町内では今年最後の班長会議を開催。
 
以前の班別常会(班ごとに区への要望や意見をお伺いする場)で挙がったご意見に対する区の対応方針説明を始め、年末27日から30日に掛けて行う「年末警戒パトロール」、年明けの「ドンド焼き」などについて確認しました。
 
班別常会の件については、さながら労働組合役員時代と同様、職場(町内)の生の声を聞いて職場(町内)環境改善につなげるものであり、こうして区民の皆さんとともに課題意識を共有するということは非常に大切なことと改めて感じた次第です。
 
そして、今年も早や残り20日ともなり、恒例の年末警戒パトロールということですが、コロナ禍前は各班から大勢が集い「火の用心!」の声掛けを2回巡回、インターバルの休憩時にはヤカン酒に豚汁をすすって暖まるのが楽しみのひとつでもありましたが、昨年に引き続きそれはなし。
 
区役員と防災部を中心に1回のみ巡回ということとなったものの、町内全体が穏やかに年末年始を過ごせるよう本来の火災予防呼び掛けをしっかり行いたいと思います。
 
さて、もう一方の年末警戒といえば、こちらは交通安全。
 
12月11日から20日に掛けては「年末の交通安全県民運動」が実施されています。
 
「ゆっくり走ろう雪のふる里北陸路」を北陸三県の統一スローガンに掲げ取り組まれているこの運動ですが、「運動の重点と取組み」を次のとおりとしています。
 
【運動の重点と取組み】
(1)高齢者の交通事故防止
(2)夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止
(3)全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
(4)雪寒期の交通事故防止
(5)飲酒運転等の危険運転の防止
 
どの項目も重要なことに違いありませんが、ここ最近の県内の傾向を見るに、自分なりに特に留意すべきは(1)と(2)ではないかと。
 
とりわけ(2)に関しては、真っ暗になる退勤時間に昨日のような雨が降り、さらに対向車のライトが重なると極めて視界不良に陥り、実は私もヒヤッとしたことがあります。
 
歩行や自転車に乗車する側も然りでありますが、「慎重に慎重」を期して、「かもしれない運転」を心掛けていかねばなりません。
 
火災も交通事故もひとたび発生すれば、この年末どころか一生を棒に振ることになります。
 
この県民運動を契機に、今一度、運転の基本を思い返し「事故ゼロ」で過ごせるよう、皆で意識を高めていきましょう。
 
※「年末の交通安全県民運動」ポスターを添付しますので、是非お目通しのほど宜しくお願いいたします。

地元愛の詰まった新ご当地ヒーロー「敦賀忍影伝ギョーブ」

ブログ まちづくり

本日12月12日は「漢字の日」。
 
「いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)」(いい字一字)と読む語呂合わせから、京都府京都市東山区に本部を置く、公益財団法人・日本漢字能力検定協会(漢検)が1995年(平成7年)に制定したとのこと。
 
清水寺貫主がこの日に揮毫される姿は既に年末の風物詩となっているところですが、その字は清水寺に奉納され、日本人ひとり一人が毎年、「いい字」を「一字」は覚えて欲しいとの願いが込められているのだそう。
 
毎年、その年の世相を象徴する「今年を表現する漢字」を全国から募集し、一番多かった漢字をこの日に「今年の漢字」として京都の清水寺で発表していますが、今年は日曜日にあたるため、発表は明日になるようです。
 
この漢字、昨年は「密」、一昨年は「令」、その前は「災」と続いており、今年はコロナはあるものの、東京オリンピックのメダルラッシュから「金」ではないかと勝手に予測するところですが、来年に向け光明が見えるような漢字であって欲しいと願うところです。
 
さて、光明つながりで、昨日は私にとって嬉しいニュースがありました。
 
敦賀市中心市街地のいわゆるアーケード街と呼ばれる各商店街では、それぞれの特徴を活かしつつ盛り上げにご尽力いただいているところですが、本町一丁目商店街振興組合さん(以下、本町一丁目商店街)もそのひとつ。
 
最近では「ほんいちマルシェ」の開催やSNSなどでの積極的な発信に努める店舗さんもある中で、さる11月13日には、本町一丁目商店街から生まれた敦賀のご当地ヒーロー「敦賀忍影伝ギョーブ」が誕生したところ。
 
予告を知り、実は私も「ギョーブ誕生」の瞬間に立ち会うべく、その日は大丸さんの前で待ち構え、何とツーショットまでさせていただいた訳ですが(ミーハーですみません)、その後も活動を応援するとともに私自身も発信などさせていただいていたところ。
 

【ギョーブ誕生時に撮らせていただいたツーショット。さすがポーズの決まり具合が違い過ぎますね。】
 
そうしたところ、昨日は何と「ポスター第1号」が完成したとのことで早速拝見しに同じく大丸さんに伺うと、A2サイズのポスターはかなりのクオリティの高さで、思わず感嘆の声を挙げてしまいました。
 
少しお話しを伺うと、第1号では、新ヒーロー誕生以来寄せられた質問の中で最も多かった「なぜ大谷吉継が忍者設定なのか?」に対する解説を付けているとのことで、今後は定期的に発行していきたいとのことでした。
 

【それがこのポスター。カブトは敦賀市章をイメージし、敦賀城主・大谷吉継の家紋入りとなっています。】
 
商店街の有志らでつくる地域団体「つるがワイワイ委員会」が、地域をにぎやかにするオリジナルキャラクターを作ろうと発案、衣装も地元呉服店から素材を一部提供するなどし、委員会のメンバーが手作りしたと聞けば尚のこと、ますますファンになる訳ですが、このポスターは本町一丁目商店街を中心に掲示されるほか、「ギョーブ」自身も今後ボチボチと露出度を高めていくとのことですので、是非皆さま方にも応援いただければと思います。
 
この日、地元商店街組合の理事長さんが真っ直ぐな視線で仰った「地元を自分たちで盛り上げる」との言葉が強く印象に残りました。
 
市議会の今定例会でも複数の議員が中心市街地の活性化に関する質問もされていましたが、基本的にはやはり行政は、地元の皆さんの自主性を尊重する中で後方支援する立場にあると私は思います。
 
単なる戦隊キャラクターではなく、敦賀愛、地元愛の詰まったご当地ヒーロー「敦賀忍影伝ギョーブ」。
 
今後の活躍を期待し、皆で応援することは、必ずや中心市街地のにぎわいにつながると思い、私自身も1ファンとして支えていきたいと思います。

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