地元愛の詰まった新ご当地ヒーロー「敦賀忍影伝ギョーブ」

ブログ まちづくり

本日12月12日は「漢字の日」。
 
「いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)」(いい字一字)と読む語呂合わせから、京都府京都市東山区に本部を置く、公益財団法人・日本漢字能力検定協会(漢検)が1995年(平成7年)に制定したとのこと。
 
清水寺貫主がこの日に揮毫される姿は既に年末の風物詩となっているところですが、その字は清水寺に奉納され、日本人ひとり一人が毎年、「いい字」を「一字」は覚えて欲しいとの願いが込められているのだそう。
 
毎年、その年の世相を象徴する「今年を表現する漢字」を全国から募集し、一番多かった漢字をこの日に「今年の漢字」として京都の清水寺で発表していますが、今年は日曜日にあたるため、発表は明日になるようです。
 
この漢字、昨年は「密」、一昨年は「令」、その前は「災」と続いており、今年はコロナはあるものの、東京オリンピックのメダルラッシュから「金」ではないかと勝手に予測するところですが、来年に向け光明が見えるような漢字であって欲しいと願うところです。
 
さて、光明つながりで、昨日は私にとって嬉しいニュースがありました。
 
敦賀市中心市街地のいわゆるアーケード街と呼ばれる各商店街では、それぞれの特徴を活かしつつ盛り上げにご尽力いただいているところですが、本町一丁目商店街振興組合さん(以下、本町一丁目商店街)もそのひとつ。
 
最近では「ほんいちマルシェ」の開催やSNSなどでの積極的な発信に努める店舗さんもある中で、さる11月13日には、本町一丁目商店街から生まれた敦賀のご当地ヒーロー「敦賀忍影伝ギョーブ」が誕生したところ。
 
予告を知り、実は私も「ギョーブ誕生」の瞬間に立ち会うべく、その日は大丸さんの前で待ち構え、何とツーショットまでさせていただいた訳ですが(ミーハーですみません)、その後も活動を応援するとともに私自身も発信などさせていただいていたところ。
 

【ギョーブ誕生時に撮らせていただいたツーショット。さすがポーズの決まり具合が違い過ぎますね。】
 
そうしたところ、昨日は何と「ポスター第1号」が完成したとのことで早速拝見しに同じく大丸さんに伺うと、A2サイズのポスターはかなりのクオリティの高さで、思わず感嘆の声を挙げてしまいました。
 
少しお話しを伺うと、第1号では、新ヒーロー誕生以来寄せられた質問の中で最も多かった「なぜ大谷吉継が忍者設定なのか?」に対する解説を付けているとのことで、今後は定期的に発行していきたいとのことでした。
 

【それがこのポスター。カブトは敦賀市章をイメージし、敦賀城主・大谷吉継の家紋入りとなっています。】
 
商店街の有志らでつくる地域団体「つるがワイワイ委員会」が、地域をにぎやかにするオリジナルキャラクターを作ろうと発案、衣装も地元呉服店から素材を一部提供するなどし、委員会のメンバーが手作りしたと聞けば尚のこと、ますますファンになる訳ですが、このポスターは本町一丁目商店街を中心に掲示されるほか、「ギョーブ」自身も今後ボチボチと露出度を高めていくとのことですので、是非皆さま方にも応援いただければと思います。
 
この日、地元商店街組合の理事長さんが真っ直ぐな視線で仰った「地元を自分たちで盛り上げる」との言葉が強く印象に残りました。
 
市議会の今定例会でも複数の議員が中心市街地の活性化に関する質問もされていましたが、基本的にはやはり行政は、地元の皆さんの自主性を尊重する中で後方支援する立場にあると私は思います。
 
単なる戦隊キャラクターではなく、敦賀愛、地元愛の詰まったご当地ヒーロー「敦賀忍影伝ギョーブ」。
 
今後の活躍を期待し、皆で応援することは、必ずや中心市街地のにぎわいにつながると思い、私自身も1ファンとして支えていきたいと思います。