質問順はラストバッター

ブログ 敦賀市議会

国民民主党の前原誠司代表代行が昨日、離党と新党結成の意向を表明しました。
 
会見で「教育無償化を実現する会」を結成すると正式に表明し、国民民主出身者を中心に衆参計5人の国会議員が参加するとのことで、前原氏は、ガソリン税を一部軽減する「トリガー条項」凍結解除を巡る国民民主の対応に疑問を投げ掛けたとのこと。
 
9月の代表戦で敗れた後は「ノーサイド」、補正予算に賛成した後の離党報道にも「補正予算の賛否を理由に、重大な政治判断をすることはありません。」と自ら話されていただけに、極めて残念としか言いようがありませんが「去るもの追わず」。
 
一方、路線の違いと突き付けられた玉木雄一郎代表。
 
トリガー条項凍結解除を巡る「国民民主『捨て身』戦術の吉凶」との報道に対し、以下のXポスト。
  
「自らは何のリスクも取らず、必死に戦っている者を、安全地帯からしたり顔で嘲笑する。みんなでそんなことばかり続けてきたから日本は前に進まなくなったのではないのですか。因習に囚われ保身に走る政治にすり寄る一方で、挑戦者を揶揄する。そんな古い仕組みを全部ぶっ壊すつもりで取り組みます。」
 
私は引き続き、玉木代表の考えに賛同するとともに、国や国民が直面している諸問題に対して現実的に向き合う「改革中道政党」としての国民民主党の党勢拡大に取り組んでまいる所存です。
 
さて、所属する政党で大きな動きがあった訳ですが、昨日は来週行われる一般質問の通告締切日。
 
議員の特権であり、これまで欠かすことなく、その時々の課題や自身が掲げる政策とも照らし合わせながら行ってきた一般質問も今回で19回目。
 
締切の13時を前に、午前中に通告を済ませました。
 
また、恒例の質問順を決める「ガラポン」を回すと、出た数字は「20」。
 
今回、正副議長を除く全議員20名が質問をする中で、結果、ラストバッターとなりました。
 

【20番が出たガラポン。ラストバッターは自身2度目。】
 
全議員の質問通告一覧は、市議会ホームページに掲載され次第ご紹介したいと思いますが、先般「魅力向上デザイン計画」の発表があった金ケ崎周辺整備に関しては、6名が質問項目に挙げるなど、大変関心度が高いことが伺えます。
 
なお、私はといえば、今回1項目に絞り、以下を通告。
 
1 企業参入と市民生活の安全について
 ⑴ 現状把握
 ⑵ データセンターの事例
 ⑶ 実効的な対策に向けて

 
自身が関与した実事例も踏まえ、開発行為や新規事業参入によって、環境への影響や市民生活の安全が脅かされることがあってはならないとの思いのもと、今後より実効的な対策が講じられるよう質問するものです。
 
一般質問は、12月6日(水)〜8日(金)に掛けて行われます。
 
繰り返しになりますが、お気軽に議場に足を運んでいただくほか、市議会インターネット中継などにて傍聴いただけますようお願いいたします。
 
 
<ご参考まで>
 
通告書のすべてまで掲載できませんが、「発言趣旨」を以下に参考掲載しますのでご覧ください。
 
 本市においては、原子力発電施設等周辺地域企業立地支援事業(F補助金)による安価な電気料金や福井県・市の助成制度に加え、拡張する敦賀港の利用、北陸新幹線開業を見据えた交通利便性、さらには災害リスクの低さなどから、近年企業参入の意向、引き合いが増加しているものと認識しています。
 また、工業分野のみならず、飲食や物販などの商用施設に関しても、今後の需要見込みを背景に参入動向が高まることが想定されると考えられます。
 持続的な財政運営や人口減少対策の観点からも、欠かせないのは経済発展であり、そのためには多種多様な企業・事業者が本市で事業を営んでいただけるよう各種施策を進めることが重要である一方、そうした開発行為や新規事業による環境への影響や市民生活の安全が脅かされることがあってはならないことは言うまでもありません。
 今定例会においてまさに、そうした趣旨を汲んだ「敦賀市環境保全条例」の一部改正が提案されたところでありますが、私自身、関係した実事例なども踏まえ、本市において二度と発生させてはならないとの思いをもとに、今後より実効的な対策が講じられるよう、以下のとおり質問いたします。