歴史上の偉大な人物二人から学ぶこと

ブログ 人生観

以前にお知らせしました、2月17日(土)に開催する気比史学会主催(敦賀市・敦賀市教育委員会共催)の敦賀市民歴史講座(第5講)。
 
「歴史の転換点となる北陸新幹線敦賀開業」をテーマに東洋大学の井上武史教授にお話しいただくこととしており、昨日は教授から届いた資料の焼き増しなど、講座に向けた準備作業。
 
また、夕方は久々に運動をと、野坂の麓から敦賀市内を眺めながらランニング。
 
たまの運動で偉そうに言えませんが、身体を動かすとやはり、気持ちもスッキリ、リフレッシュできました。
 
今後はもう少し頻度を上げて、気持ちも身体も引き締めていきたいと思います。
 

【夢街道から見た市内。何気ない風景に心癒されます。】
 
さて、毎日ブログを書いてきて身についたことのひとつは、「今日は何の日」かを調べること。
 
正直、ネタ探しとしてということもありますが、実はそこから学びや気づきを得ることも大いにあったり、楽しみながら続けているもの。
 
今朝もいつものように見てみると、今日は歴史上の偉大な人物二人の誕生日とありました。
 
ひとりは、第16代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーン、もうひとりは「種の起源」の著者チャールズ・ダーウィン。
 
さらに、なんとお二人は1809年2月12日生まれの同年同誕生日とのこと。
 
これだけでも「ネタ」になりますが、リンカーンの奴隷解放運動、かの有名な「人民の人民による人民のための政治」とのスピーチの意味は今まさに思うところであり、政治に携わる者として「誰のための政治か」を常に自分に問い掛けねばならないと再認識するところです。
 
また、「進化論」を提唱したダーウィンは、地質学者でもあり生物学者でもあったことから、それら研究に裏付けされた数々の名言を残しています。
 
「生き残るのは最も変化に適応したもの」
 
ダーウィンが書いた「種の起源」の中にある、「生き残る種とは、最も強いものでも最も賢いものでもなく、最も変化に適応したものだ」という言葉は有名ですが、これは、変化に適応する者が優れているという意味ではなく、変化に適応した者が生き残れるという意味であり、移り変わりの早い現代社会の中においても通ずるもの。
 
「無知というのは時折、知識よりも確信に満ちている」
 
この言葉には「様々な問題を科学では解決できないと主張するのは、決まって知識のない者である」という続きがありますが、これはシェイクスピアの「愚者は自身を賢いと思い、賢者は自身が愚かだと知っている」と通ずる言葉で、知識を持てば持つほど「まだ知らないことがたくさんある」と謙虚になるという意味合いを持っています。
 
このように、今日も学びと気づきがありました。
 
「知って行わざれば知らぬことと同じなり」
 
知行合一の言葉で表されるよう、あとは実践するかしないか。
 
人生をゆたかなものにするかしないか、結局は自分次第ですね。