小さな力を大きな力に 〜能登の災害ボランティア開始〜

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雪は落ち着いたものの、時折みぞれ混じりの雨が降る敦賀。
 
年が明けてからを振り返ると、景色の写真を掲載するのは久しぶりとなりますが、こちらは昨朝の野坂山。
 

 
決して映える写真ではありませんが、白い雪、黒い雲のコントラストは「北陸の冬」そのものであり、その中に凛と立つ姿に力強さを感じたところです。
 
と同時に、思い浮かぶのは郷土の風景が一変してしまった能登半島のこと。
 
今こうしてある景色や暮らしは当たり前のことではないと、改めて胸に留める次第です。
 
昨日の選抜高校野球に続き、話題がついつい能登のことになりますが、地震に伴って石川県が登録を受け付けたボランティアが27日より、七尾市と志賀、穴水両町の3自治体で活動が始まったとのこと。
 
当面は金沢市内からバスで移動し、日帰りでがれきなどの災害ごみの片付けや運搬などの作業を実施したとありました。
 
石川県によると、事前にボランティア登録していた人から募集をし、27日は志賀町43人、七尾市17人、穴水町15人の計75人が活動。
 
なお、ボランティア活動の登録者は25日時点で全国で約1万4500人に上っており、スタンバイされている方の多さに、さぞかし地元の方も心強いものと察する次第です。
 
石川県は、特に被害が激しかった半島先端部の輪島、珠洲両市などでも要望を調査しながら受け入れを検討し、復興や生活再建に向けた支援を本格化させるとありますが、ボランティアを開始した自治体においても、石川県ボランティアセンター(以下、県ボラセン)からのバス乗車の方に限ることや、軽トラ所有者などの条件がある場所もあることから、必ず以下の「石川県災害ボランティア情報」をご覧いただき、まずは事前登録をいただくようお願いいたします(各自治体ごとの情報が掲載されていて分かりやすいです)。
 
 →「石川県災害ボランティア情報」はこちら
 
なお、私も既に事前登録を済ませており、県ボラセンとのマッチングを踏まえ、復旧のお手伝いができればと思います。
 
小さな力を大きな力に。
 
災害ボランティアは「自己完結」であることを遵守のもと、皆で能登を支え、応援していきましょう。