2025年6月27日
「敦賀市議会ハラスメント防止条例」の詳細を市議会HPに掲載
人生には「3つの坂」があるという。
登り坂、下り坂、そして「まさか」。
これは随分昔に、ある先輩が言っていた言葉ですが、メンバーのひとり、国分太一氏による“コンプライアンスに違反する行動”発覚を起因とし、アイドルグループ「TOKIO」が解散しました。
「その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ おまえが消えて喜ぶ者におまえのオールを任せるな」
TOKIOの代表曲「宙船(そらふね)」にあるこの歌詞に、自分の人生を他人任せにしてはいないかと気付かされ、自分の人生の進む先は自分自身で決めよと鼓舞されただけに、個人的に解散は大変残念に思う次第です。
なお、TOKIOは公式ホームページ(HP)にて「この度の国分太一によるコンプライアンスに違反する行動により、ご関係の皆様には多大なるご迷惑やご心配をおかけする事態となり、大変重く受け止めております。改めて衷心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。」と謝罪。
詳細までは不明ながら、国分氏の行動とは、何らかのハラスメントによるものと報道されており、こうした行為が相手はもとより、社会的に大きな影響を与えることをあらためて強く認識する次第です。
ハラスメントに関しては、夢や希望を与える芸能人やスポーツ選手、あるいは他の規範となるべき議員など公人は特に、自らが常に注意を払うことはもとより、他者の行為であっても、それを見ないふりをしたり、隠そうなどとすることは、もはや言語道断のこと。
そうした中、敦賀市議会においては、先の令和7年第2回(6月)定例会において、議員提出の「敦賀市議会ハラスメント防止条例」を全会一致で可決したことは既にご報告のとおり。
条例は、「敦賀市議会におけるハラスメントを防止及び排除するための措置を定めることにより、議員及び職員が尊重された職務環境を確立することで市政の効率的運営に寄与し、もって市民から信頼される品格ある議会の実現に資すること」を目的とするものであり、その詳細を記したものが昨日、敦賀市議会HPに掲載されました。
なお、「逐条解説」には、条例各条文に込めた考えや思いが記載されていますので、以下のHPリンクよりご覧ください。
→敦賀市議会HP「敦賀市議会ハラスメント防止条例の制定について」はこちら
ご覧いただいてお分かりのよう、「事実関係の把握・対応措置」では、「事実関係の把握等を行うため、原則として、ハラスメント対策委員会を設置します。なお、設置しない場合においても、議長の責務において、議会内で注意喚起を図る等、受けた通報又は相談のすべてに対応することとしています。」とあり、ハラスメント又はハラスメントの疑いがある行為を行った議員(行為者)、その行為を受けた、議員若しくは職員(当事者)双方が特定できない場合であっても「すべて」何かしらの対応を行うことを規定しています。
この規定ひとつをとっても、敦賀市議会の強い意志の表れとご理解いただきたく存じますが、以前にも書いたよう、条例の制定が目的ではなく、議会の総意で確認した理念、総意で決めたルールに則り、ハラスメントのない敦賀市議会とすること、他の規範となるべき我々のこうした行動によって、ハラスメントのない敦賀市になればとの思いを込めるもの。
なお、“いじめ”は、とかく子どもの世界と思われがちですが、こちらは社会の縮図。
大人が、ハラスメントのない社会に取り組むことは、“いじめ”のない社会をつくることに必ずやつながると思い、一層、自分自身の発言、行動を律する次第です。

【「ハラスメント防止条例」を可決した敦賀市議会。一議員として、他の規範となる品位ある言動を心掛けます。】






