新しい総合計画の策定に向けて

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敦賀勢同士の決勝戦を期待した秋の高校野球福井県大会ですが、敦賀気比、敦賀ともに敗れ叶わず。
 
勝負の世界。そう上手くは行きませんね。
 
決勝戦は9月30日に北陸vs福井商業にて行われますが、その後、10月14日からの秋季北信越大会に、敦賀の2校を合わせた4校が出場することとなっています。
 
まだまだ「センバツ」への期待はつながっていますので、次は北信越で勝ち上がって欲しいと思います。
 
さて、話しは変わり、先の一般質問では、市の最上位にあたる計画で、米澤市長となり今年度末までに見直すとする「総合計画」について質問しました。
 
今回の見直しでは、従前の審議会形式を採らず、市内の各団体や学生らとのワークショップなどを通じ、計画に意見を反映していくとの考えが示されているところですが、これに私は、「(条例にもある)審議会形式としないのであれば、計画そのものを見直しすることやその方法について、予め市民の皆さんにお知らせする必要があるのではないか。」と意見し、市からは「検討する」との答弁があったところ。
 
その言葉から、どこかの時点で対応いただけるであろうと受け止めていましたが、昨日、市のホームページを見ると9月22日付けで「新しい総合計画の策定に向けて」のタイトルがトピックス欄にあり、早速覗いてみると、まず趣旨として「敦賀市は、2024年3月16日(土曜)に決定した北陸新幹線敦賀開業をはじめ、大きな転換期を迎えています。こうした中、市民生活の豊かさ向上や市の発展に向け、新しい総合計画の策定に着手しています。新しい総合計画は、環境の変化に柔軟に対応できる機動性を持たせるとともに、市が何を目指しているのかを市民の皆様に分かりやすく示す計画として、策定する予定です。」とありました。
 
続いて、これまでの「総合性重視」から、今回は「機動性重視」の総合計画にすることなど「新しい総合計画のポイント」、さらには「策定スケジュール(予定)」が分かりやすく記載されていました。
 
ぜひ、以下のリンクよりご覧いただきたいと思いますが、私の意見を受けて対応されたのかどうかは別として、こうして然るべきタイミングで市民の皆様に意思を伝えようとする姿勢を嬉しく感じた次第です。
 
 →「新しい総合計画の策定について」(敦賀市HP)はこちら
 
広く市民の意見を聞いて策定する。
 
つまりは、一部の識者や関係者ではなく、市民皆で作り上げようとするのが、今回の「新しい総合計画」かと思いますので、今後の市民参加型のワークショップには、ぜひ皆様も積極的に参加いただければと思います。
 
一昨日の北陸新幹線初入線など、こうして前向き、いや「上向き」に進む敦賀を感じながら、昨夕は久しぶりに金ケ崎緑地にお散歩に。
 
ボードデッキでは新婚さんの撮影会でしょうか。
 
ウェディングドレス&タキシード姿に幸せをお裾分けいただきました。
 
心身ともに鋭気を養ったこの週末。
 
中盤から後半戦に向かう9月定例会を始め、引き続きしっかり活動してまいります。
 

【夕陽に照らされる金ケ崎緑地のボードデッキ。癒される風景のひとつです。】

GX関連「投資促進策」の具体化方針と「敦賀の産業振興」

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日本の夏の風物詩といえば、何といっても「甲子園」。
 
猛暑の中の大会で、選手への肉体面の負担軽減対策も図られた大会でしたが、第105回全国高等学校野球選手権記念大会は昨日、決勝戦が行われ、仙台育英(宮城)と慶応(神奈川)が対戦。
 
圧巻の戦いぶりを見せた慶応が8-2で勝利し、前回優勝から1世紀を経て、107年ぶり2度目となる夏の甲子園優勝を果たしました。
 
まさにドカベンの「神奈川を制す者 全国を制す」の言葉通りとなりましたが、その言葉を書いた水島新司先生も、天国から「ニンマリ」喜んでいるのではないでしょうか。
 
優勝した慶応高校の終始変わらぬ「エンジョイベースボール」のプレー、107年ぶりの快挙に向け満員のアルプス席から後押しする怒涛の大歓声が記憶に残りましたが、今大会も高校野球の醍醐味を味合わせてくれた、出場したすべてのチームの皆さんに感謝する次第です。
 
さて、毎度前置きが長くなり恐縮ですが、ALPS処理水の海洋放出や燃油価格高騰対策など、次々と判断を求められる政治の世界ですが、政府は23日、脱炭素社会の実現に向けたグリーントランスフォーメーション(GX)実行会議を開き、省庁横断で総額2兆円を超える2024年度予算の概算要求案を示しました。
 
 →第7回 GX実行会議の資料はこちら(内閣官房HPへ)
 
複数年度に亘り予算を使えるようにし、岸田首相は「脱炭素と経済成長の両立に取り組む企業に、思い切った投資促進策で応えていく。(5月に成立した)GX推進法によって、これまでの単年度予算ではできなかった中期的な投資促進策に政府がコミットできるようになった」と述べています。
 
2兆円超の予算のうち1.2兆円を2024年度分とし、残りは3〜5年程度かけて使うとのことですが、蓄電池や水素設備のほか、原子力の次世代革新炉、次世代型の薄型太陽電池や洋上風力発電、電気自動車(EV)などに搭載するパワー半導体の国内生産を促すほか、鉄鋼など生産工程で二酸化炭素(CO2)排出量の多い業種が、排出削減につながる工程の見直しも支えるとのこと。
 

【令和6年度のGX関連概算要求の内容(第7回 GX実行会議資料抜粋)】
 

【投資促進策の具体化に向けた方針(第7回 GX実行会議資料抜粋)】
 
主要な部分を抜粋紹介しましたが、ここだけを見ても、GX関連の技術開発やこれに対応する企業の予見可能性を高めるための環境整備に力を入れていることが分かります。
 
また、産業分野のみならず、断熱窓への改修や効率性の高い給湯器の導入、EVの購入などを対象に24年度に合わせて100万件の支援を見込むなど、暮らしの分野の脱炭素にも予算を手当てすることも明らかにしています。
 
政府は、年末にかけて産業ごとの投資計画をまとめ、具体的な支援内容を詰めるとの考えを示していますが、「GX実行計画」の策定を機に、世界との競争環境に勝つためにも本腰を挙げ、取り組みを加速させているものと受け止める次第。
 
私はこうした動きも睨みつつ(特に産業分野)、先の6月定例会において、「脱炭素に取り組む市内事業者への支援をスピード感を持って進めるべき」と意見しましたが、市からは「まずは市内企業の脱炭素に対する意識醸成を高める」ことを優先したうえで、「必要な支援を聞き取り、検討していく」との答弁がありました。
 

【6月定例会で意見した要約版(自身の市政報告会パワポ資料より抜粋)】
 
その後さらに私は、敦賀の産業振興を考えるにおいても、優位性を発揮することが大事であり、とにかく「スピード感」を求めましたが、やはりこうした国の動きを早期にキャッチし、先取りして仕組みづくりをするくらいの気持ちで取り組んでいただくことを求めるもの。
 
昨日のGX実行会議の内容を拝見し、その認識を一層強めた次第であり、とりわけ「エネルギーのまち」敦賀として、この分野においては他市町の後追いでなく、先進的な施策が講じられるよう、引き続き意見していく所存です。

敦賀市高校生合同文化祭「 TonTeen2023」

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「ドカベン世代」の私。
 
山田太郎率いる明訓高校が甲子園に出場するためには、不知火の白新高校や雲竜の東海高校をはじめ、強豪ひしめく神奈川の高校を倒さねばならず、漫画では「神奈川を制す者、全国を制す」と表現されていたことを思い出します。
 
現実の世界でも、横浜や東海大相模など、全国制覇した学校が並ぶ屈指の激戦区ですが、その神奈川代表、慶応高校と対戦した福井代表の北陸高校。
 
熱戦が続く第105回全国高校野球選手権大会は昨日、2回戦を行い、北陸は序盤に失点を重ね、残念ながら慶応に4―9で敗戦。
 
3回戦進出はなりませんでした。
 
しかしながら、0点に抑えられていた最終回には、2死から2点タイムリーとツーランホームランで4点を奪う、意地の反撃を見せ、場内からは惜しみない拍手が送られました。
 
点差は開けども、最後まで決して諦めない姿はやはり、見るものに感動と勇気を与えるものであり、北陸ナインには、胸を張って福井に帰ってきて欲しいと思います。
 
高校生の話題を続けますが、昨日は、きらめきみなと館や金ケ崎緑地などを会場に、敦賀、敦賀工、敦賀気比、美方の4高校の生徒による「敦賀市高校生合同文化祭 TonTeen2023 ~Youth is ALIVE~」が開催されました。
 

【きらめきみなと館ほかで開催された「TonTeen2023」】
 
2021年度から開催されているこの催しは、今回で3回目で、4校の生徒はもとより、敦賀商工会議所青年部さんがバックアップされ、企画・準備が進められてきたもの。
 
私が会場を覗いた14時過ぎはちょうど、友情出演?された勝山高校の吹奏楽部が演奏をしていましたが、ステージではバンド演奏やダンスなどが行われたほか、高校生による縁日コーナーでは、スマートボールや射的、輪投げなど、親子連れも楽しまれている姿がありました。
 
ちょうど、同僚の市議会議員と会い、せっかくだからと、射的とガラポンに興じましたが、童心に戻っての縁日気分はやはり楽しいもの。
 
ガラポンでは、高校生の応援のもと2等をゲットさせていただきました(笑)
 

【私も童心に帰って縁日を楽しみました】
 
その後、場内で会った知り合いの方とお話ししましたが、長い期間を掛けての企画から準備は相当大変で、その方は10もの高校生との実行委員会用グループLINEに参加してきたとのことでした。
 
それを聞くだけで、ここまで来るに至るまでの苦労を感じた次第ですが、小さなお子さんからお年寄りまでが集う文化祭の雰囲気がアットホームで、何よりこの催しを通じてできた4校のつながりは本当に貴重なものと感じました。
 
その後も、実行委員のメンバーが敦賀駅からきらめきみなと館までを走る「24分マラソン」もあったそうで、フィナーレに向けてさぞかし盛り上がったことと思います。
 
受験や就職活動など、今後それぞれの道に進む高校3年生。
 
こうしてできた思い出、何にも代え難い友とのつながりを糧に飛躍されることを祈念する次第です。
 
最後に、この企画をしっかり支えていただいた敦賀商工会議所青年部をはじめ、関係者の皆様のご努力に敬意を表します。

思い出とともに生き続ける観覧車のゴンドラ

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3連休の締め括りは「海の日」ということもあって、敦賀市内や美浜町の海水浴場にも多くの海水浴客が訪れ、梅雨明けを待たずとも「夏本番」を感じるところ。
 
予定が何もない昨日は、妻とランチに越前市方面に車を走らせましたが、浜まで車を乗り入れできる、五幡の海水浴場にも子ども達がはしゃぐ姿があり、こうして敦賀の海を楽しんでくれていることを嬉しく感じた次第です。
 
さて、ドライブがてら越前市に向かいましたが、お目当ては、昨年オープンした「宗近製麺所 おいしい麺の専門店」の2階に、さらに本年5月オープンした「麺食堂」。
 
同僚のご親族が経営されていることもあって選択した訳ですが、事前に聞いていた通りの大人気で、到着した11時40分で「1時間待ち」とのこと。
 
しかしながら、受付の発券機で渡されるレシートでQRコードから残り待ち時間が分かるほか、自分の番が近づいてきたら電話が掛かってくるということで、暫し越前市内を散策して時間を過ごしました。
 
ほぼ時間通り、1時間後に呼び出し電話があり、スムーズに入店した後、美味いお蕎麦を食し、お腹も心も満足しましたが、お店の皆さんの「おもてなし」とともに印象に残ったのが、敷地内に置かれていたゴンドラ。
 

【宗近製麺所おいしい店の専門店入口に置かれたゴンドラ】
 
越前市でゴンドラといえば、ピンと来た方もいらっしゃるかと思いますが、これは令和3年11月末に、43年間に亘り武生中央公園のシンボルとして親しまれてきた観覧車の運転が終了し、令和4年に観覧車の一部であるゴンドラを希望者へ無償譲渡するため一般公募のうえ譲渡されたもの。
 
越前市のホームページを見てみると、1978年に「たけふ菊人形」の大型遊具の目玉として整備された観覧車は高さ約36m~38m、ゴンドラの大きさは直径約1.9m、奥行き約1.2m、重さ約310㎏とのこと。
 
また、抽選を経て希望者へ譲渡されたゴンドラは、各々の想いのもと各地で新しく生まれ変わり、一部紹介されていましたので、以下参考までリンクいたします。
 
 →武生中央公園の観覧車ゴンドラの活用例はこちら(越前市HPより
 
こうして美しく、一番目立つ場所に置いてあることからも、宗近製麺所を経営されている方にとって、さぞかし思い出の詰まった観覧車だったのであろうことがヒシヒシと伝わってきたところですが、まさに「生まれ変わって」越前市民の皆さんの中で生き続けていることを、敦賀市民の私まで嬉しく感じた次第です。
 
この三連休は、「敦賀市戦没者戦災死没者追悼式」では戦争の悲惨さと平和の尊さを次世代に継承することの大切さ、「第26回敦賀港カッターレース」では四半世紀を超える夏の風物詩をこの先もつないでいくこと、そして昨日はゴンドラを歴史遺産として、市民皆で大切にする姿を実感する三日間となりました(歴史遺産といえば、金ケ崎の転車台は今どうなっているか…)。
 
昨日、越前市からの帰りに眺めた美しき敦賀湾然り、郷土にある有形無形の資源、宝を大切にすることこそ「郷土愛」を育み、ひいては郷土の発展につながるものと感じた次第です。
 
マインドの部分で大いにエネルギーチャージした三日間を糧に、今朝はこれから街頭活動。
 
感じたことを言葉に変えて、伝えてまいります。
 
 
(おまけ:以下、投稿後追記)
 
読者からのリクエストにより、「宗近製麺所 おいしい麺の専門店」についてご紹介します。
 

【黒と木目が馴染む店舗外観。のれんの「宗」の文字に風格を感じます。】

【食べたお蕎麦はこちら。蕎麦の量が少なく見えますが、器が大きいからであり、ボリュームたっぷりの野菜かき揚げと合わせ、お腹一杯になりました。ちなみに器は、この食堂のために特別に作った「おろしそば専用」の越前焼とのこと。】
 
接客もお味も雰囲気も大満足のお店。武生インターから5分くらいで行けますのでぜひご賞味ください。
 
詳しくは、以下ホームページにて。
 
 →「宗近そば」HPはこちら

大いに盛り上がった「第26回 敦賀港カッターレース」

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「海開き式」が行われた翌日、昨日の敦賀の最高気温は35.9℃(14時14分)。
 
まさに炎天下のコンディションのなか、「第26回敦賀港カッターレース」が開催されました。
 
これまで何度か紹介しているこの大会は、コロナ禍により、3年前は大会直前の市内感染確認により開催1週間前に中止、一昨年はチーム数が揃わず「体験交流会」に切り替えての開催、昨年は県内チームに限り22チームの参加をいただくなど変遷を経てきたところ。
 
大会を主催する敦賀港カッターレース実行委員会(ちなみに、私が事務局の任を仰せつかっています)では、4月の会議を皮切りに準備を進め、各方面に参加呼び掛けしてきたところですが、何と言っても嬉しかったのは、今年は県外からの4チームを含む「35チーム」の参加をいただいたこと。
 
昨年、「まだコロナがあって」と、特に職域での参加が難しい企業もありましたが、今年はそうしたチームも「復活」出場を果たされ、本当に嬉しく感じた次第です。
 
大会に向けては、7月1日にはカッター下ろし(陸から海上に浮かべること)、7月2・8・9日には練習会を開催したうえで、昨日の大会を迎えました。
 
最も心配していた天気については、冒頭述べたよう、雨の心配どころが、熱中症に配慮せねばならないほどの晴天。
 
朝方は心地よい南風が吹くコンディションのもと、9時からの開会式では、35チームが勢揃いし、主催者代表、米澤光治敦賀市長(市長は選手としても参加)などからご挨拶を頂戴しスタートしました。
 

【青い空に白い雲、そして青い海。これぞ「敦賀港カッターレース」のロケーション。】

【岸壁にズラリと並んだ参加者テント。視線を移し、右手には気比の松原海水浴場があり、この日は「海まわり」が盛況。】
 
上級向けの1部10チーム、初出場チームなどの2部25チームに分けてのレースでは、櫂(オール)が折れるハプニングなども生じるなか、お揃いのTシャツや着ぐるみを着て漕ぐチームなどにより「熱戦」が繰り広げられました。
 
なお、今年も参加した「敦賀市議会チーム」は何と予選を勝ち抜き、決勝に進出。
 
4チームで競う決勝でも何とか踏ん張り、3位入賞を果たしました。
 
新人の皆さん中心に、経験者数名も入り構成したチームでしたが、こうして一体感が生まれるカッターはやはり最高で、私も漕いだ充実感と達成感を感じた次第です。
 

【予選2レース目を終えた敦賀市議会チーム】
 
大会のほうは、同じく激戦となった1部決勝までの全レースを終え、その後は閉会式、実行委員会全員にて会場の後片付け、撤収作業を行い、全ての工程を終了することができました。
 
私が実行委員会の事務局に携わらせていただいたのは3年前からに過ぎませんが、こうして四半世紀、26回を数えるまで、海洋少年団OB・OGの方を始め、カッターの楽しさ、魅力に引き込まれて参加された方などで構成された実行委員の方々で大会を継続されていることに敬意を表する限り。
 
また、実行委員会は、敦賀の夏の風物詩「カッターレース」で敦賀を盛り上げていこうとの思いをもった方の集まりでもあり、この時期限定の期間でありながらも、私自身その一員であることを嬉しく感じたところです。
 
そして何より、大会は参加者があってこそ成り立つもの。
 
今回のレースに参加をいただいた各チーム、応援に駆け付けていただいた皆さんに感謝するとともに、大会を大いに盛り上げていただいたことに心より御礼申し上げます。
 
「第26回敦賀港カッターレース」
 
皆で作り上げた、本当に良い大会でした。
 
また来年、今年以上の参加をいただけることを祈念するとともに、「カッターの聖地」川崎・松栄岸壁でお会い出来ることを楽しみにしています。
 

【大会を無事に終え、充実感あふれる表情の実行委員会の皆さん。大変暑いなか、準備から運営まで本当にお疲れ様でした。】

カッターレースに向けた練習会終了

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今日7月10日は「納豆の日」だそう。
 
元々は、「なっ(7)とう(10)」という言葉の語呂合わせから、関西地方で納豆の消費量を増やすことを目的として、1981年に関西納豆工業協同組合が関西地域限定の記念日として制定。
 
その後、1992年に全国納豆協同組合連合会が改めて、全国の記念日として制定したとのこと。
 
ほぼ毎朝、納豆を食べている私ですが、今日は記念日の意味を感じながら、この後戴くこととにします。
 
さて、ご紹介の頻度が多くなっている敦賀港カッターレースですが、昨日は「市議会議員チーム」の練習会。
 
11時から約1時間、新人議員を中心としつつ、経験者も混じってのメンバー編成にて、心地良い?汗を流しました。
 
要領を得た後半は、徐々に櫂(かい)のタイミングも揃い、艇がスーッと進むように。
 
短い時間ではありましたが、議員間の距離も近づき、一体感が得られたことが何より良かったと感じた次第です。
 
また、同じ時間帯には、敦賀市職員労働組合の皆さんや原電労組のチームも練習されていて、それぞれ手応えを掴んだよう。
 
レースでは、同じ2部で競う相手となりますが、出場するからには良い意味で張り合いながら、楽しんでいただければと思います。
 
こうして、全チームの練習を終えたのは17時頃となりましたが、心配していた雨もそこまで降らず、予定通り進められたことに安堵したところです。
 

【すべての練習を終え、係留されたカッター。当日は晴れますように。】
 
レース本番は、7月16日(日)。
 
実行委員会一同で、しっかりと事前準備を行い、当日を迎えたいと思います。
 
その前に、明日は大事な市議会6月定例会の最終日。
 
こちらは既に、討論原稿などの準備を整えたところですが、本日は今一度、委員長報告などの再確認などを行い、明日に臨む所存です。

社会を明るくする運動「第23回敦賀大会」

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昨日午前中は、カッター練習会の運営補助のため、川崎・松栄岸壁へ。
 
ここ5年、7月に入ってからの週末は、カッターレース実行委員の皆さんとこの岸壁で過ごす時間が多くなっていることから、自分の中では次第にホームグラウンド化しているもの。
 
粟野の田園風景、辻立ちの名子では敦賀湾、そして「みなとまち敦賀」を表すかの川崎・松栄岸壁と、ひとつ一つ心のオアシス的場所が増えていることに幸せを感じるところです。
 
練習のほうは、気象情報に留意をしつつ、時折強く降る雨の中、計11チームが参加。
 
今日は練習最終日ということで、敦賀市議会チームを含む10チームがエントリーしていますので、この後また、ホームグラウンドに出掛けてまいります。
 
さて、昨日のことに話しを戻しますが、カッター練習にて雨で濡れた衣類をスーツに着替え、午後は、第73回 社会を明るくする運動「第23回敦賀大会」に文教厚生常任委員長として出席。
 
敦賀市が主催、敦賀地区保護司会が主管するこの大会は、敦賀更生保護女性会や敦賀警察署を始め、プログラムを見ると23もの協賛団体の記載があり、様々な市民団体の方が関心高く、この運動に取り組んでいることを感じた次第。
 

【多くの参加協力団体が名を連ねる大会プログラム】
 
大会では、岸田総理大臣からのメッセージ上映に始まり、主催者を代表し、池澤副市長よりご挨拶(米澤市長は他の公務のため代理)、来賓では中道恭子・敦賀市議会副議長、力野豊・福井県議会議員らからのご挨拶を受けました。
 
その後、「社会を明るくする運動」作文コンテスト優秀作品の発表があり、「地域のつながりを大切に」と題した高校1年生、「再犯者にしないために」の中学校2年生が演台に立ち、堂々と朗読をされました。
 
いずれも女子生徒でしたが、作文の内容はもちろんのこと、高校1年生女子に至っては、ほぼ内容を暗記しているかのように、前をしっかり向き、一言ひとことに思いを乗せて話す姿に、正直感動し、涙が滲んだ次第。
 
中村珠里さん、三輪琴葉さん、本当に素晴らしい作文と発表をありがとうございました。
 
来賓はここで一旦退席となりましたが、私は会場に戻らせていただき、第二部の講演を拝聴。
 
青少年保護委託自立支援施設「はぐるまの家」代表の坂岡嘉代子氏より、「大人の役割」をテーマに約1時間、ご自身の豊富な実体験をもとにした貴重なお話しを伺うことができました。
 

【大会、講演会会場の様子。多くの方が熱心に耳を傾けておられました。】
 
坂岡氏を紹介するプログラムには、「『一人ひとりに光がある。おちこぼれなんて一人もいない。』そのような信条で青少年育成や法を犯したとされる人々のため、再び生き直しをする支援にご尽力されてこられた。」、「様々な運命を背負ってきた子供達との共同生活から見えた親子の絆。そして大きな人間愛。地域の子供に寄り添う大人たちの役割について一緒に考えてみましょう。」とありましたが、まさに私にとってそのことを考える、貴重な機会となりました。
 
先に述べた中高生の皆さん、会場にお集まりの関係団体の方々を始め、これだけ多くの皆さんが、関心高く取り組まれていることに改めて敬意を表するとともに、タイトルの通り「社会を明るくする」ために、取り組みの輪をさらに広げていくことの重要性に気づかせていただけたことに感謝。
 
今後は、私自身もより一層関心をもって、運動に参画していきたいと思います。

「第26回敦賀港カッターレース」の代表者会議を開催

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冒頭、昨日のブログに記載しました、敦賀市議会の代表・一般質問について。
 
市議会ホームページに通告一覧が掲載されましたのでお知らせいたします。
 
質問者17名の質問項目は、以下リンクよりご覧ください。
 
 →代表・一般質問の通告一覧はこちら
 
さて、議会のほうは調整日のため「休会」の昨日。
 
夕方は、JR西労組敦賀地区支部ユニオンミーティングにお招きいただき、「北陸新幹線開業と敦賀に求められこと」をテーマに講師を務めさせていただきました。
 
工事を進める鉄道・運輸機構からバトンを受けるJR西日本でお勤めの皆さんだけに、ある種の緊張感をもって臨みましたが、実際は和気あいあいと、パワーポイントにしたためた、「鉄道と港のまち敦賀」の由縁や新幹線工事の変遷、さらには「新幹線は目的ではなく手段」との思考をもって対応していくことなど、自身の考えをお伝えした次第。
 
その後の質疑の場でも、JR西日本では、開業をまさに「自分ごと」としてPR動画を作成していることを伺ったほか、まちづくりのこと、並行在来線のことなどに関し、市民目線、現場目線のご意見をいただくなど、大変貴重な機会となりました。
 
今後も引き続き、「レールマン」の皆さんとは連携を深め、活動にあたってまいりたいと思います。
 
ミーティングに続き、夜は、自身も実行委員として参画する「第26回敦賀港カッターレース」の代表者会議に出席。
 
代表者会議は、敦賀の「夏の風物詩」として、今年は7月16日(日)に開催される大会に向け、参加される35チームの代表者に集まっていただき、大会運営ならびに競技要領などの説明やレース順の抽選を行うもの。
 
コロナ禍により、昨年は控えていた県外チームの参加も今年は解禁し、三重県や滋賀県などから4チームの参加をいただくなど嬉しい限りでしたが、皆さん熱心に説明を聞いていただいたうえ、大会を楽しみにしている様子が会場の雰囲気からも伝わってきた次第です。
 

【代表者会議の様子。参加チームのご協力のもと、レース順などもスムーズに決定。】
 
大会を迎えるまでには、7月1日(土)にカッター4艇を清掃のうえ海に下ろす作業、初心者練習、2日(日)から翌週土日に掛けては各チームの練習、前日の15日(土)は設営準備があり、常に頭の中に「カッターレース」がある状況となりますが、参加者の皆さんがとにかく明るく、出場して良かったと思える大会になればと思う次第です。
 
26回を迎える大会ですが、こうして続いてきたのも、実行委員会の皆さんの「夏の風物詩」を盛り上げようとの熱意があったからこそ。
 
コロナ禍で2年中止した経験から、再開した昨年は22チーム、そして今年は35チームの参加を得ましたので、さらに来年へと発展につながる大会となるよう、私自身、実行委員会の一員として汗をかいていきたいと思います。

敦賀港事業計画説明会にて「みなとまち敦賀」を思う

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入管法改正に続き、終盤国会で注目の法案は「性的指向および性同一性に関する国民の理解増進に関する法律(以下、LGBT法案)」。
 
昨日開催された衆議院内閣委員会で可決されたところですが、これに先立って行われた自民、公明両党と日本維新の会、国民民主党の4党での国対委員長会談では、LGBTなど性的少数者への理解増進法案の論点だった「性自認」の表現について、維新・国民案の「ジェンダーアイデンティティー」とすることで合意。
 
与党を含む超党派の議員連盟がかつてまとめた案では「性自認を理由とする差別は許されない」としていましたが、合意した案では、「性同一性を理由とする不当な差別はあってはならない」と修正、「性同一性」との表現を「ジェンダーアイデンティティー」に改める内容となったところです。
 
一方、立憲民主、共産、社民各党が共同提案している法案は議連の案を踏襲し「性自認」と表現しており、こうした点が論点と報じられていますが、国民民主党の榛葉賀津也幹事長は「与野党4党が対決より解決を選び、ギリギリで成案を得た。まさに政治家が汗をかいた結果だ。」と記者会見で語っており、今後の衆議院本会議、さらには参議院での議論に注視していきたいと思います。
 
さて、この時期は各種期成同盟会や団体などの総会が相次いで開催されるところ、昨日は9時45分より、市役所2階講堂において「令和5年度敦賀港整備促進期成同盟会定例総会」が行われ、私も出席してまいりました。
 
コロナ禍により、昨年までは書面開催であったことを思うと久々の集合型開催でしたが、総会では、同会副会長である米澤敦賀市長(会長は杉本福井県知事)のご挨拶から始まり、令和4年度の事業報告や令和5年度事業計画・収支予算、役員改選などが確認されました。
 
また、総会の後は敦賀港事業計画に関する説明会が行われ、短い時間ではありましたが、現況と今後の計画を把握することができました。
 
敦賀港湾計画の全体像として分かりやすい資料がありましたので、以下掲載いたします。
 

【敦賀港湾計画の概要(説明会資料より抜粋)】
 
拡大しないと文字が見えないと思いますので、以下各エリアごとに解説をさせていただきます。
 
<鞠山北地区> フェリーターミナルのあるエリア
◉鞠山防波堤の延伸
・荷役の安定性確保による物流の効率化に向けて
 
<鞠山南地区>
◉地区の拡張
・貨物の集約、埠頭用地拡張による物流の効率化
 ①高規格ユニットロードターミナルの形成
 ②九州↔︎本州↔︎北海道を結ぶ日本海側の拠点
 ③東南アジア航路の誘致
・災害時における物資輸送拠点としての機能強化
 
<川崎・松栄地区> 港大橋の笙の川側の岸壁
◉クルーズ船・外航フェリーバースの位置付け
・大型クルーズ船等の受入れによる賑わい拠点の形成
 
なお、こうした計画のもと、RORO船の発着は拡張する鞠山南地区へ集約するほか、鞠山北〜南地区を「物流エリア」、金ケ崎〜蓬莱・桜〜川崎・松栄地区までを「人流エリア」と位置付け、整備を図っていくとありました。
 
人流と賑わいに関しては、大型クルーズ船が川崎・松栄側から発着することになれば、市内への動線も良くなり、移動も徒歩で可能になることに加え、豪華客船が間近に見れることで、一層「みなとまち敦賀」であることを感じられることから、こうした整備に期待をするところであります。
 
天然の良港を有し、古より港があることによって物流拠点、交通の要衝として栄えてきた敦賀。
 
かつては大陸への玄関口でもあった訳ですが、こうした整備計画をできるだけ早く、着実に進めることで及ぼすプラスの効果、可能性を感じる機会となりました。
 
港湾や道路、鉄道整備などはまさに政治力が問われると言われますが、それを後押しするのはやはり、地元の声や思い。
 
自身も期成同盟会に所属する一員として、微力ではあったとしても、そうした機運を高めるための役割を果たしていかねばと感じた次第です。
 

【金ケ崎緑地の風景。ここに立つと、敦賀がいかに重要な拠点であるかが分かります。】

ひばりケ丘町の「悲願」が一歩前進

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早いもので、今日からは二十四節気のひとつ「芒種(ぼうしゅ)」に入ります。
 
芒(のぎ)を持った穀物の種をまく季節という意味から「芒種」とされるとありますが、この「芒」とは、米・麦などイネ科の植物の穂の先端にあるとげのような突起のことをいうそう。
 
「逆さ野坂」が季節限定と申し上げてきているよう、田植えが終わった田園風景は、まさに「芒種」とピッタリな訳ですが、生命が吹き込まれた田に、これからはスクスクと成長する稲の姿を楽しみに過ごしたいと思います。
 
さて、住民の「悲願」とは良く言いますが、私の住む「ひばりケ丘町」の悲願は、住所表記の「カッコ( )書き」を外すこと。
 
これに関しては、以前にも説明したことがありますが、改めて、この「カッコ( )書き」を外すことの意味合いを申し上げます。
 
ひばりケ丘町は現在、住民票など正式な住所表記では、「砂流○号○番地○(ひばりケ丘町)」あるいは「櫛林○号○番地○(ひばりケ丘町)」、「野坂○号○番地○(ひばりケ丘町)」と3つにまたがっており、この住所表記のカッコを取り除き、「ひばりケ丘町○○○番地」へと、町名を明確にし、新たに地番を振り直す、いわゆる「町名地番整理事業」を行うことを意味するもの。
※市内では、市野々や衣掛町で実施済み
 
カッコ書きであるが故の不便さ(郵便番号も異なる等)を感じてきたこともありますが、「ひばりケ丘に住んでいます」と言っても、正式な住所表記上、存在しない町名であり、名実ともに「ひばりケ丘町」と堂々と名乗れるように、自分が住むまちの存在を明確にしたいとの思いから来るのが、まさに区にとっての「悲願」ということとなります。
 
この「町名地番整理事業」に関しては、とにかく丁寧に住民の皆さんに説明をし、理解を得ていこうとの役員一同の思いのもと、昨年度は、企業を含めると計7回の住民説明会、全戸に本事業に関するQA集を配布、意向調査を行ったうえで、最終的には4月の総会において8割以上の賛成を得て、「市に要望書を提出する」旨の議決を行ったところ。
 
その後、やや難色を示していた一部の企業にも承諾をいただき、昨日、市に要望書を提出する運びとなりました。
 
区長以下、副区長、庶務部長の三役にて米澤市長をお伺いし、区長より趣旨を述べた後、要望書を市長に手渡すことができましたが、市長からは、要望の趣旨を十分にご理解いただいたうえで、今後は実施の方向で対応していく旨、力強い言葉があった次第です。
 

【ひばりケ丘町を代表し、区の三役より米澤市長に要望書を提出】
 
以降は議会の議決(予算が絡むため)を経たうえで、行政サイドの事務手続きがスムーズに進んだとしても、地番整理が整うのは来年秋頃の予定となりますが、これでひとつ「悲願」達成に向けて前進したことは間違いありません。
 
なお、区としては、賛同を得たから終わりでなく、反対された方々の意思も十分汲み取り、今後は住民の皆さんの不安などをひとつづつ取り除くための対応を行なっていくこととしています。
 
私は区の副区長と議決する議員の両方の立場があるため、これ以上述べるのは差し控えますが、市全体で言えば、同じく萩野町が先に要望書を提出しているよう、敦賀市内で同様の課題を抱えている地区に関しても前向きに議論がされること、さらにはこうした地番整理によって、行政事務の煩雑さなどが改善の方向に向かうことを期待する次第です。
 
最後に、市役所総務課さんにはこれまで、説明会では毎回足を運んでいただいたうえ、丁寧に対応、ご指導いただきましたこと、区の役員を代表し感謝申し上げます。
 
ありがとうございました。

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