大いに盛り上がった「第26回 敦賀港カッターレース」

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「海開き式」が行われた翌日、昨日の敦賀の最高気温は35.9℃(14時14分)。
 
まさに炎天下のコンディションのなか、「第26回敦賀港カッターレース」が開催されました。
 
これまで何度か紹介しているこの大会は、コロナ禍により、3年前は大会直前の市内感染確認により開催1週間前に中止、一昨年はチーム数が揃わず「体験交流会」に切り替えての開催、昨年は県内チームに限り22チームの参加をいただくなど変遷を経てきたところ。
 
大会を主催する敦賀港カッターレース実行委員会(ちなみに、私が事務局の任を仰せつかっています)では、4月の会議を皮切りに準備を進め、各方面に参加呼び掛けしてきたところですが、何と言っても嬉しかったのは、今年は県外からの4チームを含む「35チーム」の参加をいただいたこと。
 
昨年、「まだコロナがあって」と、特に職域での参加が難しい企業もありましたが、今年はそうしたチームも「復活」出場を果たされ、本当に嬉しく感じた次第です。
 
大会に向けては、7月1日にはカッター下ろし(陸から海上に浮かべること)、7月2・8・9日には練習会を開催したうえで、昨日の大会を迎えました。
 
最も心配していた天気については、冒頭述べたよう、雨の心配どころが、熱中症に配慮せねばならないほどの晴天。
 
朝方は心地よい南風が吹くコンディションのもと、9時からの開会式では、35チームが勢揃いし、主催者代表、米澤光治敦賀市長(市長は選手としても参加)などからご挨拶を頂戴しスタートしました。
 

【青い空に白い雲、そして青い海。これぞ「敦賀港カッターレース」のロケーション。】

【岸壁にズラリと並んだ参加者テント。視線を移し、右手には気比の松原海水浴場があり、この日は「海まわり」が盛況。】
 
上級向けの1部10チーム、初出場チームなどの2部25チームに分けてのレースでは、櫂(オール)が折れるハプニングなども生じるなか、お揃いのTシャツや着ぐるみを着て漕ぐチームなどにより「熱戦」が繰り広げられました。
 
なお、今年も参加した「敦賀市議会チーム」は何と予選を勝ち抜き、決勝に進出。
 
4チームで競う決勝でも何とか踏ん張り、3位入賞を果たしました。
 
新人の皆さん中心に、経験者数名も入り構成したチームでしたが、こうして一体感が生まれるカッターはやはり最高で、私も漕いだ充実感と達成感を感じた次第です。
 

【予選2レース目を終えた敦賀市議会チーム】
 
大会のほうは、同じく激戦となった1部決勝までの全レースを終え、その後は閉会式、実行委員会全員にて会場の後片付け、撤収作業を行い、全ての工程を終了することができました。
 
私が実行委員会の事務局に携わらせていただいたのは3年前からに過ぎませんが、こうして四半世紀、26回を数えるまで、海洋少年団OB・OGの方を始め、カッターの楽しさ、魅力に引き込まれて参加された方などで構成された実行委員の方々で大会を継続されていることに敬意を表する限り。
 
また、実行委員会は、敦賀の夏の風物詩「カッターレース」で敦賀を盛り上げていこうとの思いをもった方の集まりでもあり、この時期限定の期間でありながらも、私自身その一員であることを嬉しく感じたところです。
 
そして何より、大会は参加者があってこそ成り立つもの。
 
今回のレースに参加をいただいた各チーム、応援に駆け付けていただいた皆さんに感謝するとともに、大会を大いに盛り上げていただいたことに心より御礼申し上げます。
 
「第26回敦賀港カッターレース」
 
皆で作り上げた、本当に良い大会でした。
 
また来年、今年以上の参加をいただけることを祈念するとともに、「カッターの聖地」川崎・松栄岸壁でお会い出来ることを楽しみにしています。
 

【大会を無事に終え、充実感あふれる表情の実行委員会の皆さん。大変暑いなか、準備から運営まで本当にお疲れ様でした。】