議員研修もオンライン開催。変化は楽しむもの。

ブログ 敦賀市議会

昨日は久々に青空が覗く一日。
 
凛とした空気に青い空はやはり気持ちが良いものです。
 
一方、路面は放射冷却の影響もありカチカチに凍結。
 
歩行はもちろん、車を運転するには気持ちの悪いものであり、足元に細心の注意をしながら過ごされたことと思います。
 
今朝も同様の環境になることが予想されますので、転倒、スリップなどには十分ご注意くださいませ。
 
さて、正月も明け10日以上を過ぎましたが、敦賀市議会ではようやく議員一同が会する機会が昨日ありました。
 
例年、県内各市の市議会議員が集合し開催されている「福井県市議会議長会議員研修」ですが、今年度はコロナ感染に配慮をし、本来勝山市で開催されるはずであったものを断念し、各市にてオンライン開催をすることとしたもの。
 
オンライン形式といっても講師のプレゼンテーションをWEBにて視聴するというもので、質疑等は出来ない訳ですが、それでも議会としてはひとつ新たな取り組みであったかと思うところです。
 

【一番広い全員協議会室を会場とし、このような感じで行われました】
 
研修の方は、金沢工業大学SGDs推進センター長の平本晋太郎氏による「SDGsと地域社会」をテーマに90分間の講義。
 
SDGsとは何かから始まり、日本は先進国の中でも取り組みが遅れている(世界ランキングは年々低下している)こと、経済・社会・環境に目を向け循環するように進めることが重要であること、SDGsはあらゆる分野でのルールの大改革と言えることなど、基本的な事項についての説明がありました。
 
また、重要となる3つのキーワードとして①地球規模、②バックキャスト、③誰一人取り残さないことを挙げ、とりわけ②のバックキャストに関しては、「こうありたい」と考えてから、それに向けて行動することを意味し、これからどうなるのか分からないが進める(フォアキャスト)では行けないとの説明においては、まさに2050年温室効果ガス排出実質ゼロを掲げ、それに向けてどう進めていくかの温暖化対策・エネルギー政策と同じであるとも感じた次第。
 
その後は、北信越地方で先進的にSDGsを進めている事例紹介に続き、最後は議員が取り組むことの意義などについて説明がありました。
 
ここでは、子ども達はこれから学校でSDGsの言葉を学習するようになり、今後一般的にも理解しやすくなってくる環境において、自治体の政策がSDGsの何番に該当するのかの視点で評価していくこと、若者を始め市民の皆さんと一緒に進めることで、まちのあり方、つくり方の一助となるよう活動してもらいたいとの言葉で講演を結ばれました。
 
漠然と流行り言葉のように置くのではなく、最後に仰られた点について各方面と共有を図り進めることが、世界全体で進めることの意味合いを深め、最大限効果を発揮するものと理解できたことは、自身にとっても大変良い機会となりました。
 
この日は、これまた敦賀市議会として初の取り組みとなる「オンライン議会報告会」に向け、常任委員会ごとに、作成したパワーポイントやナレーションの確認も行いました。
 
私も所属する産経建設常任委員会ならびに広報広聴委員会に出席しましたが、やはり多くの目で見るとより良い意見が出るもの。
 
RCN議会チャンネルや市議会ホームページ、YouTubeでご覧いただく、市民の皆さん始め、視聴者の皆さんの視点でプラスの修正が図れたものと考えます。
 
2月14日、15日の放映前には、また改めてお知らせさせていただきますが、力作?を是非ご覧いただき、少しでも議会や市政について理解を深めていただく一助になればと思います。
 
こうして考えると、議会や議員個々人もコロナを受けて認識を変え、自然と変化を受け入れているのかと。
 
度々述べてますよう、何ごとも悲観的に捉えずポジティブな姿勢で、プラスの変化を楽しむくらいの気持ちがこのコロナを乗り越えるポイントでもあり、私自身心掛けながら、引き続き皆さんにも呼び掛け活動にあたっていきたいと考えます。