襟を正した言動なくして信頼ある政治なし

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ジョー・バイデン氏がアメリカ第46代大統領に就任。
 
紆余曲折どころか、最後には暴動まで起きてしまった米大統領選挙は側から見ていても何とも後味が悪く、就任式にトランプ氏が不在という異例の形が、そのしこりを表している訳ですが、就任式後の演説では、「私の魂を、米国を団結させ、結束させることにささげる」と述べるとともに、「すべての米国民の大統領になる」と強調し、米社会の分断と戦い、新型コロナウイルスへの対応や、人種問題の解消に取り組む姿勢を強調したとのこと。
 
ウイルスを乗り越えるために必要なのは社会全体の団結であることを思えば、いまこうして分断している場合ではないことや、分断で結束力が低下する様子をニンマリと眺めている国もあるのだとすれば、同盟国である日本にも影響を及ぼす可能性もあることから、バイデン新大統領のもと民主主義国家アメリカが再び強く結束されることを切に願うところです。
 
一方、国内に目を移すと国会は昨日から衆議院本会議での代表質問が始まりました。
 
真っ当な論戦を期待しインターネット録画中継で視聴しましたが、議場では居眠りをしている議員、飛沫がマスクから飛び出ているのではと思うほどの大声でのヤジ、首相の答弁に対して白々しい「エーーーっ」の合唱。
 
仕事中の居眠りは言語道断、「人の話しは黙って聞く」、「大声は出さない(コロナ対策)」の小学生でもきちんと守っていることが何故出来ないのでしょうか。
 
ましてや非常事態とも言える中での国会、しかも代表質問の時間に居眠りするなどもってのほかであり、論戦以前のこのようなことを書くこと自体レベルが低いのですが、昨日はさすがに憤りすら感じてしまいました。
 
コロナ禍の国会は始まったばかりですが、パフォーマンスでしかないヤジや合唱も含め、子どもに見せても恥ずかしくない議場での言動に襟を正していただきたいものです。
 
肝心の質問内容に関して、立憲民主党の枝野代表と菅首相のやり取りなどについては既に報道にある通りですので割愛しますが、本日も自民、立憲、共産、日本維新の会、国民民主の各代表からの質問が続きますので、引き続き内容の把握に努めたいと思います。
 
さて、そんな私はといえば、昨日のお昼休みは美浜原子力緊急事態支援センターの皆さんに活動報告。
 

【写真撮影者がおりませんでしたので、終了後に雰囲気だけ・・・】
 
その後、先般専決処分のあった「除雪費」と「ふるさと納税事業」の詳細確認のため市役所の担当部署にてヒヤリングをさせていただきました。
 
もう1件、昨日聞けずに終わった「ワクチン接種体制確保事業」に関しても、詳細な内容や費用の考え方についてお伺いをし、専決処分を決めたこのタイミングにて、自分の判断基準に照らして当該事業が妥当か否かしっかり確認しておきたいと思います。
 
専決処分案件については後で確認するとはいえ、3月定例会まで待っていては後の祭りになってしまいますので。。。
 
冒頭の米大統領選挙や国会ではありませんが、やはり議会や議員たるもの、子どもはもちろん、有権者の皆さんから見て残念がられる行動をしていては、説得力や信頼は低下するというもの。
 
「模範に」までを言うと格好つけ過ぎかもしれませんが、人に言うからには自分自身はさらに襟を正し、公に尽くす者としてあるべき行動に努めていきます。