竹詰ひとし参議院議員、寺門さだのり東海村議とともに

ブログ 働く仲間とともに

昨日と続けて「国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議」(以下、COP28)の話題から入りますが、首脳級会合に合わせ、日米英、カナダ、韓国など約20の有志国は2050年までに世界の原子力発電能力を3倍に拡大することを目指す宣言を2日までにまとめたとのこと。
 
宣言では、気温上昇を1.5度に収める目標の達成に向け「原子力が重要な役割を果たす」と指摘したうえで、世界の原子力発電能力を2020年比で3倍に拡大するため協力し、国際金融機関を含め原子力への資金投入を進めることも確認するとあります。
 
日本の現行エネルギー基本計画では、2030年度の電源構成で20~22%を見込む(その達成すら既に危うい)とし、次世代革新炉の開発などにより原子力発電を推進するとしていますが、国際会議での宣言に名を連ねる以上、今後より具体的に、その道筋を示していっていただきたいと考える次第です。
 
さて、世界の潮流が原子力発電の存在価値を再確認するなか、昨日は、東京虎ノ門で開催された原電労組の組合員研修に出席。
 
朝に若狭原電紀行の皆さんとお別れした後、高浜町の若狭和田駅を出発。
 
敦賀駅で乗り換え約5時間の旅でしたが、久々に乗車したJR小浜線から見る嶺南の海と山の景色は風情があるもの。
 
北陸新幹線開業の一方で、地元のローカル線を大事にせねばと改めて認識したところです。
 
話しを元に戻し、入社13〜14年の組合員を対象とした研修には、約70名の皆さんが参加。
 
それまでのグループ討議などもあったせいか、会場に熱気を感じましたが、政治関連の研修ではまず、電力総連組織内議員の竹詰ひとし参議院議員(国民民主党)からご講演をいただきました。
 

【研修前の控室にて。左から寺門議員、竹詰議員、私。】
 
竹詰議員からは、党内情勢や国会での活動からエネルギー政策に至るまで、幅広い範囲について熱く語っていただき、まさに、現場の声を代弁する姿、熱量は参加者にも届いたものと思いました。
 
続いて、原電労組組織内議員として、寺門さだのり東海村議会議員、そして私からも活動報告。
 
それぞれより、東海村政、敦賀市政のトピックス紹介、自身の取り組みについて思いを述べた次第です。
 

【研修会場の様子。いつも通りのパワポスタイルで報告しました。】
 
入社13〜14年となれば、会社では屋台骨の中堅社員。
 
話していていも、組合員からのまっすぐ真剣な眼差しを感じたところですが、報告を終え感じたことは、職場の仲間の思いをしっかり受け止め、引き続き活動でお返しするのみということ。
 
研修会場を後に、暗くなり掛けた東京のビル群の中でネジを巻き直すとともに、こうして貴重な場を与えていただいたことに感謝した次第です。
 
そうした思いのもと、引き続き、同じ原電労組の組織内議員である寺門さだのり議員、そして国政では、電力総連組織内議員の竹詰ひとし議員、浜野よしふみ議員と連携を図りながら、地域の発展に貢献するとともに、エネルギー・原子力政策のみならず、現実的で真っ当な政治に向け、微力ながら尽力する所存です。