発言通告を終え、質問者は17名

ブログ 敦賀市議会

7月28日の再稼働に向け、準備を進める関西電力高浜原子力発電所1号機(82.6万kw)。
 
昨日からは燃料装荷が始まり、25日までに157体を装荷するとのこと。
 
運転開始から40年を超える高浜1号は、1974年に運転を開始した、廃止措置プラントを除くと、現在国内で一番古いプラントとなります。
 
再稼働すれば12年ぶりで、運転開始から40年を超えて運転する原子力発電所としては、日本原電の敦賀発電所1号機、関西電力の美浜発電所3号機に続き国内3例目となります。
 
高浜発電所は、1号機に続き、2号機(同じく40年超プラント)が9月15日に再稼働する予定としており、ともに原子力職場で働く同志の皆さんの奮闘を心から応援するとともに、この両プラントの再稼働が、夏場の電力需給改善に貢献されることを期待する次第です。
 
さて、昨日の敦賀市議会は、来週28日から行われる代表・一般質問の通告締切を迎え、結果、5会派からの代表質問、12名の一般質問の計17名が質問に立つこととなりました。
 
議長を除く21名のうち、17名ということで、質問率は80.9%。
 
発言通告一覧が市議会ホームページに掲載されましたら、またお知らせしたいと思いますが、議会の情報共有システムに掲載されたものを見ますと、改選後初の質問ということもあって、新市長の政治姿勢や全般的な政策に対する質問、各議員が選挙戦で訴えたメインテーマなどの質問が見受けられ、内容も多岐に亘るものと感じた次第。
 
新人7名、元職1名も皆、質問に立たれることもあり、注目の3日間になろうかと思うところです。
 
評論家めいたことはさて置き、私の方は、選択するテーマに悩んだうえ、今回は「産業振興」と「人づくり」の2項目に絞って質問することとしました。
 
本年2月の「GX(グリーントランスフォーメーション)実現に向けた基本方針」の閣議決定など、国の施策が大きくシフトチェンジする中で、敦賀市として、成長分野への投資を含め、国の動向も見据えた産業振興に先んじて取り組んでいくことが、本市の付加価値を高め、さらなる発展につながると考えること、さらには、何事もそれを為すのは「人」であり、「地域づくりは人づくり」の考えのもと、これからを支える「人への投資」について質問するものであります。
 
なお、追って解説を加えていきたいと思いますが、通告した項目は以下となります。
 
<やまたけの一般質問 通告項目>
1.「GX実現に向けた基本方針」を踏まえた産業振興について
(1)産業政策に対する基本スタンス
(2)GXリーグ等に対応する企業への支援
(3)成長分野としてのエネルギー産業
2.これからを支える「人への投資」について
(1)地域人材
(2)デジタル人材
(3)雇用を支える人材
 
また、冒頭ありました原子力の関係で言えば、質問項目に「原子力」と名の付くものをテーマとして挙げられた方は、代表質問で3人、一般質問で2人(タイトルにはないが質問する私を入れると3人)となっており、関心の高さを感じるところ。
 
皆さんそれぞれの切り口でお話しされることと思いますが、私自身も米澤市長のお考えを確認しつつ、シンクロしていければなお幸いに存じます。
 
通告の後は、敦賀市議会恒例の質問順を決める「ガラポン」。
 
慎重に回すと出た数字は「13」でしたが、質問者数の関係により、結果、私の質問順は「8番」となりました。
 
代表質問の5名を加えると13番目となりますので、出番は最終日の30日(金)になろうかと思います。
 
これまでは、コロナの関係もあり、議場での傍聴呼び掛けを控えていましたが、5類に移行ともなりましたので、皆様方におかれましてはぜひ、議会傍聴にお越しいただき、緊張感ある生の雰囲気を感じていただければ幸いに思います。
 

【質問順を決める「ガラポン」。他議会では、鉛筆クジ(頭を削って番号を書くあのタイプ)のところもあるそうです。】