予算決算常任委員会にて補正予算案を審査

ブログ 敦賀市議会

第211通常国会が昨日、閉会しました。
 
立法府であるが故、法案に関しては、昨年の臨時国会から継続審議となっていた1本を含む政府提出法案61本のうち59本が成立し、成立率は約97%とのこと。
 
終盤は解散風が吹いたりもしましたが、国民民主党の玉木代表は、この通常国会も結局党首討論が行われなかったのは極めて残念だとし、解散するしないの前にそれぞれの党首が国家観や政治観をぶつけ合うことが重要だと述べています。
 
また、最重要課題とも言える憲法改正に関しては、できれば秋の臨時国会で憲法審査会としての成案をまとめ、来年の通常国会には憲法改正の発議につなげていきたいとしており、こちらは目の前の問題を先送りにしない姿勢を改めて明確にしています。
 
こうして国会は閉会となり、各政党においては衆議院選挙を睨んでの対応、候補者擁立などに力を入れることになろうかと思いますが、課題山積のいま、現実的な政策でこれを解決する政党はどこかという視点を有権者に持っていただくことが極めて重要と考えますので、私も引き続き、政党に属する者として汗をかいていきたいと思います。
 
さて、こちらは開会2日目を終えた敦賀市議会。
 
昨日は、補正予算案審査のための予算決算常任委員会を開催し、基本質疑を行う全体会に続き、所管に分かれての分科会までを行いました。
 
全体会では、事前通告のあった64件の質問を担当部局ごとに審査。
 
私は6件質問をし、それぞれ理解を深めましたが、そのうち、「北陸新幹線敦賀開業時の観光客の受入体制を整える」ため、現在アクアトム1階にある(社)敦賀観光協会を気比神宮前の「カグ〜ル」2階に移転するための「観光協会事業費補助金」(1487万2千円)に関しては、そもそも事業の目的と内容が合っているのか、また実施することで目的が達成できるのかという点で理解に苦しむ点がありました。
 
この事業には、私を含め4名の委員が通告しており、疑問点は同じであったかと思いますが、皆さんはどう受け止められたか。
 
また、基本質疑を終えた後の分科会では、自身にとって初となる文教厚生分科会にて分科会長の任を務めさせていただきました。
 
今回は、福祉保健部、教育委員会に関わる予算ということでしたが、それでも内容は多岐にわたるため、委員の質問が事業に沿った内容か、質問に対し理事者の答弁に抜けがないか、質疑が噛み合っているかなど、注意を払っての任となりました。
 
こうして、文教厚生分科会は19時頃だったでしょうか、無事に終了後し、会派控室に戻りましたが、産経建設分科会ではまだ審査が続いていたことから、出席している同会派議員の帰りを待つことに。
 
結果、戻ってこられたのは19時半頃であったかと思いますが、質疑の概要を若干共有した後、市役所を出ました。
 
産経建設分科会では、先にあった「観光協会事業費補助金」に相当な時間が割かれたとのことでしたが、この点については改めて会派の中で共有を図り、考えを合わせていきたいと思います。
 
開会3日目の今日は、来週28日(水)から行われる代表・一般質問の通告締切となります。
 
13時が締切となっていますが、最終チェックの後、なるべく早目の提出を心掛けたいと思います。
 

【市役所を出たのは20時頃。議会フロアの4階、産経建設所管の部署が並ぶ3階にはまだ明かりが灯っていました。】