“球都敦賀”の週末は「野球フェスティバル2023」

ブログ 敦賀と野球

16日にあった東海道新幹線の混乱を避け、昨日帰京した長女。
 
休みを1日延長することを快諾いただいた勤務先の方には感謝するところです。
 
新幹線の方は、一昨日のダイヤ乱れの影響が残っており、娘からの連絡では、米原を8時57分に出発予定の新幹線が約2時間遅れで到着し、乗車したとのことでしたが、こうして献身的に大動脈の運行を守る、運転司令や施設管理、乗務員の方など、JR関係者の皆様に敬意を表する次第です。
 
さて、東海道新幹線の混乱に関する影響では、専大松戸高校のブラスバンドが到着しないというハプニングがあった「夏の甲子園」。
 
熱戦が続く、全国高校野球選手権大会は昨日、3回戦4試合が行われ、前回覇者の仙台育英(宮城)が優勝候補の一角、履正社(大阪)を4-3で下し8強入り。
 
同じく、昨日勝利した花巻東(岩手)、16日に勝ち進んだ八戸学院光星(青森)と合わせ、大会史上初めて、8強に東北勢3校が入ったとのこと。
 
先日、漫画「ドカベン」にあった「神奈川を制す者、全国を制す」の言葉で紹介した慶應高校(神奈川)も残っており、「最も面白い」と言われる明日の準々決勝が大変楽しみになってきましたが、ちょうど明日19日、20日と、敦賀では「野球フェスティバル2023」が開催されます。
 
小中高とそれぞれ、トーナメントによる試合が行われますが、4年ぶりの開催とも相まって、こちらも熱戦が繰り広げられることを期待するところです。
 

【4年前の「敦賀野球フェスティバル2019」の様子】
 
 →トーナメント表など、大会の詳細は以下リンクよりご覧ください
 
なお、ここ敦賀は全国に4つしかない「球都」と呼ばれるまち。
 
「球都」とは、昔から野球が盛んなまち、いわゆる「野球どころ」と呼ばれるまちのことで、桐生(群馬)、木更津(千葉)、松山(愛媛)、敦賀(福井)がその対象と言われています。
 
敦賀高校の前身、敦賀商業(愛称:とんしょう)時代には、「北陸に敵なし」と言われるほど、無類の強さを誇り、甲子園でも全国の強豪と熱戦を繰り広げたことが由縁ですが、この歴史自体が徐々に薄くなっていると感じるところ。
 
週末の「敦賀野球フェスティバル」では、ぜひそうした「敦賀と野球」の歴史を思い返していただく機会になればと思うとともに、まずは楽しんでプレーすること、そして甲子園、さらにはプロ野球やメジャーリーガー(吉田正尚選手は敦賀気比高時代、この球場でプレーしている)を目指すようなお子さんが一人でも多く増えることを期待したいと思います。
 
最後に、「球都敦賀」のことを詳しく書いた過去ブログをリンクいたしますので、皆様方におかれても、敦賀と野球の歴史に触れていただければ幸いです。
 
 →2019年9月24日ブログ「鉄道と港、そして野球のまち敦賀」はこちらから