熱き政策論争の「国民民主党代表選2023」

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「処暑」を過ぎたものの、小中学校が夏休みに入った7月21日以降、猛烈な暑さに見舞われている福井県内。
 
ここ敦賀市も猛暑日は17日(8月25日現在)を数え、年間最多の2010年の18日に迫っているほか、夜間も25度を下回らなかった熱帯夜は24日現在33日間続き、過去最長となっています。
 
とはいえ、今朝も散歩に外に出ると、涼しげな風が吹く心地良さ。
 
森山直太朗の「夏の終わり〜🎵」の歌詞が浮かんだところですが、この暑さももう少しとネジを巻き、頑張っていきたいと思います。
 
さて、暑さは暑さでもこちらは「熱き」戦いが繰り広げられているのが「国民民主党代表選2023」。
 
8月21日に告示された代表選に、玉木雄一郎代表と前原誠司代表代行が立候補。
 
9月2日の臨時党大会に向け、現在は全国の主要都市にて両候補による街頭演説会が行われるなど、熱気を帯びてきているところです。
 
なお、両候補のプロフィールや政策に関しては、以下の代表選特設ページをご覧ください。
 
 →「国民民主党代表選2023」特設ページはこちら
 
両候補の会見や街頭演説会の様子、さらにはSNSでの発信を拝見するに、真に国民に寄り添う政治、日本の国力を取り戻すべく、この国の政治を「国民民主党が」変えるとの本気の思いがビシビシと伝わってくる訳ですが、こうした政策論選は所属議員の一人としても本当に見応え、聞き応えあるもの。
 

【両候補の一騎打ちとなった国民民主党代表選】
 
細かな政策の違いはあれど、私としては、代表選の大きな論点は、「今後の党運営」、「めざす方向性」にあると考えるところ、
 
これに関し、玉木雄一郎代表は、「国民民主党は国会議員だけの政党ではない。他党との合流に安易に頼らず、国民民主党を国民民主党として大きくしていく。」
 
一方、前原誠司代表代行は、「日本の『大転換』のために、政策本位で野党結集を進め、政権交代への道筋をつくる」。
 
と、党勢拡大、大きな力にしていくアプローチの仕方が異なるものとなっています。
 
こうした論点を鑑みつつ、党所属議員、党員・サポーターによる投票が進められている訳ですが、この党の良いところは、両候補の「ここがいい」と主張することはあっても、「ここはダメ」と揶揄したり、誹謗中傷することが「一切」と言ってもいいほど見受けられないところ。
 
これは、これまでの「対決より解決」、「批判だけの野党は要らない」との考えが、党員・サポーターに至るまで浸透しているからに違いないと思う次第ですが、こうした冷静な政策論争にあって、「熱さ」が増してきていることに、まさに「民主主義」の根幹を感じるところです。
 
代表選の結果がどうなろうと、国民民主党がこの国の政治のキャスティングボードを握る存在になることは間違いないと考えますので、皆様におかれましてもぜひ、この代表選に注視いただき、両候補の政策に耳を傾けていただければ幸いに存じます。