敦賀発電所2号機「審査再開」

ブログ 原子力

先日は、敦賀まつりの「民謡の夕べ」に参加したことを紹介しましたが、昨晩はそのメンバーによる打ち上げ。
 
ひばりケ丘町会館にて、小学生から中堅、お年寄りの方まで、まさに老若男女が集合し、ささやかながらオードブルと缶ビールにて懇談。
 
何と最後には「踊って締めよう」とのことで、会館内で輪になり、民謡2曲を踊って楽しいひと時を終えました。
 
帰り際には、来年も参加する意気込みはもちろんのこと、より多くの方に参加してもらおうと盛り上がり、解散。
 
まつりの効果は、地域コミュニティとともに「来年も楽しもう」と、1年先に目標ができることにもあるのかなとも感じた次第です。
 
さて、同じく以前にご紹介した、敦賀発電所2号機(以下、敦賀2号)の原子炉設置変更許可申請の補正に係る審査の件について。
 
8月31日には、敦賀2号の原子炉設置変更許可申請について、敷地内のD-1トレンチ内に認められるK断層の活動性及び原子炉建屋直下を通過する破砕帯との連続性に関係する部分の補正書を原子力規制委員会に提出しましたが、昨日は、原子力規制委員会の定例会合において、敦賀2号の新規制基準への適合性確認審査の今後の対応方針が示され、補正内容に係る審査の再開が了承されました。
 
規制委員会(YouTube)の全てを視聴できていないため、詳細な議論までは記載できませんが、ひとまず「審査再開」の了承が得られたことに安堵したところです。
 

【昨日開催された原子力規制委員会の様子(YouTubeより)】
 
日本原電は、ホームページに掲載したコメントにて、「今後、原子力規制委員会の対応方針に沿って、補正書に反映した最新知見・技術を活用した新たな評価方法を含め、品質を確保した資料にて丁寧にご説明してまいります。」、「当社は、引き続き、原子力規制委員会の審査に真摯かつ迅速に対応するとともに、敦賀発電所2号機の安全性、信頼性の向上と地域の皆様への積極的な情報提供に努めてまいります。」と述べており、今後は審査の中で、客観性と透明性をもって、科学的な議論がされることを切に望む次第です。
 
実質的な「審査再開」を意味する、次の審査会合がいつになるかは今後調整とのことですが、地元の皆様に期待いただいている「再稼働」に一歩づつ近づくため、万難を排して進むのみであります。