大切なものを火事で失うな

ブログ 防犯/防災

テロ対策不備で事実上の運転禁止命令が出ていた東京電力柏崎刈羽原子力発電所について、原子力規制委員会は昨日、追加検査で指摘した改善項目の是正が図られたとして命令を解除するとともに、原子力発電所を動かす事業者としての適格性も認められると判断しました。
 
以前にご紹介したよう、6/7号機の建設時に半年間、研修でお世話になった柏崎刈羽原子力発電所は、私にとって「第2のマイプラント」。
 
規制委員会が判断したことにより、再稼働に向けてのハードルは地元同意を残すのみとなりましたので、とりわけ東日本の電力需給に貢献するため一日でも早く、これを乗り越え再稼働を果たせるよう敦賀の地から応援する次第です。
 
こうして年末の朗報に胸を撫で下ろすところですが、気付けば今年も今日を入れてあと4日。
 
皆さん、それぞれ年の瀬を感じる催しがあろうかと思いますが、私にとっては、昨晩から始まった町内の「年末特別警戒パトロール」。
 
昨年までは、コロナ禍につき、区の役員と防災部・防犯部にて20時から1回だけ回ることにしていましたが、今年は従来のやり方に戻し、各班からの住民参加を依頼、パトロールも20時と21時頃の2回とし、1回目の後は休憩を兼ねて、区からのお知らせ事項を伝える場とするスタイルに。
 

【従来のスタイルに戻した「年末特別警戒パトロール」には、多くの方に参加いただきました。】
 
初日の昨日は、拍子木に合わせた「火の用心!」の声掛けに加え、消火栓及びホース格納箱をすべて開けて点検するなど、皆で防火意識を高めました。
 
また、お楽しみは、1回目のパトロール後にいただける「豚汁」と「やかん酒」。
 
コロナ前の味とあたたかさが蘇る、最高の組み合わせでした。
 

【心も体もあたたまる、休憩時間のご褒美】
 
なお、再掲となりますが、この「火の用心」の歴史は古く、徳川家康の家来である本多作佐衛門が、1575年長篠の戦いの際に家族へ送った一筆啓上「火の用心 おせん泣かすな 馬肥やせ」の手紙が由来とのこと。
 
これは、「火事に注意して、おせん(3歳の愛娘)と馬の面倒をよく見よ」との意味で、「大切なものを火事で失うな」とのメッセージはその後、江戸時代初期に出されたお触れにより、夜番・夜警による「火の用心」の夜回りにつながったと言われています。
 
町内の活動は30日まで続きますが、そうした由来も念頭に、4日間しっかり呼び掛けていく所存です。
 
結びに、年末最後といえば、毎週水曜日の名子での辻立ち。
 
この場所で辻立ちを始めてから迎える5回目の年末となりますが、昨朝は、一年の感謝を込めてのご挨拶。
 
「選挙前だけ」と言われるようでは政治への信頼や関心は高まらないと、初当選後からここで始めた活動ですが、「たかが辻立ち」であっても、それはある種私の原点。
 
来年もまた「初心忘れず」の思いのもと続ける所存です。
 

【ご通行の皆様、またいつも一緒に活動していただいている原電労組敦賀分会の方々、1年間ありがとうございました!】