令和5年度 敦賀市文化芸術及び科学技術活動優秀賞受賞式

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二十四節気では、昨日「雨水」を迎えました。
 
降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃とされ、草木がほんのり色づく様子や春霞を楽しめる季節を意味するとのこと。
 
昨日は梅雨を思わせるかの雨模様でしたが、夢街道を歩くと、花壇の芝桜に小さなピンクの花がチラホラ。
 
暦の通り、着々と季節は春に近づいていると感じたところです。
 
こうして、小さくとも感動のある日々を送らせていただいていることに感謝する次第ですが、昨日はもうひとつ感動がありました。
 
市議会では文教厚生常任委員長を仰せつかっている関係で、関係する様々な市内団体の行事や式典などにお招きいただくところ、昨晩は「令和5年度 敦賀市文化芸術及び科学技術活動優秀賞受賞式」に出席させていただきました。
 
この賞は、学校推薦等に基づき、文化や芸術、科学技術の分野において優秀な成績を収めた個人・ 団体を表彰するもので、2016年度に新設(市独自にて)されたもの。
 
市役所2階の講堂で行われた表彰式では、作文コンクールやチアダンス、吹奏楽にものづくりコンテストなど、各分野で好成績を残した個人8人と2団体が表彰されました。
 
〈主な表彰者・団体〉
◉第48回「小さな親切」作文コンクール 文部科学大臣賞 → 粟野中学校生徒
◉第23回 高校生ものづくりコンテスト全国大会化学分析部門 敢闘賞(第4位) → 敦賀工業高校生徒
◉第23回 全国中学生アートの甲子園大会福井大会 準グランプリ(全国2位) → 松陵中学校生徒
◉日本鋳造工学会主催 第16回アジア鋳物会議「Young Poster Presentation Award」→ 敦賀工業高クリアランス金属研究班
◉第23回東日本学校吹奏楽大会 金賞 → 松陵中吹奏楽部
など
 
上野弘 市教育長のご挨拶では、先のH3ロケット発射の成功なども例に、文化や科学技術は人類をゆたかで幸せにするものであり、優秀な成績を収められたこと、それに向けた努力を讃える言葉があった後、受賞者に一人づつ、表彰状が手渡されました。
 
各分野で素晴らしい成績を収めた皆さんに拍手を送るとともに、自身の来賓紹介の際には、祝意と今後ますますのご活躍を応援する旨、お伝えした次第です。
 
会場には、子ども達を見守り、支え続けている親御さんも同席されていましたが、最後に謝辞を述べた女子高生からは、指導者や家族などの支えがあったからこそ活動に打ち込める旨の感謝の言葉があり、親を思う子、子を思う親、双方の気持ちに感動した次第です。
 
子は地域の宝と言いますが、未知の可能性を秘めた子達は、日本の宝。
 
表彰された皆さんを始め、自分の夢や目標に向かって努力するすべての子ども達を応援するとともに、各人の文化芸術、科学技術が今後さらに大きく、花開くことを祈念いたします。
 
また、ここ敦賀の地で学び、技術を磨いたことを誇りに、人生を謳歌していただければ幸いです。
 

【日本国中に勇気と感動を与えたH3ロケット発射成功。表彰された皆様を含め、成功の陰にある弛まぬ努力に心から敬意を表します(写真はYahooニュースより)】