ご成人おめでとうございます!

ブログ

コロナのことに触れざるを得ない日が続いておりますが、昨日の福井県内の新規感染者は10名。
 
これにより、直近1週間の新規感染者数(人口10万人あたり1週間の新規感染者数)は38人(4.9人/10万人)となり、これは県独自の基準に照らせば、新規感染者が概ね30人〜40人 (3.8人〜5.1人/10万人)に該当する「ステージI(警報レベル)」に該当することから、「福井県感染拡大警報」が発令される事態となっています。
 
敦賀市では、先に感染のあった敦賀高校教員に関連しPCR検査を行った生徒2名に加え、北海道からの新幹線関連工事の作業員1名の計3名が新規感染ということで、今日も濃厚接触者或いは関係者の検査結果に注視をしつつ、これ以上の感染拡大がないよう願うところであります。
 
さて、コロナも警報なら、福井県では嶺北地方を中心に大雪も大変なことになっており、福井気象台によると9日18時現在で福井市の積雪の深さは100cmとなり、2018年2月の記録的大雪以来となっています。
 
強い冬型の気圧配置に加え、日本海で風にぶつかることで帯状に発達した雪雲が連なる「JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)」が北陸地方付近を通過していることに起因するとのこと。
 
この大雪の影響で、北陸道上り線の丸岡IC〜福井IC間が交通事故で、中部縦貫自動車道の上下線が除雪のため通行止めとなったほか、JR北陸線の福井〜敦賀間では運転見合わせ、夕方以降の特急が運休となるなど、交通機関にも大きな影響を及ぼしている状況にあります。
 
また、福井市を始め市街の除雪が追いついていないことによる交通麻痺や事故なども見られており、ここは2018年の大雪の経験を活かし、都市機能麻痺にまで至ることのなきよう願うところです。
 
こうして嶺北の皆さんがコロナに大雪で大変な状況にあることを思えば、ここ敦賀はJPCDの通り道から僅かにズレているお陰か、警戒していた大雪どころか降雪すら殆どなく現在に至っているのは幸いなこと。
 
こうした状況の中、本日、敦賀市では1月のメインイベントと言っても過言ではない「成人式」が開催されます。
 
県内においても中止や延期をする市町がある中ですが、敦賀市では早くから、コロナ対策を講じながら開催するとの考えを表明しており、私自身これに大いに賛成していたところ。
 
開催にあたって、具体的には、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、例年と異なり会場をプラザ萬象の大ホールと小ホール2会場に分散することに加え、受付時の手指消毒、検温の実施、当日朝の体温聞き取り、マスク着用などの対策が講じられます。
 
さらに、当日はプラザ萬象での開催に加え、動画配信サイトYoutubeにおいて、式典とアトラクションのライブ配信を行うとのことで、下記のURLからご覧いただけるとのこと。
 →→→敦賀市成人式のYouTubeはコチラ
 
まずは、めでたくこの日を迎える新成人の皆さん、そしてこれまで愛情深く育ってられた親御さん、誠におめでとうございます。
 
心よりお祝い申し上げます。
 
また、このコロナ禍にあって、こうして開催判断をされ、準備を進めてこられた敦賀市に対しても敬意と感謝を申し上げる次第です。
 
と申しますのも、約30年前の自分自身のことはさて置き、昨年は長女が晴れ着を着てこの成人式に出席する姿に、親として何とも感慨深い気持ちを味合わせていただいたこともあり、これはやはりオンラインでなくオフラインで味わってもらいたいと思っていたからであります。
 
出席される新成人の皆さんに対して声を掛けること自体野暮かもしれませんが、こうして歴史的に特別な環境下で開催されることの有り難さを思い、新たな決意のもと今後ますますの飛躍と成長の門出の日となりますこと祈念いたします。
 
もうひとつ野暮ついでに言わせていただくと、式後の行動について。
 
「そんなこと言われんでも分かっとる!」と言われそうですが、先日のブログで記載しましたように、大学・高校受験を控える、これからが一番大事な時期となる受験生の皆さんに影響があってはいけないとの趣旨で、新成人の皆さんからすれば、言わば「同じ道を歩む後輩」のことを念頭に置いていただければ、自ずと行動は定まるのではないかと思います。
 
新成人にとっても親御さんにとっても人生の節目となる日。
 
ルールを守った行動で、心の中では大いに祝う。
 
皆さんにとってそんな一日となりますよう、私もともに心の中で大いにお祝いしたいと思います。
 

【これこそ野暮かもしれませんが、一応ビジュアル的にも呼び掛けをということでご容赦のほど・・・】