ありがたき「X」からの出会い

ブログ 人生観

北陸新幹線金沢-敦賀間開業まで、今日であと77日。
 
26日までの国土交通省による完成検査を終え、JR西日本では昨日から、金沢―白山総合車両所敦賀支所間約125キロでの、新幹線車両「W7系」の試験運転を始めました。
 
県内区間を営業運転と同じ最高時速260km/hで走行し、開業前日まで1日当たり最大21往復するとのこと。
 
一方、開業を機に無くなるのは、敦賀以北の北陸線特急。
 
嶺北出身の皆さんにとって、「しらさぎ」や「サンダーバード」で帰省するのは今年で最後となる訳ですが、これも時代の転換期。
 
これまでの思い出とともに、特急車両の乗り心地を味わっていただければと思う次第です。
 
さて、かくいう我が家も、本日は長女の帰省を楽しみにするところですが、昨日はその前に嬉しいことが。
 
X(旧Twitte)でつながっている、アカウント名「超こくみんうなぎ」(@Sappololugger)さんより、年末敦賀に行くので会えないかとの連絡をいただき、ちょうど時間が空いていた昨日お昼に合わせてお越しいただき、敦賀市内をご案内した次第。
 
名前から想像するとおり、所属政党「国民民主党」の支持者で、京都にお住まいの「うなぎさん」(以降、こう呼ばせていただきます)。
 
敦賀に向かう途中、JR湖西線での車両トラブルにより「近江今津駅」で足止めを喰らっているとの報を受け、同駅までお迎えに上がるというハプニングスタートでしたが、お会いするなりすぐに打ち解け、敦賀に着くまでの車中では、互いの自己紹介や現況について会話が弾みました。
 
聞けば、何度か敦賀に遊びに来たことがあるということでしたので、まずは敦賀のソウルフード「ヨーロッパ軒」をと切り出したところ、これまた何と、初めて食べた時に「こんな美味いものがあるのか」と衝撃を受け、「カツ丼」を食べる目的だけで敦賀に来たことがあるとの驚きの言葉。
 
これはもう「ヨーロッパ軒」に行くしかないと、本店に滑り込みで入店し、帰省客らで混み合う盛況ぶりのなか、しばし順番待ちした後、「愛する」ヨーロッパ軒の味を堪能いただきました。
 

【私はカツ丼(手前)、うなぎさんはパリ丼(奥)のそれぞれセットを注文。ペロリと平らげました。】
 
こうして、ソウルフードを高く評価いただくことだけで地元民にとっては嬉しいことですが、その後は、気比の松原や氣比神宮、金ケ崎界隈には既に行ったことがあるという「うなぎさん」を、少しレアな私のコースへご案内。
 
「鉄道と港、エネルギーのまち敦賀」をコンセプトに、日本人が作った現存する国内最古の「小刀根トンネル」に始まり、疋田舟川、北陸新幹線敦賀駅(やまなみ口より)、向井山古墳、途中美浜町の水晶浜に関電美浜発電所を経由し、白木の浜から高速増殖炉「もんじゅ」を望み、敦賀半島トンネルを抜けて北陸のハワイ「水島」、気比の松原に最後は鉄道遺産「眼鏡橋」へとご一緒しました。
 

【新幹線駅をバックに俳優さん?と間違うほどキマった「うなぎさん」の後ろ姿。】
 
私の都合で16時過ぎまでの限られた時間でしたので、その後は駅前でお別れしましたが、次はゆっくりと福井の酒を酌み交わしながら、じっくり語りましょうと再開を誓った次第です。
 
なお、「うなぎさん」はご自身のXにて、次々と敦賀と私のことをポスト(投稿)。
 
以下、ポストをいくつかご紹介。
 
◉途中ランチもご一緒させていただきました。敦賀といえばなんといってもヨーロッパ軒のカツ丼!ボリュームたっぷりのカツに味わい深いソースが染み渡る!
目的の半分はパ軒のカツ丼を食べるために来たと言っても過言ではないうなぎ、本日はパリ丼(ミンチカツ)を注文(奥の山本市議はカツ丼)。うまい!😋
 
◉工事はほぼ完成し開通間近の北陸新幹線敦賀駅を東側から望むこくみんうなぎ氏。
今後、利便性を増した陸運と海運の相乗効果で敦賀は旅客輸送・物流拠点としての役割をさらに発揮していくことでしょう。市内各地での再開発の様子についても山本市議よりご説明いただきました!
 
◉山本市議には敦賀市内各地の見どころ、近代の遺産など普段なかなか赴くことのないスポットを案内していただきました。さすが地元敦賀を愛しその歴史にも詳しい山本さん!
港と鉄道のまち敦賀には鉄道関連の遺産・遺構の数々が残っています。日本海と琵琶湖をつなぐ水運の試みもあったそうです。
 
◉古くから交通の要衝として栄え、尚飛躍的に発展する可能性を秘めた敦賀。
山本市議には今後さらなるご活躍をご期待申し上げます。本日はご多忙の中ご対応いただき誠にありがとうございました!
ご覧の皆さんもぜひ敦賀にお越し下さい!越の国だけに!(越の国だけに!)
 
(ポスト紹介は以上)最後にダジャレで決めるところはいつもの「うなぎさん」でしたが、客観的視点から敦賀の可能性にも言及いただけたのは、ガイド冥利に尽きるというもの。
 
年末の貴重なひと時に、敦賀を選択いただいた「うなぎさん」。
 
お越しいただき、本当にありがとうございました。
 
なお、振り返りますと、Xでのつながりをキッカケに敦賀にお越しいただいた方は、うなぎさんで5人目。
 
こうして私なんぞに会いに来てくれるだけでも感無量であり、加えて郷土の良さを知っていただけることは何より嬉しいこと。
 
たかがSNS、されどSNS。
 
自身が敦賀の宣伝マンであるとの気概をもって、今後も発信を続けていきます。