「花換まつり」が始まる 〜明治に芽吹き、大正に花開く 今、あなたの恋物語が花開く〜

ブログ 敦賀の歴史・文化


 
いきなり写真からで恐縮ですが、これは昨朝の散歩で出会った風景。
 
以前に、雪の中から顔を出す「つくしんぼ」をご紹介したかと思いますが、しばし日にちが経過して見ると、これほどの群生に。
 
「春を感じる」を通り越し、生命力の迫力を感じたところです。
 
また、昨日は黄砂で景色が霞む一日でしたが、最高気温は19.0℃と春の陽気。
 
このあたたかさで、北陸地方の桜の開花も一気に進むものと予想されますが、敦賀では春の風物詩「花換まつり」が始まりました。
 
敦賀観光協会HPによれば、金崎宮を舞台とする「花換まつり」は、「良縁祈願の祭として明治40年代から始まったと伝わっており、その始まりから数年後の大正初めには今の祭の形が出来上がったと言われています。百有余年の歴史の中で様々な縁を結んできた花換祭は、今年も皆様それぞれの恋物語が花開くことを応援いたします。また現在では「花換まつり」として良縁祈願だけでなく、心眼成就のお祭りとして毎年、金崎宮は桜で染まる4月に開催されるようになりました。」とあります。
 


【「花換まつり」のチラシ(敦賀観光協会HPより)】
 
チラシをご覧いただく通り、4月7日(日)までの期間中は様々な催し物が開催されますが、何といってもメインは「縁結び」。
 
フィナーレに行われる「花換縁結び」と題した婚活イベントは毎年人気で、しかも何と、カップル成就率は6割を超えるとのことであり、今年は花換まつりを楽しみながら金ケ崎エリアを散策し、ワークショップなどで交流を深めていただく内容となっているとのこと。
 
桜の下、敦賀の「恋の宮」で、ロマンチックな出会い、ご縁が多く生まれることを祈念する次第です。
 
「花換まつり」の詳細は、敦賀観光協会HPをリンクしますので、以下よりご覧ください。
 
 →「花換まつり」の詳細はこちら
 
さて、私はといえば、今日は14時から気比史学会主催の「ミニ歴史講座」でメインスピーカーを務めることとしています。
 
この講座は、従前行っていた「史楽庭」をリニューアルし、より広く市民の皆さんに敦賀の「地域史」を知っていただこうと、「ちえなみき」2階のオープンスペースをお借りして開催する運びとしています(今後、定期開催を予定)。
 
「史楽」とは、文字通り、「楽しみながら歴史を学ぶ」ということであり、気比史学会の原点にあるもの。
 
こちらは歴史を通じて、出会いやご縁が生まれれば良いなと思いますので、春の陽気に誘われて「ちえなみき」にも足を運んでいただければ幸いです。
 
明治期の鉄道の歴史について、沢山の「ヘ〜」を準備してお待ちしています。
 

【再掲恐縮ですが、今一度お知らせを】