「啓蟄」は「前進」の合図

ブログ 人生観

雨を覚悟していた、昨朝の週頭街宣。
 
予報を覆し、家を出る前には青空も覗くなど、結果して降られることなく終了。
 
「ついてる」スタートとなりました。
 
気付けば、先週、今週とジャンパー着ずの活動となっており(決してやせ我慢ではなく)、厳しき寒さもやや和らいできたと感じる次第です。
 
さて、そうして季節の変わり目を肌感覚で感じる今日この頃ですが、二十四節気では、今日から「啓蟄(けいちつ)」。
 
「啓蟄」とは、「冬ごもりをしていた虫たちが土の中から出てくる頃」という意味で、春の気配を感じて、虫たちが活動を開始する頃を表しています。
 
なお、ここから次の「春分」に掛けては、一雨降るごとに気温が上がってゆき、日差しも徐々に暖かくなるなど、春に近づく時期とされています。
 
また「啓」の字は、「ひらく、開放する、(夜が)明ける」などの意味があり、あと11日に迫った「北陸新幹線敦賀開業」とも重なる、物事がいよいよ前進する季節とも感じる次第です。
 
季節を感じると言えば、昨日のブログでご紹介した、雪のなかに凛と立つ「つくしんぼ」をSNSにも掲載したところ、このようなコメントがありました。
 
いつもご苦労様です。
春の訪れに心躍る季節がやってきました。冬の鉛色の空が徐々に薄れ、明るく爽やかな風が吹くようになりました。そんな春の訪れによって我々は新たな希望を持つことができます。
 
力強い、共感のコメントをいただくのは大変嬉しいことで、その旨返信したところ。
 
古より変わらないのは郷土の四季。
 
厳しき冬をじっと耐え、乗り越えるからこそ、春の青空のありがたさや太陽のあたたかさに感謝し、「さぁがんばろう!」と次の一歩に進む原動力になる。
 
それが北陸人の強さと自負するところですが、同じ北陸で、被災した能登も春間近。
 
思いを寄せ、「啓蟄」を合図に、ともに前進あるのみです。
 

【一昨日の写真。地表に出るのを今か今かと待つ、虫たちの姿が浮かぶようです。】