来春に向けてキックオフ

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まさに「死闘」とはこのことか。
 
サッカーW杯決勝トーナメント1回戦は、1次リーグE組を1位で通過した日本がF組2位で前回準優勝のクロアチアと対戦。
 
前半に日本が先制するも、後半追いつかれ、1-1のまま延長でも決着がつかず、もつれこんだPK戦で1-3で敗れました。
 
「新しい景色」と表した、悲願の8強入りは逃したものの、予選リーグでの強豪ドイツ、スペイン撃破、そして今日の試合でも世界トップレベルと堂々と渡り合った日本代表を心から労い、讃えたいと思います。
 
ベスト8入りは次回へ持ち越されましたが、「ドーハの歓喜」を巻き起こし、世界を驚かせた日本。
 
試合後、森保監督が表した日本サッカー界は「新時代」だ。
 
さて、W杯の戦いとは分野を変えますが、私が控えるのは来春の統一地方選挙。
 
昨晩は、ご支援いただいている労働組合代表者の皆さんにお集まりいただき、自身の後援会総会を開催。
 
私からは挨拶の中で、まずは日頃のご理解とご協力に対する感謝をお伝えしたうえで、3年半を振り返っての活動報告、さらには期待値だけの前回と違い、2期目の次回は任期4年間の「通信簿」となるため、残る任期も全力で全うすること、皆さんから「代弁者」として信頼いただけるよう活動に邁進することをお約束しました。
 
※「通信簿」は、学校から保護者へ伝えるものですが、ここでは「有権者から私へ」のものとして使用いたします。
 
また、総会に続いて開催した代表者会議では、今後の取組み内容やスケジュールを確認いただき、組織としての意識合わせを行いました。
 
既に地元町内からもご推薦を頂戴していることと合わせ、労組代表者の皆さんを前に「地域と職場の声が活動の原点」であることを改めて強く心に刻んだ次第。
 
さしずめ、後援会活動は昨日が「キックオフ」。
 
選挙のための「政治屋」でなく、将来を見据えて考動する「政治家」たれの言葉を肝に銘じ、引き続き活動に邁進してまいります。
 
 
【後援会総会の様子。来春の戦いは4年間の通信簿だ。】

働く仲間の皆さんに感謝のご挨拶

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関西電力は高浜発電所3、4号機について、運転開始後60年となる令和27年まで運転期間を延長する認可申請を原子力規制委員会に行うことを決定しました。
 
地元の了解を得たうえで、令和6年までには申請したいとの考えで、関電が運転延長を申請するのは美浜3号機、高浜1、2号機に続いて計5基となります。
 
一方、政府のGX実行会議を踏まえた原子力関連の検討も大詰めを迎えており、運転期間の延長ルールについて経済産業省は、現行の原則40年、最長60年のルールを踏襲しつつ、原子力規制委員会の安全審査に伴う停止期間や、裁判所の命令で運転を止めた期間を算入しない、いわゆる「ストップウォッチを止める」方向で、最終調整に入ったようであり、近く開く有識者会議で政府案として示すとのこと。
 
背景には、上限なく運転期間を延長するのでなく、ある程度期限を決めて、新増設やリプレースを促していくとの考えがあるようですが、いずれにしても以前に敦賀市議会が意見書で国に要望した通り、将来に亘る「原子力政策の明確化」とセットで提示いただくことを強く求めるところであります。
 
さて、こうして深く電力事業者の経営に関係する課題が議論される中、昨日は同じ電力の仲間、北陸電力総連さんが金沢市内で開催する「ライフクリエイトセミナー」並びに「男女平等参画セミナー」にて、堀川秀樹・福井市議とともにご挨拶の機会を頂戴しました。
 
堀川議員は、来春の統一地方選挙で6期目に挑戦する私の大先輩でありますが、時を同じくして戦う我々に対し、北陸電力総連役員の方と面談した後、先のセミナーにお声掛けいただいた次第。
 

【男女平等参画フォーラムの場でご紹介いただく堀川議員と私】
 
北陸電力においては、昨今のウクライナ紛争に伴う燃料価格・卸電力市場価格の高騰に加え、本年2月以降、規制料金における燃料費調整額が調整上限に到達したことによる未回収額の発生等から、供給コストが電気料金収入を大きく上回る状態が続いている状況を踏まえ、令和5年4月には規制料金を含む全ての電気料金について、料金改定することを決定しているところ。
 
厳しい経営環境に置かれつつも、電力の安定供給に献身的に対応されている職場の思いに応えるべく、引き続き連携のうえ取り組むことをお約束した次第です。
 
敦賀に戻り、夜は三方レピアホールで開催された「連合福井嶺南地域協議会 第14回定期総会」に出席。
 
こちらでは、嶺南地域協議会の推薦議員である北川博規・福井県議会議員、小幡憲仁・高浜町議会議員とともに、来春に向けた必勝決議をいただき、それぞれ決意の一端を述べさせていただきました。
 

【私からも一言ご挨拶】
 
挨拶では、1期目の前回と違い、次回の選挙は任期4年間の積み重ねに対する評価であることを肝に銘じ、引き続き、働く仲間の代弁者として活動する旨申し上げました。
 
こうしてご挨拶する機会も徐々に増えてきておりますが、組織のご支援に対する感謝の念のもと、より多くの職場の皆さんに今後、自身の考えを伝えていきたいと思います。

3年ぶりの東海第二発電所

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昨日は茨城県東海村へ。
 
11月2日には、原電労組組織内議員である寺門定範・東海村議会議員を敦賀にお迎えし、村政・市政報告会を開催したところですが、今回はその逆で、私が東海村へ行き、活動報告させていただく機会を得ました。
 
年に一度のこの機会。
 
コロナ禍で昨年はオンライン開催でしたが、「3年ぶり」に対面型で開催いただいたことにより、茨城県の各事業所の方にもご挨拶、暫し懇談することができました。
 
報告会の会場は東海第二発電所内ということで、夕刻そちらに向かうと、再稼働に向けて大規模な安全性向上対策工事が進む発電所構内は、以前に見た姿から一変し、大型クレーンが所狭しと並び、緊急時対策所設置のための地盤改良や高圧電源装置の工事が行われていたほか、敷地内を囲うビルの3階高さ(約20m)にも及ぶ防潮堤が一際目につく状況となっていました。
※セキュリティ上、敷地内の写真撮影は禁止のため、視覚で状況をお伝えできません。
 
構内に向かう途中、作業を終えた協力会社の方とすれ違いましたが、その数や途切れることがないほどであり、これだけ多くの方の協力のもと工事が進められていることを身をもって知ることができました。
 
今回、視察まではできませんでしたが、また改めて工事の詳細を拝見させていただきたいと思います。
 
メインイベントの報告会は、定時後に敷地内にある放射線管理センターの会議室で行われ、原電並びに原電エンジニアリングの皆さん参加のもと、約1時間、寺門村議並びに私からの報告、意見交換を行いました。
 
私は、いつもと同様、市政や議会のトピックス、活動状況をパワーポイント形式で報告した訳ですが、参加者の中には敦賀出身の方もおられ、お伝えした、現在工事が進む北陸新幹線敦賀駅周辺の工事状況や駅西エリアの開発については特に関心高く聞いていただけたように感じました。
 
意見交換の場においても、積極的に質問をいただき感謝。
 
とりわけ、国のエネルギー政策に対する自治体の受け止めや周辺地域との連携、あるいは自身の議員活動に関しても理解を深めていただけたものと感じた次第です。
 

【報告会の様子】
 
大規模な工事を進める東海第二発電所ですが、この日も地元の東海村を始め、周辺自治体にお住まいの皆さんに対する訪問活動(発電所の状況などをご説明)を展開していると伺い、まさに社員の顔が見える形での理解活動に敬意を表する次第。
 
再稼働に向けて進む東海第二発電所。
 
この冬も、東京圏内を始め、東日本の電力需給は極めて厳しい状況にあり、こうした事態を改善するためも、東海第二が再稼働を果たすことの意味合いは大変大きいもの。
 
安全第一を最優先に工事を完遂されること並びに地元の皆さまのご理解のもと、再稼働に進むことを願うとともに、距離は離れていても心はひとつ。
 
敦賀に戻ってからも、東海の地で働く皆さんにエールを送り続けたいと思います。

原電総連本店総支部にて報告会を開催

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この3日間は、敦賀を拠点に西へ東へとなっておりますが、昨日は原電総連本店総支部での活動報告会のため東京へ。
 
数ヶ月前は、あれほど閑散としていた東海道新幹線も活気を取り戻したかのように座席が埋まり、以前と異なる「コロナ禍」を感じたところです。
 
報告会は定時後に開催されるとあって、せっかくの上京の機会を有効にと参議院会館へ向かい、電力総連組織内国会議員である「浜野よしふみ」、「竹詰ひとし」両参議院議員事務所を訪問。
 
あいにく、浜野議員はご不在でしたが、竹詰議員は在室されており、突如の訪問に関わらず懇談の時間を取っていただき、国会運営やエネルギー政策に関することなどお話しすることが出来ました。
 
また来春の統一地方選に向けても温かいエールをいただき感謝。
 
国政と地方議会の違いはありますが思いをともに、今後も連携のうえ活動していきたいと思います。
 
さて、メインイベントの活動報告会ですが、先般敦賀発電所で開催したのと同様、原電総連組織内議員である寺門定範・東海村議会議員との合同開催で、本店の会議室をお借りし開催。
 
開会前には、「報告会には出られないんですけど」といって、私の顔を見に来てくれる方も複数おられ嬉しい限り。
 
報告会では、日頃のご支援に対する感謝をお伝えしたうえで、敦賀での報告会と同じくパワーポイント形式にて約20分、市政のトピックスや議会活動などをお話しさせていただきました。
 


【本店会議室で開催した報告会の様子】
 
その後の質問タイムでは、「いつもブログを見ています」との、これまた嬉しい言葉を掛けていただいたりもした訳ですが、閉会後も敦賀出身の方や以前、敦賀で勤務されていた方から「あんなに大きい新幹線駅が出来るなんて信じられない」、「出張の機会には必ずottaに寄ります」などのご意見まで。
 
こう言っていただけただけでも東京に来た甲斐がありました。
 
報告会終了後は、トンボ帰りで新幹線に乗り込みましたが、車中で思い返したのは「私は私で、敦賀2号機の再稼働に向けて、出来ることを精一杯やります」との言葉。
 
彼の言葉は、再稼働に向け、今後本格化するであろう審査対応にあたる本店の皆さんの覚悟のように感じ、身の引き締まる思いとなったところですが、現場と意識を合わせ、前進させねばと強く認識した次第。
 
モットーとしている「活動の原点は職場の声にあり」はまさにこういうことだとも感じた訳ですが、それぞれの業務に汗して働く仲間とともに、引き続き活動にあたる所存です。
 
なお、今晩19時からは3年ぶりとなる集合型での敦賀市議会「議会報告会」が開催されます。
 
活動の原点は「地域の声にあり」でもありますので、職場と同様、しかと耳を傾けてまいります。
 
※議会広報広聴委員会の林惠子副委員長と委員長の私とでご案内しております告知番組(YouTube)を以下にリンクしますのでご覧ください(3分程度の動画です)。
 

→議会報告会の告知番組はこちらから

現場そして中央で汗して働く仲間を誇りに

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11月9日の語呂に合わせ、今日から11月15日(火)までは「秋季全国火災予防運動」が全国各地で実施されます。
 
総務省のホームページを見るに、「119」の語呂のみならず、年末に掛けては火災が発生しやすい時季ということで、火災予防意識の一層の普及を図ることで火災の発生を防止し、高齢者等を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的として、毎年この時期に実施しているとのこと。
 
長男が地元の消防署にお世話になっていることもあり、我が家では火災予防に十分注意しているところですが、各ご家庭におかれましても「119」にダイヤルすることなきようご留意いただければと存じます。
 
→「令和4年秋季全国火災予防運動の実施」(総務省消防庁HP)の詳細はこちら
 
さて、こうして不測の事態に備え、日頃より訓練を重ねる消防士、救急救命士の皆さんには敬意を表するところですが、同じく、高い使命感と誇りをもって業務を遂行されているのはインフラを支える皆さん。
 
昨日は、国家の根幹を成す電力関連産業、とりわけベースロード電源を担う原子力職場にお勤めの皆さんに対し、活動報告の機会を頂戴しました。
 
小浜市せくみ屋で開催された、関西電力労働組合若狭地区本部の「ヤングライフセミナー」にお招きいただき、入社5年目の組合員の皆さんに対し、約15分間、自身の議会活動や敦賀市の状況などをお話しした訳ですが、真剣に耳を傾けていただきありがたい限り。
 
関西電力ではちょうど、高浜発電所4号機が11月6日に調整運転を開始し、出力上昇中ということで、これに関係する皆さんに対しても感謝の意をお伝えできたところですが、厳しい電力需給逼迫の冬期を前に、こうして戦線復帰を現場で支える職場の方々を心強く思った次第です。
 


【ヤングライフセミナーの様子】
 
関連し、心強いといえば電力総連。
 
経済産業省が11月8日(火)に開催した総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会原子力小委員会第33回会合では、革新炉WG、廃炉等円滑化WG等からの報告を受けるとともに、原子力政策に関する今後の検討事項について論議がされたところですが、専門委員として出席した電力総連の坂田会長からは、「何よりも高経年炉の安全確保を優先すべき」との考えを示したうえで、「利用政策上の対応として、特段の運転期間の上限規定を設ける必要はない」、「事業者が予見し難い他律的要素による停止期間は運転期間のカウントから控除すべき」、「エネルギー安定供給とGX(グリーントランスフォーメーション)の両立に不可欠な原子力の最大限活用に向け、現行の運転期間上限である60年を超える運転を可能とする制度的対応を早急に図るべき」とする意見書を提出したとのこと。
 
言うまでもなく、現実的且つ至極真っ当なご意見であり、私も考えをともにするところですが、こうした意見を是非、政策に反映いただきたいところ。
 
現場で電力供給を支える皆さん、中央で政策面から積極的にアプローチする皆さん、それぞれ電力関連産業で働く仲間。
 
真摯に汗して取り組む仲間の姿を頼もしく、誇りにも感じたところですが、地方議員である私自身も思いをともに、役割を果たすべくネジを巻く一日となった次第です。

今日よりずっと「いい日にする」のさ

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ここ最近は、各職場での報告会や労働組合関連の会議が続くところ、昨晩は「東洋紡労組敦賀支部第27回定期大会」にお招きいただき、ご挨拶の機会を頂戴しました。
 
私からは、日頃のご支援への感謝と、職場の皆さんの声を頂戴しながら、より良い敦賀市政、魅力ある住み続けたいと思えるまちづくりに向け、引き続き活動に邁進する旨お約束をさせていただきました。
 


【支部大会の様子】
 
かの渋沢栄一が創設者、その名の通り「東洋一の紡績会社を目指す」との思いのもと命名されたことは有名ですが、今年創業から140周年の東洋紡は、敦賀が誇る伝統と歴史ある地元企業。
 
最後には、新たなコーポレートロゴ(丸囲みを取り除いたTOYOBOのマーク)に思いを込め、さらに進化を目指す姿勢に最大限の敬意をお伝えした次第ですが、明治の文明開花からこうして今に至るまで、様々な困難をバネに変え発展し続ける「企業力」に改めて、日本の「ものづくり」の力を感じた次第です。
 

【夜空に浮かぶ新しいコーポレートロゴ】
 
さて、話しをガラリと変え、どなたにも「お気に入りソング」はお持ちかと思いますが、昨晩は思い出に残る歌謡曲を紹介する番組を懐かしく観たところ。
 
曲と併せ、街角の方のインタビューも紹介されていた訳ですが、その曲に励まされた方、考え方が変わった方、さらには人生の転機になったという方までおられ、改めて歌やメロディーが持つ力を感じたところ。
 
作り手の思いも聞くことができ、終盤で紹介された曲のひとつ、髙橋優さんの「明日はきっといい日になる」では、サビの部分に込められた意味にはこうありました。
 
《サビの部分》
明日はきっといい日になる いい日になる いい日になるのさ
笑い合えたらいい日になる いい日になる いい日になるのさ
今日よりずっといい日になる いい日になる いい日にするのさ
君が笑えばいい日になる いい日になる いい日になるでしょう
 
お気づきの通り、一箇所だけ入っている「いい日にするのさ」のフレーズに大きな意味を込めたと、作者ご本人(高橋優さん)が仰っておられました。
 
現に、街角の方からも、漠然と「いい日になる」と期待するのではなく、「いい日にする」のは「自分」なんだと気づかされたとの声がありました。
 
中でも、恋人を若くして病気で亡くされ、絶望の淵にあったところ、この曲を聴いて「自分で立ち上がらないと」と思い直し頑張れたという、女性のインタビューシーンでは思わず涙してしまいましたが、この「明日はきっといい日になる」は、新たに私の「お気に入りソング」になった次第です。
 
冒頭の企業の力と結びつけるに、やはり受動的に待つのではなく、自分たちで切り拓くとの組織としての意志や覚悟、そうしたことが重要なのだと感じたところですが、こうして私も、困難に陥った時、苦しいと思った時に「頑張れる」曲に出会えたことに感謝する夜となりました。

北陸電力敦賀火力発電所の皆さんに活動報告

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昨日も衆議院予算委員会で論戦が繰り広げられた国会ですが、国民民主党は同日、議員立法「総合的経済安全保障施策推進法案」(総合経済安全保障法案)を参議院に提出。
 
同法案は2022年の第208回通常国会でも参議院に提出していたもので、国際情勢の複雑化、社会経済構造の変化等に伴い、我が国の安全保障を確保するため、経済分野の施策の推進を図るもの。
 
208回国会で成立した政府案は、経済安全保障に関わる技術情報や特許の扱いなどを限定的に定めるものである一方、国民民主党案は、政府案に付加して、生産設備、エネルギー、食料、医薬品等、国民生活と日本の経済を守るために必要な事項も総合的に定めるものとしています。
 
また、政府案より深くセキュリティクリアランスについても一考しており、より現実的な対応を図る観点から、本法案の成立を求めるところです。
 
※セキュリティクリアランスとは?
先端技術の流出を防ぐため、重要な情報を取り扱う研究者などの信頼性を事前に確認する制度で、経済安全保障の強化に向け経済界などから導入を求める声が出ているもの。
 
自身が所属する政党中心とはなりますが、テレビや新聞に取り上げられなくとも、こうして重要な政策提言が行われていることなど、引き続き状況把握に努めたいと思います。
 
さて、そうした中、私のほうは9月定例会後の「活動報告会」をスタート。
 
皮切りの昨日は、お昼休みに日本原電の建設準備事務所、夜は北陸電力敦賀火力発電所へお伺いしました。
 
敦賀火力での報告会では、発電所に隣接するビル内にあるホールを会場にしていただいたほか、組合執行委員さんに加え、敦賀在住の方にもお声掛けいただいたと聞き、大変ありがたく感じたところ。
 
報告会では冒頭、日頃のご支援に対する感謝を述べた後、いつものパワーポイント形式にて約30分、議会の構成や市政のトピックス、9月定例会、政党の関係までをお伝えさせていただきました。
 


【報告会の様子】
 
その後の意見交換においては、防災や道路・河川の維持改修、交通安全に関することなど、率直且つ活発に声をいただき感謝。
 
要望として承ったこともありましたので、しかとメモに残し、今後確認、対応していきたいと思います。
 
以前から親しくお付き合いさせていただいている敦賀火力の皆さんですが、この日もお休みのところわざわざ聞きに来てくれた方、同じ時期に労組役員をしていた方も顔を出してくれるなど、報告会終了後も暫し談笑することができ、何とも心安らぐ時間となりました。
 
また、発電所に関しては、敦賀火力2号機では15年前から石炭よりも発電に伴う二酸化炭素の排出を抑えられる、木材由来のバイオマス燃料を混ぜて発電を行っていますが、脱炭素化に向けた世界的な潮流があるなかで、さらにバイオマス燃料の比率を高めるべく、活用に向けた工事を安全最優先で着実に進めており、安定供給に加えてこうした技術開発の取り組みにも敬意を表するところ。
 
電力需給が厳しい折、屋台骨の火力発電所を支える皆さんのご苦労は相当なものとお察しいたしますが、引き続き安全第一での取り組みをお願いするとともに、私自身は現場で汗して働く皆さんの代弁者として、市政とをつなぐパイプ役に徹することを胸に置き、夜の正門を後にした次第。

連合福井嶺南地域協議会の皆さんに活動報告

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水曜日の昨日は、定例の辻立ちからスタート。
 
気温は18℃とめっきり涼しくなり、秋の深まりを感じながらの活動となりました。
 
また、連れ立って活動いただいた労組役員からは、「前に一緒に立った時より、手を振ってくれる方増えてません?」との言葉。
 
密かに私も感じていたところですが、この日も手振りや会釈などリアクションをとっていただける方が多く、嬉しく思うところ。
 
西浦での辻立ちは週1回と、決して頻度は多くありませんが、議員になる前から続けてきたことであり、今後も通行される皆さんに、感謝の気持ちと元気を伝えられるよう、笑顔で活動を続けていきたいと思います。
 
さて、昨日のメインイベントは、19時より若狭町レピアホールで開催された、連合福井嶺南地域協議会、F-TOP21敦美地区・若狭地区合同の「議会報告会」。
 
嶺南地域の連合福井推薦議員は、敦賀市選出の北川博規・福井県議会議員、今川博・敦賀市議会議員、小幡憲仁・高浜町議会議員(現高浜町議会議長)、そして私の4名ということで、全員が揃っての報告会となりました。
 
この日の持ち時間は、ひとり15分。
 
従来の報告会は紙資料の口頭ベースでしたが、昨日は新たな試みとして、スクリーン、プロジェクターも準備いただけるということで、私にとっては「普段通り」の報告スタイルでパワーポイントを作成のうえ、報告会に臨んだところです。
 
内容に関しては、嶺南一円の労組役員が集まることを念頭に、敦賀市政のトピックスでは、北陸新幹線敦賀駅工事の状況を中心に、敦賀市議会関係では、9月定例会の一般質問や採択された意見書(原子力政策の明確化、国道8号バイパス建設促進)の内容を中心とし、写真多用のパワーポイントにて、自分なりの思いを伝えました。
 

【少しでも分かりやすくを心掛けていますが、昨日の内容はどうであったか?】
 
コロナ禍で一時は開催を控えていたこの「議会報告会」ですが、連合福井傘下の労組役員の方に直接お話しする機会だけでもありがたいところ、各級議会の状況やそれぞれの課題を知れるということは、私にとって大変有意義であり、得るもの多き場となった次第です。
 
会場を出ると、夜空には美しい満月が浮かんでいました。
 
夜空を見上げながら、このような場を与えていただいたことに感謝するとともに、引き続き、働く仲間の皆さんの声を大切に活動することを誓う、そんな1日となりました。
 

【報告会会場全景。真剣にお聞きいただいた皆さんに感謝。】

今日から福井県の最低賃金は「888円」

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「燃える闘魂」アントニオ猪木さんが、昨日お亡くなりになりました。
 
悲報を聞き、プロレスブームだった小学生の頃、「卍固め」や「コブラツイスト」など、猪木さんのマネをして、友達と技の掛け合いっこをしたことを思い出した次第ですが、私にとっては何と言っても「元気があれば何でもできる」の言葉。
 
困難にぶつかった時、気持ちが沈んだ時には、あの「元気ですか!」、「元気があれば何でもできる」の言葉を自分に言い聞かせ、或いは仲間と声を掛け合い、これまで何度も乗り越えてこられました。
 
リング上の血沸き肉踊る、まさに「闘魂」の姿、そして「元気ですか!」の言葉のままに、人々に勇気を与え続けた猪木さんの人生に敬意と感謝の気持ちを送るととともに、心よりご冥福をお祈りいたします。
 
さて、偉大なるスターを失った日となりましたが、昨日は16時より、連合福井嶺南地域協議会の皆さんと、本日10月2日に改定される「福井県の地域別最低賃金」について、周知のための街頭活動を「さかな街前交差点」にて行いました。
 
この最低賃金制度とは、働いて受け取る賃金の最低額を法的に保障する制度であり、「最低賃金法」に基づき、国が賃金の最低限度額を決め、使用者(事業主)は、その最低賃金額以上の賃金を支払わなければならないとするものです。
 
また、この最低賃金には都道府県ごとに設定される「地域別最低賃金」と、特定の事業もしくは職業ごとに設定される「特定(産業別)最低賃金」の2種類があり、いずれもこの「最低賃金」以下で働かせた場合は、法律による罰則対象となります。
 
ちなみに、この罰則に関しては、「地域別最低賃金」に違反した場合は「50万円以下」の罰金(一人当たり)、「特定最低賃金」に違反した場合は「30万円以下」の罰金(一人当たり)となっておりますことご認識いただければと思います。
 
最低賃金に関しては、毎年10月に改定されるということで、ちょうどこの時期となる訳ですが、「中央最低賃金審議会」という厚生労働省の諮問機関が、その年の「地域別最低賃金引き上げ目安額」を決め、その後、福井県においても公労使(使用者、労働者、社労士など公益の三者)の委員で構成する「福井県地方最低賃金審議会」で金額改正の審議がされ、結果、1時間あたり「30円」という引き上げ額になったというのが流れとなります。
 
ついては、県内の最低賃金時間額は本日より「30円」引き上げられ「888円」に、午後10時から午前5時の深夜勤務時間帯は「1,110円」となりますので、皆さまご自身が働く会社においてご確認のほどお願いいたします。
 

【福井県の最低賃金はこのようになります。】
 
なお、実態として、現在の地域別最低賃金の最高額は、東京の「1072円」、最低額は沖縄県の「853円」となっており、この差は「219円」。
 
福井県とでも東京都とは「184円」の差となっていることから、この地域間格差を解消すべく、連合としては、地域間格差の解消につながるよう目安に縛られない見直しを要請するとともに、できるだけ早い全国平均「1000円」の達成、「誰でも時給1000円」を目指し、取り組んでいるところです。
 
本日は連合福井の街宣活動に合わせ、最低賃金のことをご紹介させていただきましたが、最後に、ご自身の賃金について「おかしいな」と思われた方は、労働局または最寄りの労働基準監督署へ相談いただくとともに、連合福井の労働相談フリーダイヤル「0120-154-052」(いこーよれんごうに)でも対応しておりますので、一人で悩まずご相談いただけますようお願いいたします。
 

【連合の皆さんとこうして活動するのも久しぶり。今後も働く仲間の皆さんとともに行動してまいります。】

嶺南一円で働く仲間の皆さんのために

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爽やかな青空が広がった昨日。
 
日中、強い日差しと感じましたが30℃には届いていなかったようであり、気象データ上でも徐々に過ごしやすい季節となってきたようです。
 
これからは、食欲やスポーツ、読書など、楽しみ満載の「秋」を迎えますので、私自身も何か目的を定めて過ごしたいと思うところです。
 
さて、そんな日曜日でしたが、午前中は、以前にご案内をいただきました、日本郵政グループ労組(JP労組)福井南部支部の「第15回定期支部大会」に出席するため、小浜市まで車を走らせた次第。
 
JP労組さんは、同じ同盟系であった全郵政時代からのお付き合いで、支持政党が立憲民主党になった後も、こうして連携させていただいている連合の仲間。
 
この日もお招きいただいたうえに挨拶の機会も頂戴し、私からは、郵政事業を支える職場組合員の献身的な業務遂行とコロナ禍での組合活動に敬意を表するとともに日頃の自身の活動に対するご理解とご支援に感謝申し上げた次第です。
 
また、敦賀から高浜までの嶺南一円をエリアとする福井南部支部とあって、代議員の皆さんにも関係する、8月の豪雨を踏まえた防災の関係、さらには北陸新幹線敦賀開業に向け、駅西地区に「otta」がオープンしたことや開業効果を嶺南一円に波及させることが、小浜開業に向けても必要であることなど、敦賀だけに留まらない取組みについてお話しさせていただきました。
 

【小浜婦人の家で開催された大会会場の様子】
 
そうして、私を含む5名の来賓挨拶を終えた後、退席となりましたが、来賓の方からも「今度、otta行きます!」などとお声掛けいただき、話した甲斐があったものと嬉しい気持ちで会場を後にしました。
 
北陸新幹線敦賀開業に関しては、地域住民の皆さんに、いかに「自分ごと」に感じてもらえるかが鍵だと考えますので、機会あるごとに自身の考えをお伝えしていきたいと思います。
 
その後は、せっかく小浜まで来たのでフィッシャーマンズワーフに寄り、工場直販のお店で気さくな店主と暫し談笑のうえ「鯖寿司」を手土産に購入し帰路についた訳ですが、晴天のドライブで小浜〜若狭町〜美浜町と順に過ぎる景色を見るにつれ、嶺南はやっぱり良いところだなぁと改めて感じた次第です。
 
そう感ずるに、私が市議としてやるべきは、何をおいても敦賀市のことというのは重々承知をしたうえで、可能性を秘めたこの嶺南エリアの発展にも何か貢献したいと思うところ。
 
幸いにして私は、2市4町で構成する「嶺南広域行政組合」の議員でもありますので、地方議会における働く者の代表として、広く「地域と職場の声」を収集し、引き続き、少しでもお役に立てるよう尽力する所存であります。

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