一体どこの国の領土なのか

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昨晩は、福井県原子力平和利用協議会主催のセミナーに出席。「目指すべきコミュニケーションのあり方」と題し、信頼関係を得るための理解活動について講義を拝聴させていただきました。
情報を押し込むむのではなく、相手の知りたいことをお伝えする。見解の相違がある方に対しては、目的・趣旨などで共通点を見出し、同じ方向性を目指す同士であることを認識し合うことなど、議会活動にも通ずる多くのヒントをいただきました。
 
話しは変わり、竹島周辺で領空侵犯を犯したロシア軍機に対し、韓国が警告射撃をしたとのニュース。
竹島は我が国の領土と言わんばかりに反応する韓国に対し、菅官房長官の記者会見内容は、①両政府に抗議、②再発防止を求める、③領有権に対する我が国の立場に照らし極めて遺憾とのコメント。
しかも映像を見る限り感情なく淡々と…。
 
これでは、本気で怒っているとは到底思えません。
ただでさえ実効支配を狙われている竹島。
決して警告射撃を肯定するものではありませんが、国際的にこの日韓両国の対応を見て、竹島はどちらの国の領土なのか疑問符がつくのではないかと危惧するところです。
 
ホルムズ海峡の対応を含め、綺麗ごとだけで済まない、目の前にある国際情勢にどう対応するのか。国民ひとり一人が見過ごしてはならない、現実的な課題であると考えます。