心に響く「ジュニア吹奏楽友好都市コンサート」

ブログ まちづくり

昨日は「お見事!」と感動したことがふたつ。
 
ひとつは大阪マラソンでの平林清澄選手(国学院大3年)の快走と快挙。
 
平林選手は敦賀のお隣にある美方高校出身であり、箱根駅伝の時も応援している選手ですが、昨日は何と、初マラソンで衝撃のレースを見せ、2時間6分18秒の好タイムで優勝。
 
日本学生記録はおろか、初マラソン日本最高(2時間6分45秒)も大幅に更新する日本歴代7位という快挙。
 
体重44キロの身体のどこにそんなパワーがあるのかと思いますが、苦しくとも果敢に攻める、見ている人に勇気を与える素晴らしい走りに感動した次第です。
 
「ここが自分の最高地点ではない」と語る平林選手。
 
最終学年、そして次のオリンピックへと、今後のさらなる活躍を応援しています。
 
ふたつ目は、午後に敦賀市民文化センターで開催された「ジュニア吹奏楽友好都市コンサート」。
 
このコンサートは、2014年に敦賀市と原子力災害時広域避難先として受入れ協定を締結、2021年には友好都市提携を結んでいる奈良県生駒市との友好関係を一層深めようと、敦賀ライオンズクラブが企画されたたもの。
 
敦賀の中学生で構成する「敦賀市民ジュニア吹奏楽団」と生駒市の「桜ケ丘小ハーモニックバンドクラブ」によるコンサートは、第一部が敦賀、第二部が生駒、最後は合同ステージと約2時間、見事な演奏に聴き入った次第です。
 
なお、桜ケ丘小ハーモニックバンドクラブは、昨年11月に開催された全日本小学生バンドフェスティバルで金賞に輝いたとあって、小学生とは思えない迫力ある演奏。
 
一方、MCでは、可愛らしい男の子達が、漫才コンビのような掛け合いトークで笑いを誘うなど、こちらは小学生らしい一面を微笑ましく感じたところです。
 
第一部、二部とそれぞれ素晴らしい演奏を聴かせていただいた後、ラストを飾る両市の児童生徒が合同ステージでは、能登の被災地に送る「いのちの歌」を演奏。
 
本当に能登に届くかの、気持ちのこもった合奏と合唱に自然と涙が頬を伝った次第です。
 

【合同ステージによる「いのちの歌」。心に響きました。】
 
感動と勇気を頂戴した児童生徒の皆さんに大きな拍手を送ると同時に、このような機会を企画いただいた敦賀ライオンズクラブの方々に感謝申し上げます。
 
生駒も敦賀も自然と歴史があり、そしてやさしい人が集うまち。
 
このコンサートを機に、両市の各世代間交流が今後ますます深まり、発展しますこと、心より祈念いたします。