代表質問の発言通告書を提出

ブログ 敦賀市議会

注目の衆議院政治倫理審査会。
 
自民党派閥の政治資金パーティー収入不記載の件を巡り、昨日は現職首相初となる、岸田文雄首相(自民総裁)が出席しての審査会が開催されました。
 
審査会で首相は、「政治不信を引き起こしていることに総裁として心からお詫びを申し上げる」と謝罪したうえで、会計責任者だけでなく国会議員も責任を負う「連座制」の導入と今国会中の政治資金規正法改正にも意欲を示しました。
 
一方、肝心のいわゆる「裏金」作りの「経緯」や「使途」に関してはこれまでの答弁の繰り返しで、政治活動以外には使っていないと述べましたが、それを証明する証拠は何も示されず、総裁として自ら全容解明する本気度は見えませんでした。
 
続いて出席した二階派事務総長の武田良太元総務相も、派閥の収支報告書の虚偽記載に関し、自身と二階派の二階俊博会長は「関与していない」、「すべてを会計責任者に任せていた」と主張。
 
これでは不信感は払拭されないと思いますが、今日は、安倍派で要職を務めた4名が出席されます。
 
「政治への信頼回復」につなげるため出席に応じられたのであれば、是非ともこの場で事実関係を明らかにしていただきたいと思います。
 
さて、同じく昨日、敦賀市議会は、来週3月6日〜8日に行われる代表・一般質問の発言通告締切日。
 
なお、3月定例会は、年に一度の代表質問があり、今回私は会派(市民クラブ)を代表しての質問を任されているところ。
 
また、通告締切日に関しては、来年度当初予算審査がある(ボリュームが大きい)ことを考慮し、いつもより遅く設定されていた訳ですが、結局前日遅くまで質問構成や項目の抜き差しを行うのは変わらず…。
 
仕上げの遅さを毎度反省するところではありますが、午前中のうちに無事提出しました。
 
前定例会より、理事者側の事務効率化(答弁作成システム運用)のため、これまで紙媒体のみとしていた提出方法をデータ併用する形となっているところ、いずれにしても発言通告書の役割は、理事者側に質問の趣旨や背景まで齟齬なきよう伝えるものと、今回は8ページものとなりました。
 
「簡潔明瞭」とは遠いかもしれませんが、理事者の皆様におかれましては、そうした思いを込めたということでご理解いただければ幸いです。
 
肝心の質問項目は以下のとおり。
 
1. 災害に備えるまちづくりについて
2. 新しい総合計画について
(1)人口の将来展望
(2)少子化対策
(3)計画推進の源泉
(4)新幹線効果に向けた戦略
(5)各取組の展開とローリング
3. 今後の財政運営について
4. エネルギー政策について
(1)原子力政策
(2)スマートエリア形成
 

【思いを込めた通告書。齟齬なく伝わればと。】
 
今回、代表質問5名、一般質問12名の計17名が通告しており、全議員の発言通告一覧につきましては、敦賀市議会ホームページに掲載され次第、追ってご紹介したいと思います。
 
最後に、代表質問は、所属人数の多い会派順に質問するため、最大会派「市政会」に次いで、3人会派の「市民クラブ」は2番目。
 
私の出番は、3月6日(水)の午後一番になろうかと思います。
 
北陸新幹線開業を迎える歴史の転換点に当たる3月定例会。
 
持ち時間37分に思いを込めて、敦賀の将来を展望する質問となるよう臨んでまいります。