イベントやスポーツ大会を支える裏方さんのチカラ

ブログ まちづくり

曇天続きの4連休となり、梅雨前線がまだ残る日本列島ですが、今週の半ば頃からは次第に夏の太平洋高気圧が西日本に張り出してくるとのこと。
 
早いもので7月も最終週となりますが、お子さんは夏休み、大人も夏の訪れを楽しみに、今週も頑張りましょう。
 
さて、夏の風物詩といえば「敦賀港カッターレース」でありまして、徹底したコロナ対策を講じつつ、規模を縮小して今年も開催する運びとしていることは以前にご紹介しました通り。
 
一昨日の土曜日には、8月9日(日)の本番に向けたカッター下ろし(仮置き場から移動し、海に浮かべる作業)が行われ、私もスタッフの一員として原電労組(ボランティア参加)の皆さんと参加しました。
 
この日は、会場の川崎・松栄岸壁に20名弱のスタッフが集合し、それぞれの持ち場を確認後、3艇のカッター(例年は4艇)をユニック車で移動、オールや艇に必要な装備品などの据え付けまでを行いました。
 


 
海の世界では、ロープの結び方など基礎的なことが出来なければ「使えない人?」ということで、実は私もそのひとり。。。
 
カッターを海に下ろして以降は、颯爽と艇に乗り込み、装備品を手際良く装着していく海洋少年団OBや海の男の皆さんの仕事っぷりを補助することしか出来ませんでしたが、「安全第一」の作業は大変勉強になりました。
 
作業終了後は、会場を屋内に移し、作業にあたったスタッフ全員の抗原検査を実施。
 
もちろん初めての経験でありましたが、検査キットの説明を受けながらスムーズに検査を進め、結果、私を含め全員が「陰性」。
 

【「陰性」を示すCの位置にラインが出てひと安心】
 
大会当日まで、引き続きコロナ感染防止に念には念を入れた準備を進めていきます。
 
こうして、この時期に開催しようという各種イベントやスポーツ大会に関しては、同じように入念な対策と気を使いながらの運営に苦慮されていると思います。
 
昨日、福井県内では、陸上競技の「福井国体記念強化記録会」、水泳の「県選手権大会」、テニスでは県内8校の高校が参加しての「交流試合」などが開催され、選手や関係者の皆さんの思いが込められた「今シーズン初」を迎えられたようです。
 
一方、高校野球と同様に、これらの大会や記録会を最後とし、高校部活生活にピリオドを打たれる選手も多かったと思いますが、参加されたひとり一人にとっての「区切り」と今後のさらなる成長への糧となることを願うとところであります。
 
私の知人や同級生のFacebookなどには、この日行われた大会のスタッフとして汗を流し、無事の大会開催に安堵する様子が書かれており、「裏方」としてのご苦労をヒシヒシと感じた次第です。
 
選手の皆さんの一生の思い出づくりの裏には、思いを持って支えていただいている「縁の下の力持ち」の存在があることを忘れてはなりません。
 
改めて、イベントやスポーツ大会を支える裏方さんのチカラに感謝するとともに、自身もその一員となれるよう汗をかいていきたいと思います。