3年ぶりの東海第二発電所

ブログ 働く仲間とともに

昨日は茨城県東海村へ。
 
11月2日には、原電労組組織内議員である寺門定範・東海村議会議員を敦賀にお迎えし、村政・市政報告会を開催したところですが、今回はその逆で、私が東海村へ行き、活動報告させていただく機会を得ました。
 
年に一度のこの機会。
 
コロナ禍で昨年はオンライン開催でしたが、「3年ぶり」に対面型で開催いただいたことにより、茨城県の各事業所の方にもご挨拶、暫し懇談することができました。
 
報告会の会場は東海第二発電所内ということで、夕刻そちらに向かうと、再稼働に向けて大規模な安全性向上対策工事が進む発電所構内は、以前に見た姿から一変し、大型クレーンが所狭しと並び、緊急時対策所設置のための地盤改良や高圧電源装置の工事が行われていたほか、敷地内を囲うビルの3階高さ(約20m)にも及ぶ防潮堤が一際目につく状況となっていました。
※セキュリティ上、敷地内の写真撮影は禁止のため、視覚で状況をお伝えできません。
 
構内に向かう途中、作業を終えた協力会社の方とすれ違いましたが、その数や途切れることがないほどであり、これだけ多くの方の協力のもと工事が進められていることを身をもって知ることができました。
 
今回、視察まではできませんでしたが、また改めて工事の詳細を拝見させていただきたいと思います。
 
メインイベントの報告会は、定時後に敷地内にある放射線管理センターの会議室で行われ、原電並びに原電エンジニアリングの皆さん参加のもと、約1時間、寺門村議並びに私からの報告、意見交換を行いました。
 
私は、いつもと同様、市政や議会のトピックス、活動状況をパワーポイント形式で報告した訳ですが、参加者の中には敦賀出身の方もおられ、お伝えした、現在工事が進む北陸新幹線敦賀駅周辺の工事状況や駅西エリアの開発については特に関心高く聞いていただけたように感じました。
 
意見交換の場においても、積極的に質問をいただき感謝。
 
とりわけ、国のエネルギー政策に対する自治体の受け止めや周辺地域との連携、あるいは自身の議員活動に関しても理解を深めていただけたものと感じた次第です。
 

【報告会の様子】
 
大規模な工事を進める東海第二発電所ですが、この日も地元の東海村を始め、周辺自治体にお住まいの皆さんに対する訪問活動(発電所の状況などをご説明)を展開していると伺い、まさに社員の顔が見える形での理解活動に敬意を表する次第。
 
再稼働に向けて進む東海第二発電所。
 
この冬も、東京圏内を始め、東日本の電力需給は極めて厳しい状況にあり、こうした事態を改善するためも、東海第二が再稼働を果たすことの意味合いは大変大きいもの。
 
安全第一を最優先に工事を完遂されること並びに地元の皆さまのご理解のもと、再稼働に進むことを願うとともに、距離は離れていても心はひとつ。
 
敦賀に戻ってからも、東海の地で働く皆さんにエールを送り続けたいと思います。