人づくりこそ国づくり!〜玉木雄一郎代表が福井街宣〜

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大気を裂くかの風切り音に、窓ガラスを強く叩く雨。
 
離れていてもこの状況の「台風14号」が相当の勢力であることを感じる朝となっています。
 
敦賀市においては、台風第14号の接近に伴い、9月19日(月)午前10時に自主避難所及び福祉避難所を開設するとしたほか、その後の状況に応じて、避難所の追加や避難指示等に切り替わる可能性があるとし、ホームページなどにて呼び掛けを行っています。
 
自主避難所の設置場所等の詳細については、以下、敦賀市ホームページにてご覧ください。
 →台風14号に関する情報(敦賀市HP)はこちら
 
先の一般質問で私は、防災対策に関して迅速な初動対応を求めたところですが、線状降水帯と違い、台風はある程度予測できるとはいえ、既にこうして事前の対応が図られていることを評価する次第です。
 
なお、「敦賀市防災メール(トンボメール)」や「Yahoo!防災アプリ」の登録状況は低い状況(トンボ:8,515件、Yahoo防災:約19,000件)にあり、市民の皆さんに一早く災害情報を届けるためには、これら「PUSH型」(調べなくても届く)のツール利用が非常に大事なことと考えます。
 
ついては、この際、まだ登録されていない方は是非、以下ご覧いただき、迅速に災害情報が得られるよう準備のほどお願いいたします。
 
 →「敦賀市防災メール(トンボメール)」の登録方法はこちら
 
 →「Yahoo!防災速報」アプリの設定方法はこちら
 
さて、今日の天気が嘘のように、昨日の午前中は青空が広がったところですが、その天気の中、11時からは国民民主党「全国キャラバン」(玉木雄一郎代表による街頭演説会)を福井駅前で開催しました。
 
私自身は福井県連所属議員の一人として、開催に至るまでの準備や、この日も運営側で対応したところでありますが、このキャラバンに多くの方にお越しいただき誠にありがとうございました。
 
お子さん連れや障害のある方、高校生などの姿もあり、多様性ある我が党らしい街頭演説会となったと受け止めています。
 
本日は、会場で必死でメモを取りました玉木代表の発言をご紹介いたします。
 
国民民主党の政策に関しては、賛同いただける部分、そうでない部分もあろうかと思いますが、「対決より解決」、「現実路線の改革中道政党」の言葉通り、行動を続ける同党のことを少しでもお知りいただければ幸いに存じます。
 
以下、玉木代表発言概略。
 

【颯爽と壇上に立つ玉木雄一郎・党代表。左から2番目は同行された、田村まみ参議院議員。】
 
【玉木代表・福井街宣!人づくりこそ国づくり!】
 
◉ 我が党の政策は日本一だと思っている。実現すれば日本は蘇る。政策はいいが現役世代や子育て世代に向いている、正社員向けだ、自分達の声は届かないのかとのご意見を選挙後に多く頂戴したが、「給料が上がる経済」は全ての人にプラスになる。
 
◉ 自治体議員の仲間を増やしたい。我こそはという方がいれば、ぜひ出てもらいたい。地域地域の課題は、自治体議員を増やして政策に繋げていく。全国で倍にしたい。
 
◉ 2年前、3年前の給与水準が下がったら、年金受給者の額も下がるのは仕組みの問題。年金を下げないためには給料を上げることであり、年金生活者のための安心につながる。我々の伝え方をもっと工夫しないといけない。
 
◉ 最低賃金は全国平均で1,000円にしたいが、当面は所得の壁を緩和して実施した上で将来的には税制を見直していきたい。なので、正社員のためだけではないことももっと伝えていかないといけない。
 
我が党として23兆円の経済対策を出したが、具体的に政策を出して提言しているのは国民民主党だけ。他党のやることは遅いし、選挙で有権者に示した約束は何だったんだと言いたい。パフォーマンスで政治やってる場合じゃない。我々は、おかしいと言う時にはじゃあどうやって変えるかという対案を持っている。胸にバッチを付け、皆さんの税金をいただいている政治家はそれが無ければならない。
 
◉ 正論吐くことをやめたら、バッチつけている意味が無い!残念ながら力が小さくて実現できないのが悔しい。
 

 
◉ エネルギーに関しても世界はどんどん変わっている。再エネも否定しないが、ロシアや台湾海峡の危機が迫る中、中東からの安定した資源輸入は担保できるのか。原子力の次世代軽水炉、小型モジュール炉や高温ガス炉などのリプレースの必要性まで具体的に政策に書いたのは唯一我が党だけだ。
 
◉ 岸田総理は検討の指示を出したが、やはり「検討使」。政治が(原子力の議論を)避け続けてきたから、いま電力需給逼迫に陥っている。原子力は国策として進めてきたことであり、きちんと国が語ることを避けてはいけない。だから政策にも書いた。
 
◉ 目指すのは「給料が上がる経済の実現」。日本だけなんですよ30年も給料が上がってないのは。ウォルマートの店員の時給は4,000円が最賃。ヨーロッパもお隣韓国も給料は上がっている。プリンストン大学は低所得層の授業料を免除しているが、年収1400万円以下が低所得扱い。何故、日本だけがこうなのかと言えば、これほど真面目に勤勉で働く皆さんがサボったからでは決してなくて、この間採ってきた国の政権が悪いから。使わなければならないところに積極的に使う。それは人づくりだ。
 
明治維新も戦後からの高度成長も、常にそこに人がいたから日本はやってこれた。人を粗末にする政策ではいけない。いま日本は、科学技術立国から落ちていこうとしている。質の高い論文トップテンからは脱落し、現在12位。トップは中国だ。何故なら日本は科学技術予算を0.9倍にし、必要な財源投資をしていないから。大学からは研究すらできないという悲鳴を聞いている。もう一度、科学技術立国に復活させる。
 
子育ての支援。今年は史上初めて20万人を切る。所得制限設ける必要無い。累進課税の累進を高めれば良い。やめるべきだ。人づくりこそ国づくり。すぐにでも子育て予算を倍にすべき。
 
我が党が掲げる「改革中道」は右でも左でもない。皆んなで一緒に上に行ける、そんな日本に堂々と進んでいきたい。
 
以上が、国民民主党の考えであります。
 
演説会の最後の質問タイムで、躊躇なく手を挙げたのは何と敦賀から来てくれた高校生。
 
国民民主党の集会には、こうして若い世代が集まっているのが特徴でもありますが、互いに真っ直ぐに向き合い、質疑する姿はどこか「明るい将来」をイメージできるものとなりました。
 

 
すべての考え、政策は私自身、自信をもって皆さんにお訴えできるものであり、是非ともこれに共感いただける仲間を増やしていきたいところ。
 
党員・サポーターは常時募集中、さらに来春に向けた統一地方選挙にて「我こそは!」という方がいらっしゃいましたら是非、私までお声掛けくださいますよう宜しくお願いいたします。