3月定例会閉会

ブログ 敦賀市議会

28日間に亘る3月定例会は、昨日最終日を迎え、一時休校以降の放課後児童クラブの運営や自粛の影響を受ける中小企業等の融資に対する利子補給など、新型コロナウイルス感染症対策に関する追加議案も含め、40議案を可決の後閉会しました。
 
過去最大規模となる令和2年度一般会計予算に関しては、6つの会派全てと無所属議員1名が討論に立ち、それぞれの考えを主張した上で可決しました。
 
我が会派も賛成の立場から討論を行いましたが、こうして賛否両論の如く、それぞれが受け止める民意を踏まえ活発に意見が述べられる議会というのは、まさに議会制民主主義の望ましい姿であると感じた次第。
 
私は、本年10月1日から20%の料金改定を行うとする水道事業及び下水道事業に係る条例の一部改正に対し、賛成の立場で討論を行いました。
 
本件に関しては、誰しも公共事業の値上げは好ましくないと思うところでありますが、敦賀市の財産とも言える良質な水質を安価で提供し続ける、或いは汚水の適切な処理により環境を保全し続けるとの意味合いから、「使用者公平負担」の原則並びに次世代にツケを回さない、いわゆる「世代間公平負担」の考えに則り、料金改定は必要であるとの自身の信念に基づき討論の場で主張した次第。
 
市民の皆さんにとっては聞こえの悪いことかも知れませんが、それぞれの事業の実情を踏まえ必要不可欠のものとしてご理解いただければと思います。
 
市に対しては、市民の皆さんに十分ご理解いただけるよう真摯且つ丁寧な説明を求めましたが、私は決定権を有する議員の立場として、賛成討論した立場として、自身もその役割を担うものとして今後対応していきたいと思います。
 
次なる6月定例会は6月8日から始まります。
早や2クール目となり、もう1年目だからと言ってられませんので、フンドシを締め直し心して活動にあたります。
 
叱咤激励含め、引き続き皆さんのご支援、ご指導をどうぞ宜しくお願いいたします。