活気あふれる「ふれあいサロン」、今後は元気のお返しを

ブログ まちづくり

振り返るとブログの書き出しは天気のことが多く、社交辞令の挨拶の如くバイタリティーの無さを感じる次第です。
 
とは言え、書かずにいられないのが雲ひとつない昨日の青空。
 
見上げると心も晴れ晴れする秋の空は季節の代名詞でもあり、さらにこれからの紅葉と重ね合わせ「色の調和」を楽しむ気持ちの余裕を持ちたいと思います。
 
さて、そんな気持ちの良い昨朝、私の住むひばりヶ丘町では「ふれあいサロン」が開催されました。
 
この「ふれあいサロン」は、敦賀市が委託をし、敦賀市社会福祉協議会と敦賀市農業協同組合が開催するもので、概ね65歳以上の方を対象に近くの町内会館などで、健康チェック・レクリェ-ション活動・各種相談(健康・生活等)などを行うというもの。
 

 
ひばりヶ丘町では、町の福祉部のメンバーの皆さんが敦賀市社会福祉協議会さんと連携を図りつつ、コロナ対策を図りながら再開したもので、この日は約20名の方が参加されていました。
 
私のほうは、以前よりお声掛けをいただいており、昨朝は開始時にお邪魔をしご挨拶と近況報告をさせていただきました。
 
実は、私の母も福祉部の役員側で参加をしていたため、「何分くらい話していいの?」と聞くと、「3分!」との返事。
 
確かに、貴重なサロンの時間を潰してはならぬとカラータイマーの鳴るウルトラマンの如く、やや急ぎでお話しさせていただきました。
 

 
私の活動内容はそこそこにし、野坂山の麓に住んでいると、敦賀駅周辺や金ヶ崎など、いわゆる「まち」側を見る機会も少ないことから、視覚として伝わるよう写真を用い、北陸新幹線敦賀延伸工事や新ムゼウム、市庁舎建設、国道8号空間整備などの「変化」もご紹介。
 

 
「こんなんになったんやー」の声が嬉しく感じました。
 
「変化」を感じることは「感動」や「刺激」にもつながることから、是非足を運んでいただきたいとのお願いを添え、挨拶を閉じさせていただきました。
 
その後、しばらく会場にて様子を見させていただくと市の社会福祉協議会トレーナーさんの軽妙なトークに始まり、音楽に乗っての体操など、皆さん楽しそうな笑顔。
 
こうした身近な場、ちょっとしたイベント、ちょっとした外出と何より「おしゃべり」することが高齢者の皆さん同士のコミュニケーションと心身の健康につながると考える訳であり、「認知症ほっとけんまち敦賀」を掲げ、地域で支える様々な認知症予防に取り組むことの重要性と効果について、改めて認識した次第です。
 
日本の社会動向と同じく、敦賀市内の高齢化率もほぼ3割となってきていますが、高齢と呼ぶのが失礼なほど元気に活動されている方も多くいらっしゃる訳であり、またそうした方のお陰で地域活動など様々なことが回っている実態からすれば、将来に向けていかに健康寿命を延ばし、より長く、よりイキイキと「まちの元気の源」として人生を送っていただけるか。
 
そういった視点をもって、まちを挙げて取り組んでいければと考えます。
 
ひばりヶ丘町では、今後も月に1度開催される「ふれあいサロン」。
 
昨日は、コロナを吹き飛ばすかのようなおじちゃん、おばちゃん達の元気と笑顔に、私の方がパワーをもらいましたので、次からは逆に私が皆さんに元気とパワーを与えられるよう、引き続き参加していきたいと思います。