市民に寄り添う取組みとは

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県内各市町が講じる、生活や経済に関する独自のコロナ対策と比較して、敦賀市の取組みに対する賛否の声を聞きます。
 
悲しいかな、良くやっているとの声より、やってることが良く見えない、もっとやるべきこと(給付金とか?)があるのではとの声が多い状況です。
 
そこで自分の考えを検証する意味で、同じ嶺南にて全戸に対する給付金やマスク配布などに取組む美浜、おおい、高浜(そこまで講じてませんが)との比較をしてみると、まず人口に関しては、おおよそ敦賀の約15%なのに対し、一般会計の予算規模は、敦賀の約25〜30%あります。
つまり、3町の財源的な優位性というのは、やはりあるのだと思います。
 
またH28に調査を実施した経済センサスのデータで比較すると、事業所数は、敦賀が3,347件に対し、3町はおおよそ480〜570件。
 
人口規模が違うので当たり前と言えば当たり前ですが、6〜7倍の事業所を有する敦賀市としては、これに従事する方の雇用や地元経済への影響の大きさに鑑み、事業(とりわけ中小企業)を持続的に維持してもらうことに優先度を置いた支援策をまず講じたという点は理解するところであり、私自身もそうすべきとの考えであります。
 
もちろん、限られた財源との条件の中での話しとしてです。
 
一方、先ほどあったような声が市民の皆さんの受け止めだとすれば、市にあたたかさを感じたり、寄り添ってくれてると思えるような取組みまでに至っていない、届いていないというのも現実かと思います。
 
もしかすると、個々の施策がどうこうというより、コロナ対策・支援策に関する全般的な市の考えや方向性を示す、強いメッセージみたいなものが見えないことに要因があるのかも知れません。
 
やってるというけど、市民が知らないのでは意味がないんじゃないか?との意見も伺っております。
その点もしかと認識し、私の立場としても対案を持って対応していきます。
 
※写真は、昨日に続き散歩でのクリップをご紹介します。

【黒河農村ふれあい会館からの眺め】

【敦賀南スマートインターへの曲がり角にある「黄色いじゅうたん」】

【黒河地区への思いが込められた高木孝一元敦賀市長の石碑。年数を経ても生きているその思いを感じました。】

【長谷の坂を登り切った場所にある、畑越しの良き展望ポイント】