嶺南広域行政組合議会定例会に初出席

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3271人と国内感染者数の最多を更新した新型コロナですが、昨日は敦賀でも1名が感染との発表。
 
この方は、関西電力の大飯発電所構内の工事に従事している協力会社従業員で敦賀市在住。
 
関西電力のプレス発表によれば、当該従業員の勤務実績を踏まえ、発熱の症状が出た12月21日から2週間前まで遡り行動履歴を確認し、事務所および同一工事現場において近接して業務に従事していた協力会社従業員等21名について、自宅待機の措置をとっているとのこと。
 
敦賀市在住ということで、保健所の指導に従い、濃厚接触者や関係者についても適切な検査対応がされていると思いますが、これから年末年始へと向かうタイミングでもあり、大きな感染拡大とならないことを願う次第です。
 
誰がなってもおかしくない新型コロナありますが、とにかく基本の感染対策を徹底いただくこと、感染者や医療従事者に対する誹謗中傷は絶対に行わないことだけは、僭越ながら私の方からも切にお願いさせていただきます。
 
何卒宜しくお願いいたします。
 
さて、昨日は敦賀市立図書館3階にて開催されました嶺南広域行政組合議会の定例会に出席。
 
この組合は、嶺南6市町の首長並びに各議会からの選出議員により構成しているもので、私は敦賀市議会内の会派構成の変更により期中から組合議員となったため、定例会はこの日が初出席でした。
 
定例会に先立ち行われた全員協議会では、円卓を囲むように首長と議員が並び独特の雰囲気の中、若狭町と敦賀市で議員交替となったため、私もご紹介いただいた後、一言ご挨拶をさせていただきました。
 
場所を隣の研修ホールに移しての定例会については、議題を令和元年度決算とし審議。
 
敦賀市議会の2名の議員より質疑があった後、採決を行い可決となりました。
 
この広域行政組合においては、嶺南の経済や観光、さらには北陸新幹線開業に向けた受け皿づくりなど各市町に対する支援事業を行なっている訳ですが、工夫次第でさらに効果的な事業も出来るのではと感じた部分もあるため、その点は今後、機会を捉え意見していきたいと思います。
 

 
また、以前より活動している嶺南の有志議員で構成する嶺南未来構想会議の取り組みにて、6市町すべてを回り最も感じたのは「人とつながり、まちを知る」ことの大切さ。
 
例えば、北陸新幹線に関して、敦賀の行政職員は「新幹線敦賀駅の東口(バスターミナル)からどんどん嶺南に行ってもらいたい」と真剣に思っているのに、そのことを敦賀以西のまちの行政職員が余り知らなかったり。
 
ようは、どのまちの行政職員も情熱を持って取り組んでいるのに、我がまちごと(点)になっていて、嶺南一体(線)になっていないことが非常に勿体ないと感じた次第です(特に北陸新幹線開業に向けては各市町でかなり温度差があります)。
 
風土や気質も似ている(と勝手に思っている)この嶺南地域の皆さんであることと、聞けばどの役場でも「嶺南全体で何か取り組んでいくべき」との声ばかりの状況を踏まえれば尚のこと、行政職員、議員、観光協会やまちづくり団体など、様々なジャンルで壁を取っ払い、人とつながり、相互にまちを知ることが、この先新幹線でつながる嶺南をより発展させることに不可欠と考えるところです。
 
少し偉そうに聞こえるかもしれませんが、そうして行政や民間を「つなぐ」ことが出来るのは議員の役割なのではと実体験として感じるところ。
 
思っているだけでは何も改善されませんので、ここも知行合一の精神を持って、昨日の広域行政組合然り、私自身、そうした場に出席出来ることをこれ幸いに思い、役割を果たしていきたいと考えます。