クリスマスに「桜」は散るのか

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一昨日、関西電力大飯発電所に勤める協力会社作業員(敦賀市在住20代男性)が新型コロナ感染と発表がありましたが、そのご家族(50代女性)がPCR検査の結果、陽性であったと昨日発表。
 
なお、この方は日本原電敦賀発電所並びに日本原子力研究開発機構ふげんの協力事務所に勤める協力会社社員であったことから、同日、日本原電・原子力機構ともにホームページ掲載などにてお知らせをしています。
 
同じ職場での、いわゆる濃厚接触者1名については検査中とのことでありますが、引き続き個々の感染対策徹底をお願いするところです。
 
さて、そうした中ですが、サンタさんにコロナは関係ないようで世間はクリスマス。
 
我が家はといえば、娘は大学で名古屋暮らし、息子は高3ということで、イブだクリスマスだと盛り上がることも余り無い訳ですが、今年は我が家のアイドル「きゅう」が癒してくれました。
 
と言っても、妻が買ってきたサンタの衣装を着せて撮影するというだけですが、普段と違う帽子なんかまで被せられてはやんちゃ坊主がじっとしてる訳がなく、何とか奇跡的に撮れたものを息子が加工したのがコチラ。
 

 
ワイワイ着せて喜ぶのは人間だけで、「きゅう」にしてはいい迷惑でしかないでしょうが…。
 
そんな我が家のことはさて置き、クリスマスイブに大きく報道があったのは「桜を見る会」に関する安倍前首相の会見。
 
既に安倍前首相は「収支報告書の作成に関与し、不記載を認識していたという証拠はない」という理由により、嫌疑不十分で不起訴処分となった訳ですが、そうした経過などを含め、本日25日は衆参両院の議院運営委員会でこれまでの国会答弁を訂正するとのこと。
 
法的措置はどうあれ、本件に関しては野党の追及などにより国会審議が一時混乱し、政治と金について疑念を持たれる切っ掛けとなったのは間違いのないところであり、この議院運営委員会の場で自身と事務所の全ての経緯を明らかにされるべきと考えるところです。
 
なお、昭和23年に政治資金の透明性を担保するために制定された「政治資金規正法」ですが、不祥事が起きるごとに改正が繰り返されたできたものの、未だザル法と揶揄されています。
 
つまり、同法で直接罪に問えるのは会計責任者らで、政治家が刑事責任を問われるのは会計責任者との共謀が認定されるか選任と監督の両方を怠った場合に限られ、極めてハードルが高いからであります。
 
これは、国会議員に限ったことではありませんが、今回の件を踏まえ、根本問題解決のため与野党でやるべきは本規制法の抜本改正でないかと思う訳であり、その点今後の動きに留意していきたいと思います。
 
いずれにせよ、クリスマスに桜の返り咲きとは季節外れも良いところですが、これで幕引きを図るのであれば散り際は潔く、日本政治のトップリーダーの姿に注視の一日となりそうです。